きらぼし銀行『夢』カップ 東京都夏季大会 初優勝

保護者の皆さんがたくさん写真を撮ってくださった中で、私がベストショットに選んだのはこちらの写真です。
ぜんぜんバレーボールではありませんね。応援団に手を振っている写真です。でも、それがよいのです。

私がお手本としている岡山県代表チームの「大元スポーツ少年団」チームの、全国大会での様子にとても似ているのです。はっきり言って、そっくりパクっていると言えましょう。それでよいではありませんか。全国優勝、ベスト4など数々の成績を残しながら、決して子供たちを追い込むようなことをせず、チーム全体でバレーボールを楽しんでいるのが大元チームです。「たくさん試合をしたいから、3セット目まで行くことが嬉しい!」というようなチームに少しでも近づくことができれば、私たち矢口タートルズの愛する子供たちも、もっともっと輝く姿を見せてくれるでしょう。

それにしても、夏季大会初出場初優勝です。本当におめでとうございます。子供たち、やりましたね!!!
立派な表彰状と、優勝盾を手にして、この夏休みに一生懸命頑張ってきたことが間違いなかったんだと確信したことでしょう。

優勝後のミーティングで、子供たち全員発言をしてもらったところ、全員が「この夏休み、毎日練習を頑張ってきたことが、試合で出すことができた」と言っていました。
ある面から見れば、ありえない優勝だったと思っています。なぜなら、正セッターが第1試合の3セット目に、足の負傷でいなくなるという大ピンチに直面したからです。1セット目を取られ、いきなりのピンチ。2セット目も大接戦。10-10、15-15、19-16とリードしたのに、サーブミス、スパイクミスが出て20-20。一瞬、また2点差で負けるのかと心配しましたが、相手のスパイクミスとこちらのサービスエースで、22-20となんとか取り返す。
3セット目は、前半にサービスエース5本とスパイク2本を決めて10-6とリードしましたが、ここから相手の追い上げに合い、なんと10-9でセッターがラリー中に軽打を拾おうとしてしゃがんだ瞬間に足を負傷して退場というアクシデント。6月までの矢口タートルズだったら、ここで試合終了でした。ところが、今の矢口タートルズは、正セッターがいなくなっても、まだ3人はセッターができるように夏休み中に練習をしてきました。これがバッチリ機能しました。5年生を急造セッターとして試合継続。13-13と本当にナイスゲームになりましたが、なんと最後には、この夏休みに急成長したブロッカーがサーブで相手を崩して14-13。最後はネット上にあがったボールをブロックで相手コートに落として15-13。課題としていた最後の2点をしっかり取りましたね。これこそ練習の成果です。

さらには、チームの保護者の皆さんがチームを組んで、ものすごい高さのブロックで、子供たちの相手をたくさんしてくださったおかげで、アタッカー陣の点を取る手段が、強打だけでなく、たとえばアンダーハンドやオーバーハンドでも点を取れるという、頭の良いバレーボールに成長してくれました。相手が何をしてくるのか分からないほど、小学生が混乱することはないでしょう。打つと思ったら、前に落とされ、前をカバーしようとしたらエンドラインに落とされる。軽打を拾おうと動き出したら、強打で決めていく。

落としたセットも含めて、すべてのセットで、この夏休みに練習してきたことが出ていたので、不思議なことに私は負ける気はしていませんでした。

あらためて、ものすごい選手層になったなと感じています。
夏休みに立てた強烈な作戦を出すことなく、今日は勝ってしまいました。
もう少し練習を重ねて、「控え選手も含めて、全員で守って、全員で攻める」という、小学生バレーボール界であまり見ることのないチームにして、関東大会を目指しましょう。

東京新聞杯予選には、今日いなかった「秘密兵器」も登場させます。




個人成績

【サーブ成功率】チーム82.2%(合格は90%)
1位 I.H 94.4%
2位 T.H 92.9%
3位 F.Y 91.3%

【サービスエース率】チーム20%(合格は30%)
1位 N.A 50%
2位 F.Y 30.4%
3位 I.H 27.8%

【サーブ得点率】チーム45.6%(合格60%)
1位 F.Y 60.9%
2位 I.H N.A I.A 50%

【スパイク成功率】チーム過去最高79.5%(合格90%)
1位 I.H 80.8%
2位 F.Y 75%

【ブロック決定数】
1位 I.A 2本

【総得点数】
1位 I.H 30点
2位 F.Y 23点
3位 I.A 6点
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夏休み練習 圧巻の打ち上げ

