「小沢閻魔帳サイト」の存在をご存じでしょうか。
小沢一郎ウェブサイト
(http://www.ozawa-ichiro.jp/)
の掲示板の中に「選挙」というページ
(https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8_b.php3?b_id=44&d_order=3)があります。
ここには全国のみなさんから小沢代表へのメッセージが書き込まれています。どのように“交通整理”しているのかは、分かりませんが「荒らし」はほとんどありません。最近は「頼むから民主党頑張ってくれ!」というような痛切な書き込みが見られます。
昨年の大晦日、ひとつ気になる書き込みがありました。
安住淳さん(宮城5区)の地元の方です。安住さんは前回、宮城県でただ一人、小選挙区で勝ち上がりました。数少ない現職議員として国対委員長代理という“前線部隊参謀長”として民主党の趨勢を決める大変重要なポジションをやる“頼れる兄貴”です。
(小沢一郎ウェブサイト内の投稿から引用)
当主 宮城 農・漁業・旅館業 40才代 2008/12/31 10:28
私は宮城5区の有権者です。
淳ちゃん、こまめな座談会に真剣に参加いたしました。、、、、、が、以前とは違い、話し方に謙虚さが感じられづ、残念でした。
もう少しで、間違いなく政権は交代ぜざるをえなくなります、政治家に必要な、基本、そしてみなさんの御蔭を様と謙虚さを、再度、認識いたしてがんばってくださいませ。
そうでないと、旧態以前の自民党の議員さんと同イメージになってしまうから。
とにかく、あともう、一歩です。
油断しないで、がんばれ、淳・淳・淳。
(引用おわり)
安住さんは連続当選4回。宮城5区は石巻港など漁業者の多い選挙区です。安住さんは1962年1月17日生まれですから、あすで47歳。投稿者の方は40歳代ということですから、同級生かもしれません。
安住さんは、ブログ「安住淳が斬る!」の昨年6月27日付エントリーで太平洋の海難事故について、次のように書いています。
(安住ブログから引用)
「政治の出番」2008年06月27日(Fri)
千葉県沖での海難事故の犠牲者や行方不明者の多くが私の郷里の人々であった。
冥福を祈るとともに、行方不明者の発見に全力を尽くして貰いたい。
私の地元の石巻地方は、江戸の昔から船乗りが日本一多い所である。 私も小中学校の同級生や前後の学年の何人かが亡くなっているし、毎年今回のような遭難で多くの犠牲者が出ている。
それだけ海で生きるということは厳しい環境であるのだ。(後略)
(引用おわり)
私は漁業のことは、あまりよく分かりませんが、石巻漁協は、カツオの巻き網漁船など遠洋漁業をやっているようです。
地球温暖化による黒潮の蛇行や燃油価格の高騰など漁業をめぐる環境は厳しさを増しているようです。その中で、漁に出かける方々にとって、国会で、東京で活躍する“淳”の存在は誇りでしょう。孤独な遠洋漁業のなか、「時化(しけ)になるとなぜだか分からないけど、“淳”の顔を思い浮かべるんだよな」という人もいるかもしれません。
平日ずっとテンションの高さを要求される国対を担当していれば、休日に地元に帰って切り替えるのは難しいことだと思います。安住さんが初出馬から政権交代一筋に活動してきた自負と自信が「謙虚さがなくなった」と感じられてしまったのでしょう。
安住淳という政治家はずっとずっと、「頼れる兄貴」、「頼れるオジサン」、「頼れる長老」の役回りを続ける運命にあると思います。それは東北&早大雄弁会の先輩である渡部恒三さんのように・・・ 安住さんが衆議院議長や法務大臣として鎮座ましましている光景は思い浮かびません。
召集日の国会で、現職議員は顔色が良く、輝いていました。年末年始しっかりと地元を回り、「頑張れよ」と言われ、休養も摂り、野党として最後の通常国会のために上京して、笑いが止まらないという風情。が、ここで傲慢になったら“自民党”です。
役職付きの国会議員も、地元では笑いをこらえながら、謙虚に主権者の声に耳を傾けてください。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」
第45回総選挙は政権交代のためだけの選挙ではありません。政治を主権者(国民)の手に取り戻す選挙です。
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