日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

私の個人的贅沢ですが。こんなメッセージを読むと、ひとっていいな、と思います。

2016-05-31 08:26:36 | 私の雑感あれこれ
国が違っても、ことばが違っても、動く心は通じていると。

以下の引用文は、今年、ケリー国務長官が広島を訪問した時、原爆資料館のゲストブックに残し、ご自身のツイッターに公開したもの。


世界中の全ての人々がこの資料館を見て、その力を感じるべきだ。核兵器の脅威を終わらせる責任だけでなく、戦争そのものを無くす誓いを、激しく抗いがたいほどの厳しさで思い出させる。戦争は最後の手段であり、決して最初の選択であってはならない。世界を変え、平和を築き、全世界の人々が欲している未来を作る努力を倍増させること。この資料館は、そのことを私たち全員に訴えかけている。


国務長官というのは、日本の外務大臣にあたる立場。ケネディー駐日大使やケリー長官の後押しがあって、今回のオバマ大統領の広島訪問が実現したとも言われている。
元首というのは、国を背負っているのだから、その重みは比較にならないと思うけれど、私には、軸足がぼやけた文章に思えました。
クレームをつけると、謝罪がなかったから気に入らないのか、と思われがちですが、決してそうではありません。

もし日本の国についてのもっと深く有能な専門家がいたら、なんて思う程度です。



付けたし:
多分、昨日の訪問者数はこれまでの10年余りで一番多かった、と思います。
川口マーン恵美さんの抜粋を読んでくださったと思うと、うれしいです。
そして、きょうも、ケリーさんのメッセージを載せたので、訪問してもらえると、またまたうれしいです。

自分の言葉で語る力などないものだから、惹かれる文章、うなずく文章に出会うと、「読んでみて」とつい言いたくなるのです。
ご訪問、そしてご一読くださったとしたら、ありがとうございます。

本当はタイトルにヒットする単語を組み込むと、もっと多くの方に来てもらえるかも、なのですが、そこのところは謙譲の何とか、です。苦笑
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引用文を書いておきたい気分です。

2016-05-30 20:43:27 | 
川口マーン恵美著「ヨーロッパから民主主義が消える」―難民・テロ・甦る国境―  (PHP新書)


のエピローグ「おわりに」の中の文章の一部を、自分用にも、書き留めたくて記します。



 ヨーロッパ人の搾取の歴史は長い。その建前がキリスト教の布教から民主主義の布教に変わっているとはいえ、彼らが一方的にアラブとアフリカの既存の秩序を壊し続けている事実は今も変わらない。イスラム過激派の台頭は明らかにその結果だ。ヨーロッパ人が、キリスト教徒の名のもとで犯してきた罪と偽善に気づかない限り、イスラム問題は永久に解決しないように思う。イスラム過激派はヨーロッパが育てたというと、言い過ぎだろうか。


中略


 日本はたまたま、アフリカにもアラブにも植民地をもたなかった。しかも、キリスト教ともイスラム教とも確執がない。だから私たちは、十八世紀より行われ続けてきた彼の地での搾取を正当化する必要のない、世界で唯一の先進国の住人なのである。つまり、いまアラブやアフリカで起こっていることを公正に判断しうるのは日本人以外にいない。その事実をしっかり自覚し、世界の平和に貢献するための、私たちは欧米人とは違った独自の視点をもっと活用すべきではないだろうか。




 2015年11月 もやもやとした不安に包まれているシュトゥットガルトにて

(※)川口マーン恵美さんは、ドイツ南部のシュトゥットガルト在住。ドイツ人と結婚し、大学生ほどにも成長した3人の子供を持つ日本人です。

最近読んだ一冊です。
今日は仕事で街中に行っていたのだけれど、帰ったら、↑ を書き写そう、そう思っていました。

オバマ大統領の、「我々は」という主語がその時々によって幾通りにも変化したような演説文に消化不良を起こしていたのかもしれません


これも、最近読んだことですが、司馬さんの本(※)に、これまでの日本という国は、今のヨーロッパの存在にもアメリカの存在にもなにも影響を及ぼしては来なかった。しかし、これからの日本は、それらの国々に有意義な影響を及ぼす存在となっていかねばならない、というようなこれからの日本人に対してエールを送っている文章がありました。

