[写真]野田佳彦さん、国会内で、2016年12月26日、宮崎信行撮影。
野田佳彦さんは、平成28年2016年12月26日(月)の民進党幹事長としての記者会見で、筆者の質問に答え、
「新進党解党までは新進党です。解党と同時に完全な無所属となりました」
と語りました。
解党を決めた両院議員総会の前日である、19年前(1997年)のきょう、日本新党を創設した、細川護熙元首相らの「先行離党」による、「フロム・ファイブ」 には参加していなかった、との認識を示しました。
野田さんは、第41回衆院選の小選挙区で議席を失い、ノーバッジの前職でした。
野田さんは永田町での新進党分裂の動きとは遠ざかり、細川護熙さんがまとめた「政権戦略会議4党合意書」の署名と第2次民主党結党まで、無所属という、明日をも知れぬ暗闇に耐えていたことになります。
細川さんらの「先行離党」である、フロム・ファイブの結成は、一夜明けて、小沢一郎党首が新進党解党へと崩れ落ちる、引き金になったと考えられています。
(C)2016年、宮崎信行。
天皇陛下は、日本国憲法第7条第1項にもとづき、内閣の助言と承認により、国民のために法律を公布されました。
「公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法の一部を改正する法律」は平成28年12月26日法律114。ただちに施行。第192回臨時国会で話題になった、年金カット条項は平成33年2021年4月1日施行となります。国会では議案番号「190閣法54号」として審議され、14日に、自公維賛成、民共希反対で成立していました。衆議院で技術的な修正がありました。
「IRカジノ施設整備推進法」は議員立法で、最終的に成立した議案は「189衆法20号」。再延長国会の15日(木)に成立。自公維賛成、民共希反対。
法律番号は、平成28年12月26日法律115号となりました。年の納めの法律はIRカジノ推進法となりました。ただちに施行。
制定法律115本は、まあこのくらいかな、といった風情です。
この記事の本文は以上です。
(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
(http://miyazakinobuyuki.net/)
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