地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

最後の活躍・鶴見線103系

2004-10-29 15:48:18 | 国鉄型車両


 3時の休憩中にもう一丁。「おまけ写真館」でアップしようと思いつつも結局アップしそびれていた、先月撮影の鶴見線103系です。浅野~新芝浦間の複線で撮影しました。これだけ草がボウボウに生えていて、しかも後ろにクレーンがあったりしますので、海沿いというよりも何やら炭鉱鉄道を想像させるような雰囲気が何とも言えないのですが、そこをガラ空きの103系が走るからこそワビサビが漂っています。これがもうすぐ205系になってしまうと思うと、信じられない以上に「似合わねー!」という気分です (^^;
 もう最近の鶴見線は、休日ごとに103系を追いかける「鉄」がかなり多いそうで、そんなんではまったり・ひっそりとした昼間の鶴見線情緒を味わえないだろうなぁ~と思います。そういう意味でも、先月までに主なポイントで撮りまくっておいたのは正解でした。

箱根登山・旧塗装復活

2004-10-29 01:11:00 | 地方民鉄 (東海道)


 大阪に出張した前日は、箱根で祖母の米寿を祝う一族の宴会をやってまして、翌日の朝の登山電車で小田原に戻ったあと「ひかり」で大阪に向かいました。そして、用務は午後2時からでしたので、それまでの空き時間で阪神電車を撮ったというわけです (目まぐるしい……@@)。

 でもって、箱根登山の新鮮ネタといえば、やっぱりこの旧塗装が復活したモハ2型 (カルダン化済) 108号! 天気がものすごく悪かったのですが、感度を自由に変えられるデジカメの威力と単焦点レンズの明るさに助けられて、何とかうまく撮ることが出来ました。ただ、普段ならスイッチバックの駅で交換するときに上下の列車が揃うまで1~2分のタイムラグがあるので、その間に結構撮れるのですが、このときばかりは上下同時進入で見事にかぶられてしまい (泣)、湯本行きが発車したあと強羅行きも出発するまでのごく僅かな時間でキメなければならず、緊張して手が震えてしまいました (-_-;)

 強いて言えば、3両編成のときに組むモハ1型 (こちらは釣掛のまま)2両固定編成も旧塗装にしてもらえるともっと映えるんですけどね~。ま、色違いの混結も好きなのでいいんですけど。(^^;

阪神オールド・ジェットカー

2004-10-29 01:01:24 | 都市民鉄 (近畿以西)


 これも出張ついでの撮り鉄。生まれて初めて阪神電車に乗りました (笑)。
 西九条→大物→野田という、ふつうだったら誰も乗らないルートを移動しまして (環状線ならすぐ ^^;)、特に西大阪線に辛うじて残っていると言われる赤胴の片開き扉車を撮ろうと思ったのですが、何と西大阪線で運用に入っていた3本中2本は最新のVVVFジェットカー……。(なお、残り1本は釣りサボ両開きの赤胴車でした。ジェットカーは本線と完全共通運用だと思いますので、この日西大阪線に青胴車が入線せず大ハズれしたのは余程運が悪かったのかも知れません)

 そこで、本線をロケハンして、野田駅で青胴ジェットカーと赤胴車の両方を撮ろうとしたら、これまた古いのは余り来ません……。阪神といえば割と古くて地味な車両が多いという先入観は、完全にブチ壊されてしまいました (TT)。特に、おとなしい顔立ちの赤胴車は西宮行きの急行でたまにやってくる程度……!

 そろそろ用務先に行かなきゃな……でも余り収穫がなかったなぁ……と思ったその矢先、やってきたのがこの電車! 何と、今どきの大手私鉄としては絶滅に近い釣りサボ! あとで阪神の公式ファンページを見たところ、前パン・釣りサボのジェットカーはこれが最後の1編成なのだそうです。これは本当に貴重な出会いでした!