バレーボール文化の根付き

(この記事は、自校のサイトに掲載したものを転載しています。)

12月、多くの学年でソフトバレーボールの学習が行われています。
今日は6年生が試合をするということで、参観しました。
見てビックリしたことが、ある程度ラリーができているし、中にはアンダーハンド、オーバーハンド、スパイクの助走、スパイクスイングなど、バレーボールの基本技術を習得している子がいることでした。

本校のバレーボールについては、コロナ禍で活動に困っていたPTAからのご要望もあって、「ジュニアバレーボール教室」という名目で、希望する児童を相手に、校長自らバレーボール指導を続けてきました。
休み時間には、校庭の片隅に、簡易式バレーボールコートを作っておき、自然に練習できるように環境を整えたり、体育館遊びをする6年生はバレーボールで遊んでいることも多かったそうです。
要するに、バレーボール文化が子どもたちに根付き始めている段階にあるようです。

その結果、この学級にはバレーボール部員は1人しかいないのにもかかわらず、私が指導しているバレーボール部員ですら、なかなか身に付けられない「スパイク助走」「スパイクミート」を、いとも簡単にできるようになった子どもが現れたのです。
このことは、私にとってはけっこう衝撃的な驚きでした。そして、自然とスポーツ(バレーボール)に親しむ環境を整えてあげることで、伸びる子は勝手に伸びることを実感しました。
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