NHKに出演した動画です

ニュースウォッチ9で紹介されました。


もう12年も前のことになります。
「HNKニュースウォッチ9」で取材していただいたことを公開します。
この学級の子供たちは25歳になりますが、自分の特性を活かして社会で活躍している子が多いです。
教師やスポーツ指導者もいます。

マインドマップが教育に大きな効果を出すと確信した、この翌年に担任した学年が、私の教員生活最大のドラマを演じます。
5年生の時に、教育委員会にすら見放された崩壊した学年を、「私を担任にしてください。」と校長に具申して引き受け、6年生の1年間で「史上最高の卒業式」と言われるくらいにしていきます。
それを目の前で、生で見ていた若手教師は皆、異動した各学校で、幹部教員として活躍しています。
くわしくはこのブログの過去の記事の2009年のカテゴリーをご覧ください。
この年の経験が、今の私のほとんどの教育活動に影響しています。

マインドマップ指導を現任校でできていないということは、私の指導技術の5%も出せていないことの証拠なのです。
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「10年間もやるとネタが尽きるよ」・・・いいえ、それはないのです

12月28日、今年の最終練習日。年末にかかわらず、19名の子供たちと、6名の大人の方が練習に参加してくれました。
チーム結成からこの1年間、多くのご協力をいただきましたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

5年前には辰巳ジャンプVCの、たった7名の6年生を指導し、それを引き継ぐ下級生が入部しなかったために、チーム解散となったことを考えると、子供も大人も楽しくバレーボール活動をしている矢口タートルズVCのこの賑わいは、ずっと続いてほしいと感じます。私の頭の中にあるチームイメージ状態からすると、10%程度の到達度ですが、着実に前進していることは間違いありません。
1月には、いよいよ下級生チームが公式戦デビューをします。ほとんどチームになっていないですから、正直なところ、1勝でもできたら100点満点なのですが、大会に出るからには優勝を目指すことが大切です。そのために、1月4日から練習を入れました。具体的な目標に向かわせることで、子供たちは人生の大きな心の財産をつかんでいきます。学校教育ではできない、この目標意識がとても大事なのです。

さて、11月、12月と、何回も遠征試合に出ることができました。
私個人としては、5年ぶりの対外試合になりました。他チームの旧知の方々との再会は、人として本当に刺激的でした。

5年前は、私は学校の長ではなく、教育界では全国どこでも、最も忙しいといわれている副役職でしたから、毎週土日に1日中、体育館にいるために、異様なスピードで仕事を片付ける技術を身に付けてしまいました。同じ区の他校の副役職の方々からは、「東京で一番仕事が早い”副”だ」と言われるほど、さっさと仕事をすませてきました。朝、6時20分には学校にいましたから、朝のうちにほんどの仕事が終わっていたためです。ただ、今考えれば、私に精神的な余裕がなかったために、チームの子供たちや保護者の方々に、余計な負担を与えていたのではないかと反省もしています。

今回の遠征では、他チームの指導者から、「単独校で20人以上の部員がいるのですか?」とうらやましがられました。そのたびに、「学校の長の権限を生かしました。」と答えていました。そして、「できれば10年間くらいこの学校にいて、チームを作れることを希望しています。」と付け足しました。すると多くの方から「10年も長でいるとネタが尽きませんか?」と返ってきます。そこは「そうかもしれませんね。」と答えています。
しかし、学校の長として、3年目になりますが、現状、私の頭の中にある指導したいことの5%もできていないというのが実感なのです。ネタは尽きません。もっともっと指導したことがあるのに。10年でも足りないのです。私立学校であれば、長の人事権が公立学校以上にありますから、短期間で学校を急変させられるでしょう。公立学校は、6年間で教員が異動しなくてはならないという規定があり、教員や職員が入れ替わります。さらに昨今の教育現場事情では、どの学校も1年契約の産休代替教員が複数人いるのが普通です。こうなると、私の方針を徹底していくためには、同じことを毎年、繰り返し指導していかないと、定着しませんから私立学校の2~3倍は時間がかかるはずです。ですから、10年間やっても、私のすべてを表現できる気がしません。

長として日本中に影響を与えるくらいの成果を出し、有名になられた方々も、おそらく本当は自分のイメージしている100%をできたなどとは思っておらず、もっともっとできることがあったと感じているはずです。

バレーボール活動については、当面、連盟にチーム登録し、定期的な公式戦出場することを第1ステップと考えています。
第2ステップは都大会出場です。
現在の練習時間を考えると、ここまでできたら目標達成です。
練習時間を増やせるチームになれれば、次のステップに進むことが見えてきます。
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