8月31日。夏休みの練習が終わりました。これまでの30年以上の指導者生活でやったことのない練習日数をやりとげました。6週間の夏休みのうち、4週間(28日間)をバレーボール指導にかけてきました。

今日は練習を休んだ回数が3日以内の子に、毎年やっている「夏休み監督賞」をプレゼントしました。監督賞をもらった子が7人もいることにまずは驚きです。各家庭のご理解、ご協力ありがとうございました。キャプテン一人は欠席数0日。たぶん中学校や高校でもこれほど練習する部活動はめったにないでしょうから、たぶん人生で一番練習した夏休みということになるでしょう。

今日は私だけが知らなかったサプライズもありました。保護者代表の方から、「皆勤賞はキャプテンだけでなく、もう一人います。」と言われたときに、正直、(それは間違いでしょ。欠席0日は1人しかいないはず。)と思いましたが、そのあと、「もう一人の皆勤賞は先生です。」という発表。ああ、なるほど、確かに私自身がすべての練習に出ていたんだなぁと、なんだか不思議な感じがしました。ということで、私にも皆勤賞をいただくことができて、ますますやる気になりました(笑)。

夏休みに、こんなに体育館にいる校長は、日本のどこにもいないと自信をもって言えます。が、他の校長や一般の教員たちはどう思っているのでしょうね。教育界の誰が見ても、やりすぎだろうと思うでしょうが、う~ん、これが生きがいだからしょうがないとしか言いようがありません。いつも思っているのですが、この活動に対して、どんな立場(上下内外関係なく)の方であっても、その誰かが私に文句を言った瞬間に、私は現職を辞職をしてでも、この活動を続けるという覚悟をして行動しています。体育館にいる私は常に「背水の陣」で勝負している戦国武将だと思ってください。

また、私は学年経営や授業については、ありえないほどの自信をもっています。いつでも担任を引き受ければ、信じられないような高いレベルの学級集団に子供たちを育て上げる自信があります。それを捨てて、教育管理職になった理由は、この無私で行っているバレーボール活動には、財政的な後ろだてが必要であり、管理職手当(東京都の場合、月に副校長職約8万円、校長職約10万円)をそれに当てようと思ったからです。つまりそれほど、この小学生バレーボール指導を通して、子供たちが信じられない成長をとげていく姿が、たまらなく大好きだからです。

夏休みの3分の2を練習に明け暮れた矢口タートルズは、間違いなく過去最高レベルのチームになりました。明日の夏季大会ではとうぜん優勝をねらいますが、それは通過点でしかない。目指しているのは11月の「関東大会」です。それをねらえるだけの片りんを、今日の練習の最後に試してみました。もう少し時間をかけて練習すれば、セッターも含めた「6人攻撃」ができるチームに仕上げることができるでしょう。そんなチームは全国大会でもなかなかありません。

どこまでやれるか、自分たちの可能性にチャレンジすることを最高の楽しみにして、練習を重ねていきましょう。

私がイメージしている秋の試合は、このアンジュルムのような「ドンデンガエシ」です。
もりあがっていきましょう!

アンジュルム ドンデンガエシ / COUNTDOWN JAPAN 23/24


ついでに試合をしていて、このくらいにぎやかにできればいいなぁと思う。
矢口タートルズの子供たちは「大器晩成」です。
どんな試合もひっくり返せ!!!

「大器晩成」/アンジュルム(2024.6.19 横浜アリーナ) 佐々木莉佳子 FINAL「愛情の世界へ、君もおいでよ」
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選手層の厚さなら負けない!

