[画像]両院オンライン演説にのぞむゼレンスキー・ウクライナ大統領、きょう2022年3月23日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
後半国会が始まりました。自公党首会談を経て、岸田文雄首相は緊急G7リアルサミットにたちました。追加経済対策を補正予算案として出す場合は5月の連休明け1週間以内の閣議決定がリミットです。
【両院・ゼレンスキー大統領オンライン演説 きょう令和4年2022年3月23日(水)】
ロシアによるウクライナ侵略にひかない、ユダヤ人のゼレンスキー大統領が、キエフから、「ウェブ形式の対面会議システム・ズーム」を使って、衆議院第一議員会館内の国際会議室をつないで、演説しました。ゼ大統領は、防衛装備品などの補給・後方支援には言及しませんでした。米議会で使った「リメンバー・パールハーバー」という言葉も、個別議員から大使館への働き掛けもあってか使いませんでした。ゼ大統領は、日本がアジア諸国の先陣をきって経済制裁を発動したことに感謝し、強化を求めました。国際連合などが機能不全だとし国連安保理改革での協調を促しました。
筆者自身は、幼少時から「アメリカは絶対善、ソビエトは絶対悪」とする世界観で生まれ育ちましたので、今日の国際状況は、安全保障上のリスクどころかチャンスととらえています。有色人種による世界史上最大の快事である日露戦争では私たち日本人を、ユダヤ人が国債や情報の提供で後方支援したことで初めて勝利が可能となりました。今回はその恩返しとして、プーチンに西と東を「JJ(ユダヤ人と日本人)」に挟まれ敵に回したことを未来永劫後悔させ、北方領土と日本を旧敵国とする国際連合を終わらせるエポックメイキングなときを迎えています。
[画像]衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
このきょう午後6時(あちら時刻は同日午前11時)のゼレンスキー大統領ですが、今もキエフで取材を続ける、田中龍作ジャーナル主催の田中龍作記者が開戦前の先月1日に大統領宮殿で撮影した写真。
[引用元]田中龍作ジャーナルから。
見ようによっては、ユダヤ人の利口なとっちゃん坊やという風情にも見えるゼレンスキーさんが、きょうは精悍な戦時指導者という風情で、世界にとって幸運だと感じます。
【衆議院国土交通委員会 同日】
枝野幸男委員はまだ質問の機会がありませんが、開会前から、十数年前には分館の委員会室への持ち込みが可能となっていたパソコンを持ち込み、励んでいるようでしたが、その3時間後の散会時にはネット中継で確認できる範囲では、枝野委員は見当たりませんでした。
[画像]パソコンを持ち込んで備える枝野幸男国土交通委員、前列の左から2人目、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
一般質疑3時間コース。最後に「所有者不明土地利用円滑化特措法改正案」(208閣法20号)が審議入りしました。この委員会では「宅地造成・特定盛土規制法案」(208閣法45号)も予定されていますが、理事会協議で208閣法20号が先に審議入りしました。
【衆議院外務委員会 同日】
国連安保理にリアル出席した経験を持つ岡田克也さんは、国際情勢の緊迫もあってか、きょうも開会直前までスマホをチェックしました。
[画像]開会直前までスマホをチェックする岡田克也外務委員、前列の左から2人目、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
【衆議院法務委員会 同日】
訴状の提出などがオンライン化されるなど本格的な改正となる「民事訴訟法改正案」(208閣法54号)が古川禎久法相から趣旨説明されました。この委員会では「刑法改正案」(208閣法57号)もかかりますが、弁護士の利便性が優先されたのか、とまで意地悪に書くこともありませんが。法相は首相特使としてポーランドに派遣されるというニュースも報じられています。また、階猛野党筆頭理事や共産党で国交から法務に移動した本村伸子衆院議員らが、ウィシュマさんの報告書で、2021年3月3日に「頭の中が電気工事をしているみたいに騒がしい。耳の奥で波の音がして聞こえづらい」と語ったとする記述がビデオと整合しないと、きょう指摘しました。事実なら、改竄どころか捏造。名古屋入管の法務省職員も憔悴しているとの声も聞こえてきますので、新生・入管庁で何がおきているのか膿を出す必要がありそうです。
【衆議院文部科学委員会 同日】
「博物館法改正案」(208閣法31号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。基本理念が、社会教育法に則りから、社会教育法及び芸術文化振興基本法に則りへと改正が入ります。私、前からずっと、社会教育という言葉が引っかかっていたので、今回の改正は本質的な条項が入っているように思います。
