[写真]小川淳也・衆議院厚生労働委員会筆頭理事、おととし2021年10月、香川県高松市で、宮崎信行撮影。
統一地方選前半戦の自民党の98議席減、立憲民主党の10議席増の勢いも受けて、与野党対決色が強まりました。
【参議院憲法審査会 きょう令和5年2023年4月12日(水)】
今国会2回目の開催。7分遅れで始まり、参議院の緊急集会に関する各会派の考え方について、発言し、参議院法制局長への質疑をまじえた議論となりました。
【参議院本会議 同日】
「地域公共交通活性化・再生法改正案」(211閣法17号)で、斉藤鉄夫国交相(公明党副代表)の趣旨説明とそれに対する質疑だけがありました。共産党はこの政策を統一選の目玉としていましたが、前半戦では不発となり4分の1の議席を失いました。田村智子副委員長は質問で「千葉県内の路線、JR東日本がバスを前提にしている」と指摘し、大臣は「JR東日本は再構築協議会で、バスを選択肢として出しただけだ。今後、JR東日本がバスにこだわるならば、省としても指導していきたい」と述べました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
「健康保険法改正案」(211閣法16号)が自公のみの賛成多数で可決すべきだと決まりました。
統一地方選前半戦の自民党の98議席減、立憲民主党の10議席増の勢いも受けて、与野党対決色が強まりました。
【参議院憲法審査会 きょう令和5年2023年4月12日(水)】
今国会2回目の開催。7分遅れで始まり、参議院の緊急集会に関する各会派の考え方について、発言し、参議院法制局長への質疑をまじえた議論となりました。
【参議院本会議 同日】
「地域公共交通活性化・再生法改正案」(211閣法17号)で、斉藤鉄夫国交相(公明党副代表)の趣旨説明とそれに対する質疑だけがありました。共産党はこの政策を統一選の目玉としていましたが、前半戦では不発となり4分の1の議席を失いました。田村智子副委員長は質問で「千葉県内の路線、JR東日本がバスを前提にしている」と指摘し、大臣は「JR東日本は再構築協議会で、バスを選択肢として出しただけだ。今後、JR東日本がバスにこだわるならば、省としても指導していきたい」と述べました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
「健康保険法改正案」(211閣法16号)が自公のみの賛成多数で可決すべきだと決まりました。
採決に先立つ対総理質疑では、立憲民主党の小川淳也前政調会長が「こども子育て政策よりも、防衛費を聖域化している」と防衛増税を批判。首相は「令和5年度予算においても予算全体の6割以上は社会保障であったり教育費に割り当てている」とはぐらかしました。小川さんは「防衛費優先するために法案(211閣法1号と211閣法20号)を出してるじゃないですか」と反撃しました。
小川さんは「私、大平正芳さんの地元なんですよ、香川。自民党宏池会はどうなったんですか。2%の防衛費、敵地攻撃集、団的自衛権。岸田さんの視線の先にはおそらく、自民党清和会があるんでしょうね。そしてそれは来年秋の自民党総裁選の再選を最優先に考えている。あらゆる政策決定の背景にそれがあるんですよ」としました。
小川さんは重ねて「3月11日に福島に行って中学生と懇談しましたね。そのときになぜ総理大臣を目指したかと聞かれて、一番権限が大きいだからだと言った。私これぞっとしたんですよこの報道を見たとき。総理は自民党右派に気を使って政治信条を軽々と飛び越える」「せめて、私はこういう社会にしたい。あるいはこの課題を解決したいだから総理大臣を目指したと言えるような総理大臣であるべきじゃないんですか」と語りました。首相は「派閥単位の議論に矮小化するなどということは全く考えていません」「どの立場であっても、この政治の責任を果たすために全力で取り組まなければいけない」とはぐらかしました。
【衆議院外務委員会 同日】
速報の記事で書いた通り、条約承認案12件のうち1件の提出が遅れています。きょうは、「日米宇宙協力協定」(211条約3号)「二国間航空協定に関する日・EU協定」(211条約7号)「サイバー犯罪に関する条約の追加」(211条約9号)の3つが趣旨説明されました。
【衆議院農林水産委員会 同日】
「グリーンウッド法改正案」(211閣法31号)が全会一致で可決しました。今回も、金子恵美ネクスト農相が独自の修正案を提出しました。先週木曜日の次の内閣で決定したのは「附則第4条に、政府が違法伐採の状況を勘案して適切に合法性の確認を確保する措置を検討する項目を追加する」などとした修正案でしたが広がらず。党は政府案について金子ネクスト農相に「一任する」と決定していましたので、政府案に賛成に回り、全会一致での可決となりました。
【衆議院内閣委員会 同日】
「医療ビッグデータ法改正案」(211閣法38号)が共産のみ反対して、賛成多数で可決すべきだと決まりました。
【衆議院法務委員会 同日】
「仮釈放者にGPS装着を可能とする刑事訴訟法改正案」(211閣法41号)は共産のみ反対、自公立維国の賛成多数で可決すべきだと決まりました。共産委員は、性犯罪刑法など犯罪の種類に応じた規制をすべきではないかとしました。
【衆議院文部科学委員会 同日】
「著作権法改正案」(211閣法51号)の質疑1巡目で、自公立維の4党だけで、次回に持ち越しました。
【衆議院国土交通委員会 同日】
「海上運送法改正案」(211閣法42号)が全会一致で可決すべし。
【衆議院経済産業委員会 同日】
重要広範議案「GX原子力規制法・電気事業法改正など電源法案」(211閣法26号)の対政府質疑。
【衆議院北朝鮮拉致問題に関する特別委員会 同日】
大臣らの所信に対する質疑がありました。この委員会はずっと見ていると、県議出身の当選1回生が「長年、拉致問題に関心を寄せていた」として質問を希望する傾向があります。そのため、議論全体として前に進んでいないというイメージを持たざるを得ません。
【参議院3つの調査会】
定例の水曜日の本会議後に開かれ、明石康さんらから意見を聞きました。
以上です。