今日も東京都夏季大会に向けての調整練習をしました。

今の矢口タートルズの強みは、ほぼ同じレベルのチームを2つ作れることです。これによって、他チームとの練習試合に出ることなくても、チーム練習で真剣勝負できることで、私の考えるチーム作りができる点にあります。
今、公式戦である程度通用するアタッカー(他チームならレギュラーアタッカーになれる子)は、6人に増えました。つまり大会で試合に出られないアタッカーがいるくらいのチーム状態です。競技方法が許すなら、2チーム出場させてもおかしくない状況です。

小学生バレーボールの現状としては、公式大会に出場できるのは、各団体1チームとなっています。ここにひとつの提案をしたいと思います。選手とスタッフがそろうなら、2チーム以上を出場させても良いのではないかということです。うちでしたら、「矢口タートルズA」「矢口タートルズB」として、大会出場できないでしょうか。(チーム裏事情では指導者資格をもつ大人がいないため、2チーム出場は無理です。)

私自身が小学生時代には、野球チームで東京都の上位にいたことがあります。
6年生の東京都大会では優勝することができ、関東大会に出場したことを鮮明に覚えています。
このチームは選手層が本当に厚く、ある小さな大会ではABの2チーム出場して、私がBチームのエースピッチャーとして投げ、なんとAもBも勝ち進み、A対Bで決勝戦を戦ったことがあります。

今回の東京新聞杯は、嬉しいことに混合の部に出場するチーム数が46チームと過去最高になりました。
それでも、男女大会、混合大会において、Bチームが出られる団体を公式チームとして認めることができれば、もっとチーム数が増えることになります。出場できる子供たちやスタッフの経験値も確実に上がります。
どこかのチームが、AチームもBチームも決勝戦に勝ち進み、あろうことかBチームが優勝するということがあっても良いのではないでしょうか。

いろいろな競技方法を柔軟に生み出していくことによって、小学生バレーボールをする子供たちがもっともっと増えることを願っています。


さて、今日の矢口タートルズの練習を振り返ってみると、「夢は限りなく広がる!」といった練習内容でした。
夏休み全6週間のうち、4週間も練習してきた力は、子供たちの中に確実に備わりました。
練習最後のミーティングでも次のように伝えました。

「おととい、東京新聞杯の監督会議に行ってきました。他のチームの監督が集まる会議だから、夏休みのことや、チーム状況のことを自然と話すんですよ。その話を受けると、矢口タートルズの君たちは、間違いなく夏休みに一番練習している。はっきりいって、ありえないほど練習している。東京で一番練習しているのだから、当然、日本一練習していることになるはずです。そのことに自信をもって、これからの大会にチャレンジしていこう。目標は都大会出場ではなく、関東大会出場に変えよう。」

あとは子供たちの力をすべて発揮させられるよう、私が命がけで挑むだけです。
心がしびれる9月を迎えます。

保護者の皆様の、全力応援をどうぞよろしくお願いいたします。
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東京新聞杯の組み合わせ決定

昨日(27日)、国立オリンピック青少年センターで行われた東京都混合チームの代表者会議は、参加チーム数が46チームに増えたことにより、どのような競技方法が適切なのかをチーム代表者全員で時間をかけて話し合いました。19時から始まった会議は、競技方法を決めて、大会日程決定まで2時間もかかり、終わったのは21時を回っていました。

私がまずはじめに感謝したいのは、この会議の前に様々に競技案を出してくださった混合役員の皆さんに対してです。代表者会議前日にその資料が送られてきました。それを見た時に、私の気持ちはすでに役員の皆さんのご苦労に対しての感謝の気持ちでいっぱいでした。46チームもある中で、2チームがシードとして都大会決定。残り10チームをどのように出していくか。東地区と西地区をどのように分けていくか。考えなくてはならないことは本当にたくさんあったんだなと想像しました。その結果、なんと第5案まで競技方法を提案してくださった役員の力量は素晴らしいと思いました。

代表者会議では本当に多くの意見が出されて、練りに練った競技方法に、皆さん同意できたと思います。

混合大会の難しさは、その大会ごとに、出場チームが増えたり減ったりすることにあります。
今回の東京新聞杯も、私の感想では、
「あれ?あのチームが出ないけどどうしたんだろう?」
「へえ、あのチームが混合に出てきたんだな。」
と、けっこう驚きました。私が驚くのですから、役員の皆さんは試合調整するのは、毎回大変だと思います。


