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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ名鉄6000系ワンマンをN化する

2016-08-28 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 パッと見、結構イケてるように思います♪ (個人の感想です)



 いもむしとの並び♪ (3400形はスカーレット時代4連ですが ^^;)



 1980年代における支線の超定番・HL車3730形との並び。



 SR車5500系との並びも、名鉄良き時代という感じです……。

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 鉄コレが始まってからしばらく、名鉄系のモデルは3700・3730・5200・第14弾の3800譲渡車、それにキハ20といろいろ出たものですが、最近しばらく途絶えていたような気がするのは私だけでしょうか。名鉄は、大名古屋民ヲタの皆様でしたら御執心も甚だしいかと存じますが、域外ヲタは余りピンと来ないようでもあり、首都圏南部の模型屋で名鉄系鉄コレの売れ行きが余りよろしくないのを眼にして、かつて中高坊の頃は名鉄に足繁く通った者として「名鉄鉄コレ、続かないのではなかろうか……」という危機感を抱いておりました。
 それだけに、The名鉄通勤車と呼ぶべき6000系の鉄コレが、まずはワンマン2連からリリースされるとの報に接したとき、まさに狂喜乱舞の感を抱き速攻で予約しましたし (笑)、こうして購入してN化すると顔面のニヤニヤが止まりません (キモッ!)。様々な車両と並べてみても、何とサマになっていることでしょう……。
 とりあえず、鉄コレでもこうして下ぶくれ名鉄ボディが可能であることが実証されましたので、次は是非名鉄の幹線~ローカル線直通列車の一時代を築いたAL釣掛7300系を宜しくお願いしたいものです。豊橋鉄道譲渡後のカラバリも出来ますし☆ しかし、豊橋鉄道鉄コレは総じて1800系を除いて余り捌け具合が良くない印象もあり (中古市場でも叩き売りアイテム化)、出るかどうかかなり心配しているのも確かです。あるいは、転クロ冷房車であるにもかかわらず足回りはHLな3780系なんてのもグッド! 否そもそも、膨大な形態を誇るAL車各種を是非体系的に鉄コレ化して頂ければ、涎が止まらなくなって発狂したパブロフの犬の如く (笑) 激しくゲットさせて頂くのですが……。

鉄コレ上田交通5252・5253をN化する

2016-08-26 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 今年の9月は早いもので、上田交通別所線750V時代の末日から30周年となりますが、この30年の間に別所線の電車は釣掛からカエル5000→7200→1000/6000と4世代も変遷し、しかも今や1000/6000はVVVFですから、さすが東急五島家出身地の電車は親会社から手厚く扱われていると感じます。そして鉄コレでも、既に出ている5250形と7200系まるまどりーむに加えて6000系がリリースされる旨発表されていますが、その間隙を突いて、知る人ぞ知る昇圧30年というタイミングを狙い (?)、5252と5253が発売されました。そんな5250形は、今も3両全車が地元で現存するという、まさに上田盆地・塩田平の近代文化財的至宝と言えましょう。
 また上田5250形は、中坊の頃から高1の昇圧時 (年齢バレバレ ^^;) にかけて私が最も狂った車両のひとつであり、第17弾として発売された際には、出来具合の素晴らしさにも感嘆し、思わず大量ゲットに走ってしまったものです。とはいえ、如何せん何個買っても全車同ナンバーというきらいがありました。それだけに、今回5252・5253が発売されたのは、富技様がもたらしてくれた干天の慈雨であると言えましょう♪