【衆議院内閣委員会 同日】
「経済安全保障法案」(208閣法37号・重要広範事案)と「それに対する対案」(208衆法10号=足立康史さんら提出)の実質審議が始まりました。与党内事前審査で罰則を公明党が削ったとする公明議員の本会議発言に対する問い合わせが野党から出ました。罰則がないため実質的効果がないとの意見が複数出たほか、国民民主党議員から法文の書き方で不自然な点があると指摘され、担当相と内閣法制局の答弁に納得しない場面もありました。
【衆議院財務金融委員会 同日】
「保険業法改正案」(208閣法10号)が採決され、共産が反対し、自民・公明・立憲など野党各党の賛成で可決すべきだと決まりました。
【衆議院農林水産委員会 同日】
「みどりの食料システム法案」(208閣法32号)と「植物防疫法改正案」(208閣法33号)の法案審査。
【参議院憲法審査会 同日】
水曜日定例の会が参議院でも始まり、石井準一幹事長代理(自民党本部と参議院自民党)、小西洋之さん、渡辺喜美さんらが会派の意見を述べ、自由討議となりました。衆議院はあすも開催。
【参議院災害対策特別委員会 同日】
二階俊博前幹事長案件の「津波対策推進法5年延長法案」(208衆法9号)を全会一致で可決すべきだと決めました。成立は来週。
【参議院ODA・沖縄及び北方特別委員会 同日】
「沖縄振興特別措置法などの改正法案」(208閣法21号)が趣旨説明されました。質疑は次回。衆では全会一致でした。
【参議院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 同日】
野田聖子・地方創生、牧島かれんデジタル庁、若宮健嗣デジタル田園都市構想の3大臣の所信に対する一般質疑がありました。3大臣ともはりつけとなりますが、質問は牧島、若宮大臣に集中。野田大臣は今国会でこれから審議入りする「こども庁法案」(208閣法38号と208閣法39号)で影響を発揮したいとの思惑を内に秘めたでしょう。
●あすの予定
総理は外遊。衆議院憲法審査会が開かれます。衆議院総務委員会ではNHK予算。思いやり予算、雇用保険法も審議されます。羽田次郎参院議員は、きょうのODA特別委に続いて、あすの外交防衛委でも質問に連投、今国会早くも3回目の質問に立ち、午後1時から林芳正外相に鋭く迫ります。【訂正 23:05】衆議院本会議は午後1時からあります。公開から十数分、事実と違い記載があったので当該部分を削除して訂正します。【訂正終わり】
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後半国会が始まりました。自公党首会談を経て、岸田文雄首相は緊急G7リアルサミットにたちました。追加経済対策を補正予算案として出す場合は5月の連休明け1週間以内の閣議決定がリミットです。
【両院・ゼレンスキー大統領オンライン演説 きょう令和4年2022年3月23日(水)】
ロシアによるウクライナ侵略にひかない、ユダヤ人のゼレンスキー大統領が、キエフから、「ウェブ形式の対面会議システム・ズーム」を使って、衆議院第一議員会館内の国際会議室をつないで、演説しました。ゼ大統領は、防衛装備品などの補給・後方支援には言及しませんでした。米議会で使った「リメンバー・パールハーバー」という言葉も、個別議員から大使館への働き掛けもあってか使いませんでした。ゼ大統領は、日本がアジア諸国の先陣をきって経済制裁を発動したことに感謝し、強化を求めました。国際連合などが機能不全だとし国連安保理改革での協調を促しました。
筆者自身は、幼少時から「アメリカは絶対善、ソビエトは絶対悪」とする世界観で生まれ育ちましたので、今日の国際状況は、安全保障上のリスクどころかチャンスととらえています。有色人種による世界史上最大の快事である日露戦争では私たち日本人を、ユダヤ人が国債や情報の提供で後方支援したことで初めて勝利が可能となりました。今回はその恩返しとして、プーチンに西と東を「JJ(ユダヤ人と日本人)」に挟まれ敵に回したことを未来永劫後悔させ、北方領土と日本を旧敵国とする国際連合を終わらせるエポックメイキングなときを迎えています。
[画像]衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
このきょう午後6時(あちら時刻は同日午前11時)のゼレンスキー大統領ですが、今もキエフで取材を続ける、田中龍作ジャーナル主催の田中龍作記者が開戦前の先月1日に大統領宮殿で撮影した写真。
[引用元]田中龍作ジャーナルから。
見ようによっては、ユダヤ人の利口なとっちゃん坊やという風情にも見えるゼレンスキーさんが、きょうは精悍な戦時指導者という風情で、世界にとって幸運だと感じます。
【衆議院国土交通委員会 同日】
枝野幸男委員はまだ質問の機会がありませんが、開会前から、十数年前には分館の委員会室への持ち込みが可能となっていたパソコンを持ち込み、励んでいるようでしたが、その3時間後の散会時にはネット中継で確認できる範囲では、枝野委員は見当たりませんでした。