さあ、矢口タートルズの皆さん、東京新聞杯の試合が決まりました。
心してほしいことは、どんな組み合わせになったとしても、夏休み6週間のうち、4週間も練習してきた私たちは、「全部勝つ!!!」という強い気持ちで挑みたいと思うのです。

今回の組み合わせ。9月1日の東京都夏季大会も合わせて、願った以上の最高の運に恵まれています。まるで夏休みに異常な回数の練習を頑張りぬいてきた私たちを応援してくれるような、これ以上ない位置に入りました。

再確認します。目指すは最高レベルの目標にしましょう。
それは、東京新聞杯で東京都の代表チームに勝ち抜き、11月の「関東大会優勝」です。

「宣言すれば夢は叶う」
これまた私が教員として、奇跡を起こしてきた合言葉でもあります。
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2024年 今年の夏休み こんな思い

ZONE「secret base ~君がくれたもの~」MUSIC VIDEO


この歌って、20年前に辰巳ジャンプの子供たちが井上車の中でいつも歌っていた曲です。
20年たって、今年の夏休み。矢口タートルズ。
私の人生でこれほどの日数、バレーボールの練習をしたことはありません。
大きな希望をもって、これからの大会に臨んでいけたら最高です。
子供たちに最高の思い出を作れたらと思います。
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すごい伸び方だ! と思う

暑い夏の日々に、一生懸命練習を重ねて、子供たちの技術が上がってくると、指導する側としては、これまでレベルが合わなくて指導できなかったことを、いろいろと試したくなってくるのが人情です。

今日も私の予想を超えて、子供たちのサーブ力の高まりを見ることができました。
レセプション練習のために、5,6年生に15本ずつサーブを打たせる練習をする際に、「15本だからその1割を考えたら1.5本。ということは2本サーブミスしたらサーバー交代にしよう。」といって始めた練習で、15本ノーミスや、1本だけのミスで15本全部打ち切った子がほとんどでした。素晴らしいですね。サーブをミスしないだけでも、夏季大会や東京新聞杯では大きな力となります。

高学年の裏で、1,2,3年生の成長も本当にすごい伸びだと思わせます。
今日はS.Yさん、S.Mさんの姉弟2人の手首には、おそらくお母さまが書いた文字がありました。まるで試合に臨む選手のように、練習の注意事項が書かれている手首に、「我が子はもっとできる!!!」という親の気合を感じました。いいですね!
私は、この夏休みの低学年の子供たちの伸び方はすごいと思っています。

徹底的に指導してきた「サイドラインからボールを出さない」ということについては、かなり定着しましたので、次は攻撃の工夫を入れてみました。高学年になると、算数では小数点以下の位について学びますね。これをバレーボールに応用することを試みました。小数点以下の感覚で、細かい攻めをしていく練習に入りました。くわしいことは当然、「企業秘密」です。

夏休み、28日間も練習してきたのだから、自信をもちましょう。

矢口と試合をするチームの子供たちが、完全に混乱するようなバレーボールをする練習を重ねていきます。
そしていつの間にか勝ってしまうというミラクルバレー(奇跡のようなバレー)を実現しましょう。

東京新聞杯で目指すは都大会出場ではありません。
関東大会出場です。
目標は高ければ高いほど、私たちの力が高まります。

関東大会は11月16日(土)、17日(日)に茨城県で行われます。
行きたいですね、茨城県の関東大会。
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多様なバレーボールパターンの可能性