 その出来具合は、恐らく広東省の工場の中でも選りすぐりのスタッフをかき集めたであろうと思われるほどで、鉄コレの中では第一級のものであろうと勝手に考えておりますが、屋根上のオレンジの塗り分けが5251と比べて微妙に異なります。まぁ、気にするほどのものでもありませんが。
 しかーし!! そんな超逸品であるかに思われた今回の上田5250にも、唯一最大のバグが!! ヘッドライトパーツの差し込み穴が超ユルユル・ガバガバであるため、1パッケージあたり4個使われているべきパーツのうち1個が最初から欠品している……(@_@;;)。超ユルユル・ガバガバな穴に差し込まれた小さなパーツであるだけに、工場で農民工が手荒に封入する段階でポロポロと落下してしまい、その後の箱詰めの際に検品を行ったとしても全く気付かなかったという可能性大……。これは開封時に気付きましたので、早速富技の苦情フォームに入力したところ、約1週間後にヘッドライトパーツが無事届いて事なきを得ました。もし追加を送ってもらえなかった場合、微妙な色合いの青ヘッドライトであるだけに、他の鉄コレストックからパーツを取って塗り直しても、微妙に色違いとなる可能性もあり……本当にヒヤリとしました。
 この症状は、同時発売の琴電旧型でも発生しております (-_-;
 そこで、今般の上田5250と琴電を購入された方に、声を大にして申し上げます。ヘッドライトパーツは開封後ただちに、ゴム系接着剤で穴に固定した方が良いっすよ!!……と (激鬱)。
 この問題を除けば特に不満はないと申しますか大満足ですので、是非上田交通に関しては続編を宜しくお願いしたいところです。6000系は早速予約してしまいましたが、是非昇圧前の車両もいろいろと……。とりわけ、昇圧直前の相棒である平面ガエル・クハ290を早急にお願いしたいところです。ふだん5250の重連というのは見かけず、2連は基本的にモハとクハ or サハの組み合わせでしたし。

鉄コレ京成3500形未更新車をN化する

2016-08-24 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 RP誌のアーカイブス・セレクションは、出ればなるべく購入するようにしているのですが、先月発売となった『京成1950~70』はとりわけ見応えがありました。都心を挟んで京成とは反対側に住んでいる人間にとってなかなかよく分からない青電や初期高性能車の具体的来歴と豊富な形式写真が魅力的なこともさることながら、成田空港開港期の超ゴタゴタが、京成当事者の過激派への怒りを内にはらみつつ淡々と語られている内容は、まさに貴重な歴史的記録と言えましょう。そう、過激派と言えばやや聞こえはマシですが、その本質はテロリストに過ぎないわけで、極左・極右・宗教のいずれかを問わず、箸にも棒にもかからない愚昧な原理主義につける薬は無し。連中が夢想妄想する社会主義国家で同じようなことをやらかせば、即座に「社会安全危害罪」の類いで死刑となることは間違いないでしょう。「良かったな過激派どもよ、日本が自由で民主的な先進国でw」……こんな皮肉を、先日インドネシアから帰国した際、成田空港のあちこちに未だ神出鬼没する私有地バリケードを眺めながらふと思った次第です。
 そんなRP誌アーカイブをパラパラめくっていてもう一つ気付いたのは、何とそういえば!初代AE形と3500形が同世代だったのか!ということ。初代AE形は既に3400形となって久しいわけですが、3500の未更新車はなるほど相当年数が経っており、廃車となるのもやむを得ないか……と納得。というわけで、今週末の鉄コレ発売を前に急かされるように、夏の溜まった鉄コレいじり続編として、京成3500形をアップしたいと思います。



 かねてから巷では、京成という如何にも鉄コレ向きなシブい電車の宝庫が何故鉄コレと無縁であったのかについて、様々な憶測がなされてきたものですが、この3500形鉄コレはついにそんな下馬評を打ち破ったという点で、歴史的意義を有する逸品と言えましょう。少なくとも万年ドシロートの私にとって、この3500形鉄コレは、約10年ちょいの歴史を通じても極上クラスの美しいモールドと仕上がりを誇っているように思われ、アンテナを装着するにしても屋根を外さなくて良い最新設計も嬉しく (最近の新規リリースは大体そうですが♪)、さすが立石に本社がある富技の底力を見せつけているものよ……と唸った次第です。
 そこで、同じく最近 (?) リリースされた京成ステンレス車模型であるマイクロの3600形模型と並べてみますと……ムフフフ~ン♪まさに昭和末期以来の絶妙なコンビぶりが感じられますね☆ 京成と言えば、たまにスカイライナーに乗るばかりの神奈川県民ですら、こうして眺めているだけでお腹いっぱいになるのですから、これまでGMやマイクロに頼るのみだった京成沿線ヲタの皆様におかれては、さぞかし歓喜に浸っておられることと思います。
 さて今後は……この3500系鉄コレは早めに市場から消えたようですので、長い目で見て京成鉄コレがシリーズ化されることを楽しみにしています。マイクロやGMはいろいろな点でイマイチでしたし……。マイクロから3500形の更新車が発表されても、余りにも高騰しすぎて必ずしも触手が動くわけではなく、「鉄コレで更新車が出るのを待てば良いかな?」という気分になったりもします。とりあえず、3000番台以後の各形式及びその色違いが長い時間をかけてリリースされるのは目に見えていますが、個人的には青電を是非!!と思っております。新京成譲渡バージョンも展開できるでしょうし、そもそも最近ガレージメーカーから発売された板キットも、作るのは少々面倒ですので・・・(他に放置しまくりの仕掛品が多すぎ ^^;)。

