今月中旬と予告された鉄コレ第23弾の発売を前に、財布の中にも秋風を感じる今日この頃ですが、さらに同時並行的かつゲリラ的に事業者限定鉄コレがオッサンの懐具合を狙ってくるわけで、誘惑は止まるところを知りません。そんな中、相鉄は先月、今春の3種塗装撮影会の記憶も覚めやらない9000系鉄コレをリリースする旨を発表し、改めて激しく巻き起こる物欲と金欠のビッグウェーブ……(^^;)。勿論、相鉄ネタにはそこそこ気合いが入っており点灯もするマイクロからも出るという確信があれば、見送るという判断も有り得なくもありません。しかし、6000~8000系と同様にマイクロが9000系を手がけるとは最早余り期待できないのも事実 (実際、新7000系は出ていませんし)。そして、細かいバグはさておき、鉄コレであればモールドは確かであると期待も出来ます。そこで、何はさておきゲットして、他の相鉄主力車両と並べたいと思いまして、昨日かしわ台にて開催された先行販売に朝から参戦し、並んだヲタが必ずしも多くなかったこともあって呆気なくゲットしてしまいました。
そこで、会場での《赤帯旧塗装バージョン・9月24日先行販売》電撃発表もあり (残念ながら24日は朝から晩まで絶対外せない代役なしの仕事があるため、海老名そうにゃんでの後日ゲットとなります……-_-;)、N化待ち車両がさらにたまってしまう前に早々にN化しなければと思いまして、昼過ぎに帰宅後シコシコとN化作業を進めてみました。
今回のブツはクハ9500・モハ9200・モハ9100 (ボックスシート) の3点からなっていますが、勿論クハ9700・モハ9100 (ロングシート)・サハ9600をどうするのか、そして何連を組むのかという問題がありますので、そこらへんは各自で検討されたし、ということになっています。個人的には今回、塗りが悪い可能性を考えて3セット購入し、当面6連・最大8連を組むつもりにしておりまして、悪い予想通りに先頭車の塗り具合がイマイチな個体がありましたので (3両中2両に青帯部分の毛筆タッチアップがあり、うち1両は見るに堪えない出来につき弾きました……-_-;)、とりあえず先頭クハ2両・中間モハ4両としました。サハを作りたい場合に備えて交換用屋根が付属していますが、床下機器パーツは無しということで、余ったクハからパーツをもいでそれっぽく見せるしかないでしょう。また、編成中にはロングシートのモハ9100も入れたいと思いましたので、モーターはモハ9200に挿入し、ロングシートパーツを捻出することにしました。
こうして方針を決めたあとは淡々と作業をするだけですが、屋根の外しやすさと嵌まりやすさ (先頭車正面の行先・種別表示器パーツは、屋根を外すと簡単に取り出すことが出来、それにステッカーを貼って再び窓パーツの奥に仕込めばリアルになりますので、先頭車の屋根外し作業は必須)、そして台枠の着脱のしやすさは完全ノーストレス♪ しかし……例によってキターイ品質なステッカーは、デザインナイフで切り出してもベトベトするため、車番と表示の貼り作業がやりづらいの何の……。しかし「相鉄体」数字フォントのインレタ等は売っていませんので、結局このベトつくステッカーで我慢しなければなりません。この作業をどれだけ上手くやるかで、見映えが変わってくることでしょう……。
ちなみに動力ですが、本来適合的なTM-09が製造中止となって久しいため、TM-17を昔購入したTM-09使用の釣掛車に入れて捻出することにしました。もっとも、即売会場では最初から対応動力としてTM-17を売っており、車輪の口径の僅かな違いにこだわらなければ、09と17のどちらでも良いということなのでしょう。
というわけで、いつもの鉄コレ通りといえばそれまでかも知れませんが、モールドは満足、細かい仕上げのキターイ品質にイライラ……という感じでしょうか。赤帯旧塗装はもっとキレイな仕上がりであって欲しいものですが、新7000系鉄コレのときは、僅かに後発となった新塗装バージョンで結構トンデモな塗り替えがあり、車体中央部のみ塗りが厚くてテカテカという惨状であったことに鑑みて (何度も半光沢を吹きまくってテカリ具合を調整したという面倒臭い記憶が……)、今回の9000系については「本来は同時発売の予定だったものの、赤帯旧塗装はバグを見つけたので土壇場で延期」ということでないことを切に願ってやみません……。
7時半前……鉄コレもだいぶ値上がりしたし、まあ余裕ぶっこいてスタート1時間半前でも超余裕だろうと思い、ダラダラと6時半前に起床してやって来たところ……確かに余裕過ぎ。滝汗。
というわけで、今から来ても結構余裕かと思われますが、最近の京急や相鉄鉄コレの即売会では、余裕ぶっこきモードな人々が開始直前にドドッと並ぶ場合が多々あるような気がしますので、そんなパターンになるのかも知れません。
なお、個人的には何と無く、神中鉄道時代のSLと、別府鉄道から出戻った2軸客車の見物サービスでもないかな~と期待していたのですが、今のところそんな気配があるのか否かも不明です。まあ、入口詰め所のすぐ裏に保存車が置いてありますので、撮れそうであれは撮るつもりですが。笑
8時半過ぎ……パッと見、100人も並んでいないのではないかと思われ、販売開始直前にトイレに行きたくなって列を離脱しても十分余裕という感じでしょうか。まさか全員が16セット購入するわけではないでしょうから……。
8時45分過ぎ……正門の中へ案内開始。廃車車両がトレーラーに牽かれて出てくる工場開口部付近が販売場所。即売そのものは工場の屋根の下ながら、開始までは屋外待機で、天気予報に反して晴れているため首筋がクソ暑い……。なお、モハ6001御開帳プチ撮影会といったお楽しみは無し。SLと客車は帰りに撮れそう♪
そして何と……販売カウンターの脇には、9月24日、赤帯旧塗装先行発売会のの緊急告知……。私は朝から晩まで絶対に外せない仕事……というわけで、何故今日売ってくれないの~?!