5年生の決意

新チームのスタートにあたり、子どもたちに「背番号は何番がいいか?」を考えてくるように宿題を出してありました。今日の練習までに1週間、私自身が宿題を出していたことを忘れていましたが、子どもたちには大きな関心事だったのです。練習が終わった後、「先生、背番号は決めないんですか?」と聞かれました。そこで一人ひとりに何番を希望するのかを聞いてみました。

辰巳ジャンプは背番号1をキャプテンにしています。これまで新チームを引っ張ってきた3年生が当然キャプテンに立候補すると思っていましたが、予想に反して希望しませんでした。理由を聞くと、「私はキャプテンには向いていないと思うからです。」ということでした。本人がそう言うので、残念ですが、私から無理強いするのはやめようと思いました。

驚いたのは5年生がキャプテンに立候補したことでした。バレーボール経験が浅く、技術的にも精神的にも強くならなくてはいけない5年生ですが、4年生がいない分、この子がリーダーシップを発揮してくれるなら、チームとしてはその方がよい。やる気になった今こそ、たった一人の5年生を立派なキャプテンに育てるチャンスと思いました。きっとたくさん失敗をすると思いますが、その失敗経験をプラスに活かして、これまでのキャプテンに負けない力を発揮してほしいです。

決定した背番号は、この5年生の「1番」のみ。明日の練習で全員の背番号を決めるつもりです。
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