鉄コレ東武8000系フライング東上をN化する

2016-08-13 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 夏の鉄コレいじりシリーズ、少々油断している間に時間が過ぎ去り、掲載の間隔が開いてしまいましたが、まだまだ仕掛品の山がありますし、相鉄9000系も出るということですので頑張らねば……。というわけで、既に秩父300・西武新101譲渡車と来ましたので、やはり線路がつながっている誼で東武8000系です。
 私鉄電車最大両数の栄華を誇った東武8000系もさすがに寄る年波には勝てず、伊勢崎線の浅草口と東上線の池袋口からは完全に姿を消しましたが、アーパー線こと野田線でも未だにひょっこりと来るときには来ます。そして、スカイツリーのお膝元の亀戸線や大師線は100%8000系であるうえに、キカスからの送り込み回送2連が複々線上を爆走する走りっぷりも往時を偲ばせるものがあります。とはいえ、そんな8000系を使って東上線末端部と越生線でカラフルな旧塗装が展開していること自体、8000系の斜陽を物語っているのかも知れません (まぁ、将来8000系が無くなったあとも、10000系列や30000系で同じことが出来そうだ・・・ということが、京王での実例から明らかですが)。



 そんな8000系の旧塗装シリーズは、実車のみならず鉄コレでも同時並行的に展開しており、しかも4連フル編成で販売してくれるために、モハ8200と8300で全く同じ床下になってしまうという心配もなく、安心して楽しむことが出来るように思います。最初に東武8000系鉄コレが事業者限定品で発売されたときにも、先頭車のみの2連、または中間車込みの4連で発売されていれば、後々まで在庫が残るどころか、逆に超人気車種として即完売になったと思うのですが・・・。
 というわけで、【東上線全通90周年】を記念して登場したフライング東上塗装バージョンも、思わず購入してしまいました♪ まぁ総じて、安定のモールドに安定の塗り具合ということで、いつも通りのサッシの塗り乱れを除けば (鬱)、特に文句の付けようはなく「ムフフ・・・♪」という感じで悦に入っております (^o^;)。ただとにかく、まだ乗っても撮ってもいないのが遺憾です。去る広瀬川原祭りの帰りに「きえふにいさん」様と川越で一杯やった際、東武竹沢でこれとすれ違いまして、つや消しマット塗装っぽい仕上がりの重厚さには良い意味で絶句させられましたので、早めに撮りたいものですが・・・(こればっか ^^;)。

 さて、東武鉄コレの今後はまず、破竹の勢いで発売される8000系の次の一手として野田線のアーパー線ロゴ入りバージョンが出るわけですが、これと並べるためにもGMの60000系とファミマ色10030系はいつか揃えたい……と思うわけです (嗚呼物欲……^^;)。一方、第23弾の7820系も来月以後発売されるわけで、さらには先日秋葉原のGMストアにて「パンダ商会」の鉄コレ3000系列用インレタを買ってしまい……やるべき作業が多すぎて「まいったなぁ~」という感じです (滝汗)。否そもそも、数年前にN模型いじりに手を染めてしまって間もない頃に出たGMの7820系キット、技術力不足を理由に放置してしまっており (爆汗)、GMからコアレスモーターの新動力が出たこともありますし、手を付けないと「もったいないお化け」が出て来そうな気がして来ました (^^;;;)。

鉄コレ国鉄型車両を中国緑皮色にする (1)