[画像]パソコンを持ち込んで備える枝野幸男国土交通委員、前列の左から2人目、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
一般質疑3時間コース。最後に「所有者不明土地利用円滑化特措法改正案」(208閣法20号)が審議入りしました。この委員会では「宅地造成・特定盛土規制法案」(208閣法45号)も予定されていますが、理事会協議で208閣法20号が先に審議入りしました。
【衆議院外務委員会 同日】
国連安保理にリアル出席した経験を持つ岡田克也さんは、国際情勢の緊迫もあってか、きょうも開会直前までスマホをチェックしました。
[画像]開会直前までスマホをチェックする岡田克也外務委員、前列の左から2人目、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
【衆議院法務委員会 同日】
訴状の提出などがオンライン化されるなど本格的な改正となる「民事訴訟法改正案」(208閣法54号)が古川禎久法相から趣旨説明されました。この委員会では「刑法改正案」(208閣法57号)もかかりますが、弁護士の利便性が優先されたのか、とまで意地悪に書くこともありませんが。法相は首相特使としてポーランドに派遣されるというニュースも報じられています。また、階猛野党筆頭理事や共産党で国交から法務に移動した本村伸子衆院議員らが、ウィシュマさんの報告書で、2021年3月3日に「頭の中が電気工事をしているみたいに騒がしい。耳の奥で波の音がして聞こえづらい」と語ったとする記述がビデオと整合しないと、きょう指摘しました。事実なら、改竄どころか捏造。名古屋入管の法務省職員も憔悴しているとの声も聞こえてきますので、新生・入管庁で何がおきているのか膿を出す必要がありそうです。
【衆議院文部科学委員会 同日】
「博物館法改正案」(208閣法31号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。基本理念が、社会教育法に則りから、社会教育法及び芸術文化振興基本法に則りへと改正が入ります。私、前からずっと、社会教育という言葉が引っかかっていたので、今回の改正は本質的な条項が入っているように思います。
【衆議院内閣委員会 同日】
「経済安全保障法案」(208閣法37号・重要広範事案)と「それに対する対案」(208衆法10号=足立康史さんら提出)の実質審議が始まりました。与党内事前審査で罰則を公明党が削ったとする公明議員の本会議発言に対する問い合わせが野党から出ました。罰則がないため実質的効果がないとの意見が複数出たほか、国民民主党議員から法文の書き方で不自然な点があると指摘され、担当相と内閣法制局の答弁に納得しない場面もありました。
【衆議院財務金融委員会 同日】
「保険業法改正案」(208閣法10号)が採決され、共産が反対し、自民・公明・立憲など野党各党の賛成で可決すべきだと決まりました。
【衆議院農林水産委員会 同日】
「みどりの食料システム法案」(208閣法32号)と「植物防疫法改正案」(208閣法33号)の法案審査。
【参議院憲法審査会 同日】
水曜日定例の会が参議院でも始まり、石井準一幹事長代理(自民党本部と参議院自民党)、小西洋之さん、渡辺喜美さんらが会派の意見を述べ、自由討議となりました。衆議院はあすも開催。
【参議院災害対策特別委員会 同日】
二階俊博前幹事長案件の「津波対策推進法5年延長法案」(208衆法9号)を全会一致で可決すべきだと決めました。成立は来週。
【参議院ODA・沖縄及び北方特別委員会 同日】
「沖縄振興特別措置法などの改正法案」(208閣法21号)が趣旨説明されました。質疑は次回。衆では全会一致でした。
【参議院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 同日】
野田聖子・地方創生、牧島かれんデジタル庁、若宮健嗣デジタル田園都市構想の3大臣の所信に対する一般質疑がありました。3大臣ともはりつけとなりますが、質問は牧島、若宮大臣に集中。野田大臣は今国会でこれから審議入りする「こども庁法案」(208閣法38号と208閣法39号)で影響を発揮したいとの思惑を内に秘めたでしょう。
●あすの予定
総理は外遊。衆議院憲法審査会が開かれます。衆議院総務委員会ではNHK予算。思いやり予算、雇用保険法も審議されます。羽田次郎参院議員は、きょうのODA特別委に続いて、あすの外交防衛委でも質問に連投、今国会早くも3回目の質問に立ち、午後1時から林芳正外相に鋭く迫ります。【訂正 23:05】衆議院本会議は午後1時からあります。公開から十数分、事実と違い記載があったので当該部分を削除して訂正します。【訂正終わり】
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