[写真]国民民主党の柳田稔参議院議員と玉木雄一郎代表、おととし2020年8月19日、宮崎信行撮影。
予算が成立しました。あすは、ロシアによるウクライナ侵略で首都を守るゼレンスキー大統領が衆議院第一議員会館のオンライン会場で演説。午後6時からの30分間のうち10分ないし15分演説します。但し、衆参両院も外務省も、何を話すかは分からないようで、支援の具体的中身が、日本の安全保障と領土問題に影響を及ぼすかもしれません。
【参議院本会議 きょう令和4年2022年3月22日(火)】
「令和4年度予算」が採決されました。記名投票の結果、総数237、賛成155、反対82で可決し、成立しました。立憲・維新・共産・れいわが反対し、自民・公明・国民が賛成しました。但し、今夏で勇退するため、最後の当初予算採決となった柳田稔さんは反対に投票しました。同じく勇退する立憲民主党の鉢呂吉雄さんは公式にIPU(列国議会同盟)の会合に派遣されているので投票していません。
「改正地方税法」(208閣法3号)と「改正地方交付税法」(208閣法4号)は立共れ反対、自公維国賛成で可決し、成立しました。地方税法は甘利明税調会長当時の固定資産税の商業地の上昇地点に限った据え置きを半減して継続する内容でこぶりな改正。地方交付税については、臨時財政対策債の整理に道筋をつける予算が示されたので、維新が賛成に回りました。
「改正所得税法」(208閣法1号)は立維共れ反対、自公国賛成で可決し、成立しました。住宅ローン所得税控除の縮小延長などの小ぶりな改正ですが、成立直前になって、アニメーターら継続的な労働の対価として報酬を得る白色申告の個人事業主が、税務調査を受けてその収入に関する記帳が足りなかったときに、重加算税を一定率上乗せするという内容があるとしてSNSで批判が出ています。税務署も追徴できる相手が減って困っているのかもしれません。
【参議院予算委員会 同日】
「令和4年度予算案」は19日目で締めくくり質疑。立憲はロシア経済協力26億円を問題視したほか、燃料対策が不十分だとしました。予算編成時から分かっていた原油先物に加えて、審議が始まった後のウクライナ侵略の両方の意味を含んでいると思われ、同党の西村ちなみ幹事長は同日の記者会見でさっそく補正予算の提案を4月上旬に提示するとしました。国民民主党は、衆議院では組み替え動議を出したことを強調しつつ、揮発油税のトリガー条項解除について不十分ながらも評価できるとして、賛成に回りました。
【参議院財政金融委員会 同日】
「所得税法改正案」(208閣法1号)の岸田文雄首相入り質疑を参議院分館の広い部屋で開催。賛成多数で可決すべきだと決まりました。この後「関税定率法改正案」(208閣法5号)が財務大臣から趣旨説明され審議入りしました。質疑は次回。
【参議院総務委員会 同日】
「地方税法改正案」(208閣法3号)と「地方交付税法改正案」(208閣法4号)は例年の相場観と違い、与野党国対が重要広範議案に指定しなかったので、大臣への質疑だけで採決となり、可決すべきだと決まりました。
【参議院議院運営委員会 同日】
先週金曜日に、予算審議中の本会議で2本の日切れ議案の審議をしましたが、このやり方は先例としないことを、与野党の議運・国対がきょうまでに合意しました。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
外国首脳演説の開催は、衆議院側が幹事をつとめる順番となっていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説は、あす午後6時から議員会館内で、開き、衆議院議長の挨拶、大統領の演説、参議院議長の挨拶の3部構成にすることが決まりました。
●あすの予定
憲法審査会の定例日は参議院が水曜日、衆議院が木曜日となっています。あすは参議院憲法審査会が開かれ、各党が5分ずつ意見を言う45分程度の会を開くことになりました。
予算が成立しました。あすは、ロシアによるウクライナ侵略で首都を守るゼレンスキー大統領が衆議院第一議員会館のオンライン会場で演説。午後6時からの30分間のうち10分ないし15分演説します。但し、衆参両院も外務省も、何を話すかは分からないようで、支援の具体的中身が、日本の安全保障と領土問題に影響を及ぼすかもしれません。
【参議院本会議 きょう令和4年2022年3月22日(火)】
「令和4年度予算」が採決されました。記名投票の結果、総数237、賛成155、反対82で可決し、成立しました。立憲・維新・共産・れいわが反対し、自民・公明・国民が賛成しました。但し、今夏で勇退するため、最後の当初予算採決となった柳田稔さんは反対に投票しました。同じく勇退する立憲民主党の鉢呂吉雄さんは公式にIPU(列国議会同盟)の会合に派遣されているので投票していません。
「改正地方税法」(208閣法3号)と「改正地方交付税法」(208閣法4号)は立共れ反対、自公維国賛成で可決し、成立しました。地方税法は甘利明税調会長当時の固定資産税の商業地の上昇地点に限った据え置きを半減して継続する内容でこぶりな改正。地方交付税については、臨時財政対策債の整理に道筋をつける予算が示されたので、維新が賛成に回りました。
「改正所得税法」(208閣法1号)は立維共れ反対、自公国賛成で可決し、成立しました。住宅ローン所得税控除の縮小延長などの小ぶりな改正ですが、成立直前になって、アニメーターら継続的な労働の対価として報酬を得る白色申告の個人事業主が、税務調査を受けてその収入に関する記帳が足りなかったときに、重加算税を一定率上乗せするという内容があるとしてSNSで批判が出ています。税務署も追徴できる相手が減って困っているのかもしれません。
【参議院予算委員会 同日】
「令和4年度予算案」は19日目で締めくくり質疑。立憲はロシア経済協力26億円を問題視したほか、燃料対策が不十分だとしました。予算編成時から分かっていた原油先物に加えて、審議が始まった後のウクライナ侵略の両方の意味を含んでいると思われ、同党の西村ちなみ幹事長は同日の記者会見でさっそく補正予算の提案を4月上旬に提示するとしました。国民民主党は、衆議院では組み替え動議を出したことを強調しつつ、揮発油税のトリガー条項解除について不十分ながらも評価できるとして、賛成に回りました。
【参議院財政金融委員会 同日】
「所得税法改正案」(208閣法1号)の岸田文雄首相入り質疑を参議院分館の広い部屋で開催。賛成多数で可決すべきだと決まりました。この後「関税定率法改正案」(208閣法5号)が財務大臣から趣旨説明され審議入りしました。質疑は次回。
【参議院総務委員会 同日】
「地方税法改正案」(208閣法3号)と「地方交付税法改正案」(208閣法4号)は例年の相場観と違い、与野党国対が重要広範議案に指定しなかったので、大臣への質疑だけで採決となり、可決すべきだと決まりました。
【参議院議院運営委員会 同日】
先週金曜日に、予算審議中の本会議で2本の日切れ議案の審議をしましたが、このやり方は先例としないことを、与野党の議運・国対がきょうまでに合意しました。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
外国首脳演説の開催は、衆議院側が幹事をつとめる順番となっていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領のオンライン演説は、あす午後6時から議員会館内で、開き、衆議院議長の挨拶、大統領の演説、参議院議長の挨拶の3部構成にすることが決まりました。
●あすの予定
憲法審査会の定例日は参議院が水曜日、衆議院が木曜日となっています。あすは参議院憲法審査会が開かれ、各党が5分ずつ意見を言う45分程度の会を開くことになりました。
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