前回の答はここに
熊野速玉大社の樹齢推定1000年といわれる、梛(なぎ)の大木です。日本で最大とのこと。それにしても、日常お目にかからない難しい字ですね。難読漢字テストに出題できそう(笑)。平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(清盛の嫡男)の手植えと伝えられる熊野権現のご神木です。魔除けの力があるとされ、熊野詣での人たちの帰りの道中の安全を祈願し、その葉を笠などにつけたそうです。
今回の旅では、かつて訪れたこともある熊野の山へ分け入りました。地元の人たちの話では、「世界遺産効果」も薄れたとのことで、観光客も少なく、大変静かな旅となりました。適度に暖かく、快適な旅でした。花粉症の私は、うっかり北山杉のことを忘れていましたが、熊野の神々のお助けか(?)、ほとんど支障なく過ごせました。帰宅すると、再発(笑)。
日本の旅の楽しみのひとつは、温泉。日本最古ともいわれる湯の峰温泉、有名なつぼ湯の近くの光景。皇族方も多数訪れられた由。
湯の峰温泉といえば、小栗判官伝説ですね。ストリーは、波乱万丈、そのまま小説や映画にできる面白さ。(小栗判官wiki)
明治22年まで熊野本宮大社がまつられていた大斎原の静謐な空気が印象的。
本宮大社の梅も美しく開花していました。