2016-08-02 18:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 最近は箱根登山=レーティッシュ、西武=京急、京急=台鉄、そして東武=台鉄と、友好交流協定を締結した(あるいは事実上そんな関係の)鉄道事業者どうしで塗装の相互乗り入れが流行っているようです。しかし、日本の事業者が新たに中国の国鉄または地下鉄・専用線と友好協定を結び、塗装の相互乗り入れを果たすことは恐らくないでしょう。今から約30年以上前、日中平和友好条約が結ばれてしばらくの間は、例えば東京駅=北京駅、上野駅=大連駅というように、駅(そして都市)どうしの姉妹提携なんてのもあったはずであり、そんな流れの頂点として「横浜博」(現在のみなとみらいで開催された) では前進型SLと人民型SLが展示され、子供心に興奮したのを思い出しますが……。しかしその後の中共外交の発狂により日中関係は激しく変動し、そんな提携もほとんど空文化していると思われ、CNR的イメージが日本に持ち込まれる可能性も皆無なわけで、「花の色は移りにけりないたづらに」といったところでしょうか。
 うーむ。京急で衝撃の台鉄藍色普通車が実現してしまったからには、共産趣味者のはしくれでもある個人的には、誰が何と言おうと、中国緑皮塗装を日本国内で拝む日が到来することを望みますが……まぁ有り得ねーわな。日本のアニメ『ラブライブ』が上海地下鉄2号線の全面ラッピングになっているという事例はあるようなのですが (私はアニヲタではございませんので、詳しい事情は存じません ^^;)。あとそういえば、鹿児島市電では友好都市である湖南省長沙市の名所を描いたラッピングを施していますが、これが現在唯一の「中国的イメージを出した日本の鉄軌道車両」ということになりましょうか。



 というわけで、「日本の鉄道車両に純正な中国緑皮塗装を塗ったシーンを見てみたい」という見果てぬ妄想は模型で再現するしかありません。そこで、先月横浜の犬屋で開催された鉄模フェス (いや~、この催し初めて訪れたのですが、特売価格からさらにレジで10%引きって美味しくないですか?!) にて超叩き売りプライスでゲットした鉄コレ秩父1000系デハ1100を種車に、緑皮塗装をお試しで塗ってみました。妄想設定としては……以下のいずれかという感じです (^^;

 (イ) もし日米開戦していなければ、日本の満鉄・満洲国利権は1945年以降も当然のように続き、やがて満洲国は高度な経済発展へ。そこで大連・奉天・鞍山・撫順・新京・ハルビンなどを中心に都市鉄道網が張り巡らされ、満鉄は日本国鉄101・103系の標準軌バージョンとも呼ぶべき車両を大量に製造。ところが事態は暗転……ベトナム戦争期における世界的な左派ナショナリズムと社会主義の結合に刺激を受けた漢人がクーデタを断行し、ソ連も助太刀して満洲国は社会主義化……やがて中国と合併。その結果、大量の日本国鉄新性能電車風車両が緑皮になった。
 (ロ) 1945年に日本が負けたのは歴史の通りとして……毛沢東の苛政による疲弊から脱却しようとする中国が日本との全面的な経済合作に踏み切る中、各地の都市交通整備に追われ始め、さりとて新たに地下鉄を造る費用はなし。そこで既存国鉄の都市近郊区間及び専用線のうち通勤輸送に適した区間を急ごしらえで直流電化。台車のみ製造しつつ、大急ぎで日本国鉄から老朽車両をゲットし、あたかも今日のジャカルタの如く日本中古電車ワールドが中国の一部都市で展開。
 (ハ) 日中関係の悪化にもかかわらず、民間交流には熱心な中国側から日本側への交流アプローチは続き、ついにJR某社または某民鉄との友好交流が実現。そこで日本側は「中国の鉄道といえばこの色」ということで緑皮塗装をボロい電車に塗り、パンピーは「何、この暗い色……」とドン引きしつつも、一部の共産趣味がかったヲタは大発狂状態に (笑)。
 
……とまぁ、こんな想定の下 (他にもいくらでも作文は可能?!)、非常に久しぶりに塗装作業をしてみたのですが、何と言っても久しぶりのため指先の感覚が失われ、作業は難儀……(^^;)。そして、何も考えずに窓の上下にクリーム帯を塗ったところ、「コレジャナイ」感が沸々と……。そういえばそうだ、窓上のラインはもうちょい細いのであった……(滝汗 -_-;;)。もうこの際割り切るか、それとも所詮試作車につき再びシンナー池に放り込むか、極めて困難な選択を迫られそうです (@o@)。