今日も16名の子供たちが朝から練習に参加し、いろいろと工夫しながら練習をしました。

今、正アタッカー2名と正セッターを反対コートに入れてサーブやスパイクで攻撃させ、残りの5,6年生の守備力を強化しています。このチームを指導し始めてから、なんと初めてのことになる「2枚ブロック」のレシーブフォーメーションを組むと、アタッカーのスパイクコースをとてもよく読めるようで、決まったと思うスパイクを拾い上げるプレーが増えてきました。攻撃しているアタッカーの方も、「あれ?拾われてしまう?」という思いからか、自然とフェイントや軽打をおりまぜるようになって、明らかに決定力は伸びています。相互効果が上がるように練習内容を考えてみたのですが、ねらい通りに成長してくれると嬉しいものです。
スパイクを決められても、「すぐにバックの3人で話し合って、フォーメーションを修正していくとボールが落ちなくなるよ。」「ブロックの位置もレシーブ側の方が見えているから、指示するといいよ。」この2種類の言葉かけで、コート内の会話内容は大きく変わっていきました。

3年生以下の子供たちも、この夏休み練習で、ものすごく上手になりました。最近、4メンレシーブなどでセッターポジションをやらせている2年生のNさんに、今日の対人パス練習で6年生のエースと組ませて、50回落とさないでアンダーパスをするという課題を示しました。それを書いたホワイトボードを見たときには、「え~? 私だけアンダー50回なの? な~ぜな~ぜ???」とつぶやいていましたが、期待通りにノーミスでたちまち課題をクリアしました。このように、小学生バレーボーラーというのは、伸びるときは信じられないスピードで伸びていきますので、指導する大人は、指導することをやめられなくなる麻薬性が高いのです。

いつのまにか、東京都夏季大会まで9日となってしまいました。一気に走り抜けてきた2024年の夏休みもあとわずかです。
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練習回数の差はこんなに大きいのかと感じさせられる

今日から高学年の子供たちのほぼ全員が練習参加することになり、いよいよ夏季大会や東京新聞杯に向けての最強チーム作りに入りました。

毎回、夏休みは各家庭の予定を優先してくださいとお伝えし、休まない子はほとんど休まず、休む子は1週間以上休む場合もあります。今年は指導する私自身の夏の予定をほぼすべてキャンセルし、毎日練習という大きなチャレンジをしました。この練習予定に合わせて休まずに練習参加した子と、ちょっとの期間、練習を休んでいた子の技術の差がこんなに大きく開くとは思いもしませんでした。まさに「練習はウソをつかない」という言葉通りの差となっています。休みを入れた子たちは、本気でみんなに追いつこうと決意する必要があります。これからの猛練習で休んだ分を取り戻せるよう頑張ってほしいですね。

どんな差が出ているのかというと、
(1)サーブの安定感がちがう。
(2)サイドラインからボールを出さない。コート内に残すという感覚に、かなり差が出ている。
(3)相手からどんなボールが来るかという、予想する感覚に大きな差が出ている。
であるから、今日ボールが落ちる場所が、練習の休みが多かった子のところばかりだったのです。
明日からまた、こうした欠点を無くしていく練習になっていきます。


さて、まるまる1日練習をしているわけではなく、午後から休暇を取って、教員としての自己管理・自己研鑽も行っています。
今日も午後に病院に行って、2週間前に受けた「食道から胃の内視鏡検査・生体検査」の結果を聞いてきました。写真画像も見ながらの本当にていねいな説明をしていただき、5月ゴールデンウイーク明けの吐血で気付いた「食道潰瘍」はほとんど改善し、きれいな状態に戻っていました。「今後も定期的に診察をして、未然防止していきましょう」という医師からの指導を受け、食道関係の病気(食道潰瘍、バレット食道、逆流性食道炎)についてはコントロールできそうです。親切なクリニックと出会って本当に良かったと感じています。

自己研鑽の方ですが、私の手段として、自分自身のモチベーションをいかに高めるかということを目的に行うことが多いです。今やっていることのひとつに、2010年から2011年(東日本大震災直前直後 井上が副校長になる直前)にかけてドラマ放映されていた、学校ドラマにはめずらしく、校長先生を主人公にしたドラマ「スクール」の全話を見なおしています。ドラマですから、実際の校長がやっている仕事の何十分の一程度しか表現できていませんが、「子供たちのことを心から愛する」という1点については自分自身を見なおすきっかけになります。
江口洋介さん演じる民間人校長は「情熱が大事だ」というテーマを投げかけてきます。そういう意味では、私自身もこの夏休みにずっと休まず体育館にいる校長など、日本に私しかいないだろうと自分勝手に思い込み、情熱だけは誰にも負けてなるものかとモチベーションを上げているわけです。

