[写真]若い女性客とホストクラブ店舗に向かうホスト、東京・新宿区歌舞伎町で、きょねん2022年8月、宮崎信行撮影。
警視庁が先月、女性客に対してホストクラブ売掛金の回収のために売春して金銭を得るようそそのかすことを禁じた売春防止法違反で東京・新宿歌舞伎町のホストの男を逮捕したことが分かりました。
従軍慰安婦を一カ所に集めて売春を強要して軍票で報酬を支払ったことで世界的に知られる日本人ですが、売春防止法第9条の「売春をさせる目的で、前貸し、その他の方法により人に金品その他の財産上の利益を供与した者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する」の規定が適用されたのは60年ぶりのようです。
今後は、警視庁による法律執行が注目されるととともに、売春強要や特殊詐欺などの、「収益を共有する集団」を大小問わず組織犯として、カネの動きを追い、立法化も含めて検討する必要がありそうです。
歌舞伎町の新宿区役所前通りから、トー横(新宿東宝ビル横)にかけて位置する「ホストクラブ」は若い女性が出入りし、接待・飲食・カラオケを提供。人気ホストが8割を稼ぎ、他の見習いホストがヘルプとしてもてなし、受付で金銭を支払うシステム。しかし、当日の支払いを猶予して、(ホスト側から見て、店舗に対して)「売掛金払い」とし、後日、女性客に精算を迫る方式をとっています。
このため、支払えない若い女性客が、区役所前通りから至近のトー横でアプリで待ち合わせたり、大久保公園で立ちんぼとして男性買春客(30代大手会社員が多い)と交渉してラブホテルに向かう「交縁」をしたりするよう迫ることが問題視されていました。
[写真]大久保公園(右側)前で立ちんぼで売春する女性、ことし2月、宮崎信行撮影。上の写真から見ると、右奥で、一本右側(JR新大久保駅側)に入ったところ。
大久保公園の立ちんぼは半世紀前からあり、ホストクラブの売掛金回収のために性風俗店で働くよう仕向ける「風呂に沈める」行為は以前からありましたが、コロナ禍の男女ともサービス業従事者の経済的苦境や、官民挙げての暴力団排除の成功の反動での無秩序から、3年ほど前から激増していました。
報道によると、被害女性が求められた売掛金は20万円で、40日間立ちんぼを実施。警視庁がきょねん摘発した50人のほとんどがホストクラブの売掛金(正確には女性客から見れば買掛金)の支払いを求められたことが理由だったようです。
筆者は、最も有名な都道である「明治通り」に面して占有許可を受けた機械販売会社のオーナー社長の子に生まれた関係から、小学生の頃から警視庁の要請で東京地裁から数メートル以内接近禁止命令が出ている暴力団幹部の元娘の登校を警護する役回り(コードネーム「副班長」)をつとめたこともあり、古物商免許と加えて、警視庁の主に生活安全部とは情報を共有しながら生きてきました。暴力団壊滅・街の洗浄化闘争では、所轄の滝野川警察署は暴力団が入れない地域として知られています。最近の官民運動は特殊詐欺集団の壊滅一辺倒となっています。
このため、暴力団壊滅で、歌舞伎町が逆に無秩序になっていることは気にかけており、明るい時間帯ですが、個人的にパトロールしています。また、この内容は、「商業者」「古物商」「下町」を理由として、間に一人以上挟んだうえで、東京の地下経済・裏社会に詳しいクリーンな民間人との認識のもと岡田克也衆議院議員事務所に提供して、今後の日本社会の動向を占いあっています。
[写真]トー横を早朝から自主的にパトロールする筆者、きょねん5月上旬、宮崎信行撮影。手前側が新宿東宝ビルで、右手前が「アイ・ラブ・歌舞伎町」のネオンサインがあるビル。
以上です。
警視庁が先月、女性客に対してホストクラブ売掛金の回収のために売春して金銭を得るようそそのかすことを禁じた売春防止法違反で東京・新宿歌舞伎町のホストの男を逮捕したことが分かりました。
従軍慰安婦を一カ所に集めて売春を強要して軍票で報酬を支払ったことで世界的に知られる日本人ですが、売春防止法第9条の「売春をさせる目的で、前貸し、その他の方法により人に金品その他の財産上の利益を供与した者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する」の規定が適用されたのは60年ぶりのようです。
今後は、警視庁による法律執行が注目されるととともに、売春強要や特殊詐欺などの、「収益を共有する集団」を大小問わず組織犯として、カネの動きを追い、立法化も含めて検討する必要がありそうです。
歌舞伎町の新宿区役所前通りから、トー横(新宿東宝ビル横)にかけて位置する「ホストクラブ」は若い女性が出入りし、接待・飲食・カラオケを提供。人気ホストが8割を稼ぎ、他の見習いホストがヘルプとしてもてなし、受付で金銭を支払うシステム。しかし、当日の支払いを猶予して、(ホスト側から見て、店舗に対して)「売掛金払い」とし、後日、女性客に精算を迫る方式をとっています。
このため、支払えない若い女性客が、区役所前通りから至近のトー横でアプリで待ち合わせたり、大久保公園で立ちんぼとして男性買春客(30代大手会社員が多い)と交渉してラブホテルに向かう「交縁」をしたりするよう迫ることが問題視されていました。
[写真]大久保公園(右側)前で立ちんぼで売春する女性、ことし2月、宮崎信行撮影。上の写真から見ると、右奥で、一本右側(JR新大久保駅側)に入ったところ。
大久保公園の立ちんぼは半世紀前からあり、ホストクラブの売掛金回収のために性風俗店で働くよう仕向ける「風呂に沈める」行為は以前からありましたが、コロナ禍の男女ともサービス業従事者の経済的苦境や、官民挙げての暴力団排除の成功の反動での無秩序から、3年ほど前から激増していました。
報道によると、被害女性が求められた売掛金は20万円で、40日間立ちんぼを実施。警視庁がきょねん摘発した50人のほとんどがホストクラブの売掛金(正確には女性客から見れば買掛金)の支払いを求められたことが理由だったようです。
筆者は、最も有名な都道である「明治通り」に面して占有許可を受けた機械販売会社のオーナー社長の子に生まれた関係から、小学生の頃から警視庁の要請で東京地裁から数メートル以内接近禁止命令が出ている暴力団幹部の元娘の登校を警護する役回り(コードネーム「副班長」)をつとめたこともあり、古物商免許と加えて、警視庁の主に生活安全部とは情報を共有しながら生きてきました。暴力団壊滅・街の洗浄化闘争では、所轄の滝野川警察署は暴力団が入れない地域として知られています。最近の官民運動は特殊詐欺集団の壊滅一辺倒となっています。
このため、暴力団壊滅で、歌舞伎町が逆に無秩序になっていることは気にかけており、明るい時間帯ですが、個人的にパトロールしています。また、この内容は、「商業者」「古物商」「下町」を理由として、間に一人以上挟んだうえで、東京の地下経済・裏社会に詳しいクリーンな民間人との認識のもと岡田克也衆議院議員事務所に提供して、今後の日本社会の動向を占いあっています。
[写真]トー横を早朝から自主的にパトロールする筆者、きょねん5月上旬、宮崎信行撮影。手前側が新宿東宝ビルで、右手前が「アイ・ラブ・歌舞伎町」のネオンサインがあるビル。
以上です。