浅田次郎の本は初めて。
先日、60代のブログサーフィンをしていて、本という括りでクリックしたら、
よく読まれている本、というのが出てきて
まぁ、似たり寄ったりのものが上がっているわ、
という感想だったのですが、
まったく接点がなかった「蒼穹の昴」も入っていたので、私にとっての読むきっかけとなりました。
1880年代の中国清王朝の時代です。
長編です。文庫本で4冊かな?
読み始めると惹きこまれて、日曜日に一日で1冊目を読了。
家人は浅田次郎の創作だよ、言いますが、
それでも、清王朝時代の仕組みや暮らしぶり、知恵あるものが這い上がろうとするさまは、心魅かれます。
そういえば1930年代に至るまでの3代の物語は、パールバックの「大地」(これも文庫本で4冊の長編)です。私のような遅読家が何年かおいて2度も読んだのだから、この手の話は好きなタイプかもしれません。
テレビドラマ化もされているのかしら?
でも、本は面白い、というか出会えてよかった本、です。
ものを書く人ってすごいですね。
先日、60代のブログサーフィンをしていて、本という括りでクリックしたら、
よく読まれている本、というのが出てきて
まぁ、似たり寄ったりのものが上がっているわ、
という感想だったのですが、
まったく接点がなかった「蒼穹の昴」も入っていたので、私にとっての読むきっかけとなりました。
1880年代の中国清王朝の時代です。
長編です。文庫本で4冊かな?
読み始めると惹きこまれて、日曜日に一日で1冊目を読了。
家人は浅田次郎の創作だよ、言いますが、
それでも、清王朝時代の仕組みや暮らしぶり、知恵あるものが這い上がろうとするさまは、心魅かれます。
そういえば1930年代に至るまでの3代の物語は、パールバックの「大地」(これも文庫本で4冊の長編)です。私のような遅読家が何年かおいて2度も読んだのだから、この手の話は好きなタイプかもしれません。
テレビドラマ化もされているのかしら?
でも、本は面白い、というか出会えてよかった本、です。
ものを書く人ってすごいですね。
運命を変えられるのか、そんな人になりたいし、子どもが大きくなったら読ませたいですね。
大地を読んでみたくなりました。
20代の時司馬遼太郎にはまって、峠を読みました。
衝撃を受けた気がするのに、中身を思い出せないので(笑)また読みます。
筋運びが、興味をそそるように展開していくので、読者を飽きさせないテクニック大ですね。
あの時代の理不尽の極みのような社会がこれでもかと、目を背きたくなるほど描かれています。その混沌の中にも、頷かせるフレーズに出会えると、ついついひきこまれていくんですよ。
司馬遼太郎もお好きなんですね。私は後発の愛好家です。笑
長編OKのタイプでしたら、大地もいいですよ。
大学に入ってからは司書の方がこの本買いましたと新しい本が入ると紹介してくれたりして…。
本を読み感動でい来るということは若さがある証拠と母が晩年云っていたことを思い出しています。
汲んでも汲んでも汲みつくせないほどに、素敵な出会いを得ることがあります。
今読書中のこの本ではね、
<力(能力)のあるものほど、重い荷を背負って生きなくてはならない>
という趣旨のフレーズが出てきて、妙に納得している自分です。
本の中に出てくる人物たちのほとんどは、不本意な生を送らざるを得ない社会にいるのですが、そんな大勢の人物を描きながらも、作者は生きることのテーマとして、前記< >という旗を心のうちになびかせている、というところに感じ入っています。
私はきれいごとが好きなタイプといわれる人ではありますが(苦笑)、自分なりにできる精一杯をやりきること、そう生きられたら理想です。
それにしても、なんとラッキーな立場(国と時代)にいるものかと思っています。
<世の中は、力(能力)のあるものほど、重い荷物(苦難)を背負って生きなくてはならない。>