スクール! 8話
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サイドラインにチームの壁を作る練習

練習すればするほど、着実に技術を高めている矢口タートルズです。
この夏休み、異常な練習予定を組むから、家庭の判断で休ませてかまいませんということを伝えた上で、日曜日をのぞく、ほぼすべての日を練習日にしました。たくさん練習していますから、高学年はより高いレベルに達していますし、低学年はバレーボールを始めて半年もたっていない子供たちですが、最近はボールを落とさずにつなぐという感覚が身に付いてきました。みんなが休まずに練習参加しているからこそ、たった1か月の間に見違えるほどのチームになってきたのです。

高学年は夏季大会の優勝と東京新聞杯の都大会出場を目標にし、さらにはその目標を達成するためには関東大会出場をも目標にすることが求められます。そこで今週から、表題にある通り、サイドラインから絶対にボールを出さないという練習をくり返しています。エンドラインから出してしまうのはいたしかたなし。しかし、サーブレシーブ(レセプション)にしてもスパイクレシーブ(ディグ)にしても、何が何でもサイドラインからは出さない。まるでサイドラインに壁があるように、ボールを自分たちのコート内に入れていくということに強くこだわって指導を続けています。

今年のレギュラーチームの勝ちパターンは、
(1)サーブで先手を取って攻めていくこと
(2)ラリーに持ち込んで粘り強く1点を取ること
この2点です。
負けパターンは90%以上、サーブレシーブをコートの外に出してしまって簡単に失点することです。
そこでこの負けパターンを無くすために、サイドラインの中にボールを入れることに意識を強くもてるような練習を重ねていきます。サイドラインからボールを出すことが無くなれば、今のチーム力ならば、セッターも含めた6人ともスパイクを打てるところまで育っているので、ミラクル(奇跡のような)な攻撃をすることが可能です。子供たちは、見ていてすごく面白いバレーボールをしてくれると思います。

低学年のやる気もすごくて、ボールが手に当たらなかった夏休み前にくらべて、今ではボールの来るところへどんどん動いて、アンダーハンドでボールを上にあげることができるようになりました。この「つなぎ」ができるようになってくると、本人がバレーボールの楽しさを実感できますので、もっと上手になりたいという前向きな気持ちに火がつく状態になります。

明日、明後日が高学年全員がそろう日になります。
もう一度、夏季大会と東京新聞杯のチーム目標達成へ気持ちを高めて、サイドライン内でプレーするバレーボールにこだわった練習を重ねていきたいですね。
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練習中止判断は正解だった

写真は我が校自慢の100㎡(1アール)の田んぼの様子です。午前11時頃の風雨がとても強かったタイミングの写真で、稲たちはなぎ倒そうと襲ってくる風に耐えていました。稲はここ2週間ばかり、猛暑に対応するためか、水の吸い上げがものすごく、根もしっかり張っているのだと思われます。
大雨が降り注いでくれたので、田んぼの水はすぐに満タン。広い農園の作物たちにも久々にたくさんの雨が降り注いでくれたので、今日は野菜たちも生き生きとしています。これぞ恵みの雨ですね。

さて、練習の参加時刻となる午前9時の現場状況は、雨量も風力もそれほどではなく、練習を強行しようと思えばできたかもしれませんでした。しかし、帰宅時刻の12時頃には強烈な雨が降っていました。学校休校の基準となる「暴風警報」は区内に出ていたので、今日まで練習をどうするか判断を伸ばしていたとしても、やはり中止にすることになりました。早めに判断してあげたことで、子供によっては朝ゆっくり寝ていられたのではないかと思います。寝ることは体を休めるためには一番大事なことです。
明日からは夏季大会、東京新聞杯に向けて、チーム作りの仕上げ練習に入っていきます。

私自身も施設管理者として出勤はしておりましたが、練習時間だった3時間が空きましたので、せっせと執筆活動をして、様々な原稿を書き終えることができました。
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