東京駅北口前夜景
Photo YK
2024年も残り少なくなった。クリスマスイブも平日であり、あまり特別な日という感じはしない。盛り場の電飾だけが華やかだが、寒々とした思いが募る。
振り返ると、今年1年、ウクライナでもガザでも戦火は消えることがなかった。ノーベル平和賞は日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)に授与されたが、言葉にならない空虚な思いが頭をよぎる。心から手を挙げて喜びたいが、過ぎ去った年月の重さが押しとどめてしまう。新年早々に戦火は消えるだろうか。人類は進歩しているといえるのだろうか。
Geroges de La Tour(1593-1652)
Le nouveau-ne/The Newborn
Musee des Beau-Arts de Rennes, France
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
『生誕』
Le nouveau-ne/The Newborn
Musee des Beau-Arts de Rennes, France
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
『生誕』
筆者の目の前には、今もこの作品のポスターが掛かっている。17世紀、人々は何を思い、今日を過ごしたのだろうか。