地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関西ぶらり鉄2019春 (8) 泉北50007000

2019-08-11 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海高野線を撮影している際に最も楽しみにしていることの一つは、泉北3500系をゲットすることですが、もちろん5000・7000系といった車両も好きです。関西に居ながらにして何となく関東風なテイストなのが南海の興味深さですが、南海の車両と比べても泉北の車両は関東テイストに思えるのは本当に不思議です。
 5000系は、折角カッコ良いのにラッピングになってしまった編成が多いのが残念ですが、それだけに標準塗装編成が来れば「超マジでキタ〜!」状態です (笑)。もっとも、そういうときに限ってカブられたり、辛うじて抜けてもまだ脇に顔が残っていたり、何だかなぁ〜なことばかりです。泉北ライナーとの並びであればまぁ良いじゃないか、という声も聞こえて来そうですが。



 いっぽう7000系は、何故か5000系を撮るときと比べてカブリは少ないですね……きっと私と相性が良いのかも知れません (妄想)。サイドビューが相鉄9000系の色違いのように見えて仕方がなく (^^;)、なおさら泉北車の関東的雰囲気を盛り上げているように思われます。7000系の貫通扉は1枚・2枚の2種類がありますが、個人的には1枚扉車の方が圧倒的に好みです。理由はまぁ、幌の存在もあってゴツそうに見えるからという程度のものなのですが (笑)。
 何はともあれ、泉北5000・7000系ともに、ガレージキットではなくメジャーどころからのN模型はリリースされていましたっけ? 個人的には、そろそろこれら両形式の鉄コレ化、またはマイクロからのリリースがないものかと熱望しているのですが、鉄コレはC国の賃金上昇の著しさによる価格高騰→販売数減少という悪循環があるためでしょうか (間違っていれば大変恐縮です)、あるいは私を含め巷のコレクターが相当程度お腹いっぱい、自宅の置き場圧迫につき購買意欲減退中という状況に追い込まれているためでしょうか……最近は事業者限定品も含めてかなりリリースのペースが落ちているように思えるのが残念です。

関西ぶらり鉄2019春 (7) 泉北3500系

2019-08-03 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海高野線で6200系が来るのは勿論素晴らしいのですが、それ以上に喜びが大きいのは、兄弟車といえる泉北3500系が来たときでしょうか。本数が6200系と比べて少ないから? 否……やっぱこの色でしょう♪ とくに正面の塗り分け方は、相鉄ファンにとってもグッと来るものがあります (笑)。



 そんな泉北3500系の鉄コレが発売となって久しく、私もゲットしたものですが、多忙に激しく押し流され、全然N化していないまま押入の奥で眠っていることを思い出しました……(滝汗)。ここのところ南海高野線にハマった勢いで、泉北3500系についても作業を進めたいものです (願望表明は簡単 ^^;)。

関西ぶらり鉄2019春 (6) 南海6200系

2019-08-01 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海高野線の中でもとりわけ東急8000系的テイストを漂わせる6200系は、VVVF化と内装ブラッシュアップを軸とするリニューアルを受けた編成が次第に増えつつ、縦横無尽に高野線の主力として走り続けています。また、たとえVVVFになっても基本は6000系列ですので、6000・6300系の2・4連を増結して、ラッシュ時には見事な混結長大編成となっているのを見かけます。6000系については先行き長くないことが明らかとなったのは残念ですが、相当な車両数を誇る6200系が今後もしばらく走り続けるのは目出度いことです。



 そんな6200系に新たに加わったのが、元8200系の編成です。8200系は界磁チョッパ+独自のコントローラを装備しており、他の系列と混結しないまま6連3本が孤軍奮闘して来ましたが、VVVF化ならびに制御機器の6000系列との共通化によって6200系50番台となり、活躍の舞台が広がったように思えます。顔が額縁かどうかの違いのみで、実質的には同じ電車……ということで、東京メトロ5000系と東葉高速1000系の関係に近づいたと言えそうです。
 そんな8200系及び6200系50番台、そろそろ事業者限定鉄コレでリリースされそうな気もするのですが (色も登場時と現在では異なりますので、一回の金型で二度美味しい)、さてどうなることやら……。


関西ぶらり鉄2019春 (5) 南海6000系

2019-07-12 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 このたび南海をめぐっては、なにわ筋線の建設が正式に認可されたり、高野線のすぐ脇にある仁徳天皇陵が世界遺産に認定されたりといった慶事が続いているところですが、このうち仁徳天皇陵については真横から眺めても面白くも何ともない茂みに過ぎませんので、全容が良く見えるという堺市役所をそのうち訪れてみたいものです。一方なにわ筋線につきましては、なんばの手前から新線を掘って新なんば駅を設け、さらにJRと合流して北梅田・新大阪に至るということですので、では一体南海本線と高野線それぞれの列車をどの程度なにわ筋に直通させるのか、そして現在のなんば駅の位置づけはどうなるのか、今後の車両計画全体にどう影響するのか、実に興味は尽きないところです。



 もっとも、なにわ筋線が開通する頃には、高野線を走る名車中の名車・6000系は完全になくなっているわけで、何とも残念無念……。否さすがに、なにわ筋線開通時点で車齢60年超の車両が直通運転に用いられるわけもないでしょうか (^^;)。
 何はともあれ、京急800形が引退した今や、大手民鉄の3〜4ドア通勤車としては最後の片開きドアとなった南海6000系……今日も4ドア・ギンギラコルゲート・二段窓・時代物のクーラーカバー等々、昭和な魅力を全身で体現しながら、急行〜準急あたりの主軸として最大限にブッ飛ばしています♪ 間もなく後継車両も落成して (8300系の高野線バージョン?)、2023年までに全72両が廃車となるとのことですが、とにかくも全車無事故・約半世紀活躍という不滅・黄金の記録を打ち立てつつ、有終の美へと走り続けて欲しいものです。

関西ぶらり鉄2019春 (4) 南海7100系

2019-06-29 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 いま大阪は、米国大統領と中国国家主席が揃い踏む、天下分け目の大坂夏の陣状態となっておりますが、G20に合わせてこれほどいろいろニュースを騒がせる出来事が起こったのは従来なかったのではないかと思うにつけ、いやはや、天道の巡り合わせの絶妙さに驚くばかりです。そして、かくも天下分け目の場であるがゆえに、天下のあらゆる耳目が大阪に注がれ、その結果として大阪のコッテコテな雰囲気と味覚がますます満天下に知られることになるのでしょう。かくして、関空となんばを結ぶ南海電車の空港急行は、さらなるカオスの大混雑になって行くことが明らかとなり、収入面では誠に御同慶の限りです (汗)。



 すると、現在急速に7100系を廃車し8300系を増やしている南海本線は、ますます儲かることで今後置き換えを加速させることになりそうですが、いやその前に、空港急行のさらなる増車と頻繁運転が必要だと思うのは私だけでしょうか? 最近では最早、6連の空港急行なんて、傍で見ていても超混み混みで、犯罪的ですらあります (爆)。
 というわけで、車両確保の必要上、7100系がもう少々余計に延命すると良いのですが……。とりあえず、7100系が引き続き「サザン」で来ることを期待せずにはいられません (優等列車に最古参車を使い続けるのはある意味でスゴい ^o^)。また、土日の普通列車も現在であれば割と7100系の4・6連が多いような気がしますので (平日の普通は高野線で余った2000系4連ばかりですが)、効率良く7100系の活躍を楽しむのであれば、今が最後の華と言えそうです。撮っているヲタはほとんど見かけませんし♪