(※)司馬さんは今年が没後20年ですから、それ以上前に書かれた文章です。

明治以降の教育からでしょうか、欧米礼賛の気風がどこか漂っていて、同調することでよし、とするところがあります。でも、違うということが、大切な役目ができることもあります。そこのところを小心ながらも、ひとさまの書いたものをお借りして、自分の中で反芻したい気分でした。


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ひと雨ほしいと願い、雨音を聴きながら目覚めました。

2016-05-30 07:04:32 | 庭 5月
鉢物には毎日散水していますが、地植えのバラもそろそろ水が、、、と思われ、雨待ちのワタシでした。

昨夕は雨前の低気圧が近寄っているためか、風がありました。
五月の風は肌には心地よいのですが、私の視線はバラの枝葉のしなり具合に向かってしまいます。苦笑
幾本が支柱を立てたり、ワイヤーで誘引したりしていました。
でも、何度目かに庭に出ると、シューラネージュの幹の3本のうちの2本が横たわっています。ようやく成長軌道に乗りかけて、今度こそと思って膨らむ蕾に期待していたのに、です。

なんで?
と根元を覗くと、地表10㎝足らずのところでポキッと折れていました。
ええっ!
ショボーン、というわけにはいきません。
実は、先日、同時期に購入した4本組の1本であるハープシコードを剪定ミスで3分の2のほうを切ってしまったのです。※
またまた災難が、、、とも思ったのですが、そこは経験者、ビニールテープでテーピング処理をしました。
今朝は雨ということもあり、葉っぱがしおれていることもありません。ぜひ復活してほしいものです。





2年前だったか、ルージュピエールドロンサールのシュートが台風で折れてテーピングした2本です。骨折したところが太く盛り上がっています。






※ 頑張って蕾を付けていたのに、花木に申し訳ない気持ちでいっぱい。気長に待とうと思っています。

雨の中のコンパッションがきれいでした。


マリリンモンローの一枝についていた蕾が一斉に開花し始め。


そして、1輪をアップ


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運動会でホロッ。

2016-05-29 19:48:48 | 私の雑感あれこれ
昨日の土曜は最寄りの小学校の運動会に列席。
曇り空で大助かりです。
万国旗はためく校庭に1年生から6年生まで揃って、始まります。

1年生っていっても、ついこの間まで保育園児だった子たちです。
立派に整列している姿、校歌に口だってちゃんと動いています。
偉いものです。

整列している下級生のひとりの傍らに、先生が付き添っています。
なんだか、わたしはそこに視線が行ってしまいます。

下級生たちのマスゲームでも、ひとり動きが止まって座り込んだりしています。回りは特に動きを止めることなく音楽に合わせて動いています。つぎの体形への移動では先生が付き添って連れて行ったり。

ふつうに、自然に、ことは進行していきます。
きっと、その子のママも片時も目を離さず、みんなの演技の中にいることを見守っているのだろうな、と想像えしたりして。
ちょっと、涙腺が緩んできます。

発達障害という言葉は耳にしても、遠い誰かのことでした。
それが、一時のアクシデントで、我が家の問題になるかも知れなかったのです。

だから、たまたま障害児を育てることになった方々も、似たり寄ったりだったのが、突然当事者の立場になられたのでしょう。
子の育ちとともに親も育つ。

いろんな思いを経験しながら、5年6年と過ごしてこられたのだろうと、あり得たかもしれないこととして、見てしまいます。
だから、一生懸命配慮してくださっている先生にも、のほほんとしている本人にも、ググッと涙腺が、、、なのです。

たまたま我が家の場合元気で今に至っているのですから、その分どこかに還元しないと、私たち夫婦ではそこのところは一致しています。


話は遡りますが、その前の金曜は、インプラント治療の最終チェックの日でした。1本のインプラント治療に1年以上かかりました。
「急ぐことなく丁寧にお願いします」と伝えていたので、歯根もしっかり定まってからの治療進行でした。
その歯医者さんのお子様プレイスペースに、ウン十年前に息子が大好きだったおもちゃの後継版がありました。
学研のニューブロックという名称でした。最終日にこれに気付いたのも何かの縁。
さっそく、里帰り用のおもちゃとして注文しました。
土曜に注文して、日曜に到着です。
なにせ、男の孫が4人います。
我が長男がなによりも大好きだったブロックでした。
幼稚園の友達を自宅に呼んだときに、何よりも一番に、そのブロックを貸していました。
大事な友達を歓迎したくて、一番大好きなおもちゃを渡す、というのは、最高の歓迎のつもりだったのでしょう。
息子の個性と孫たちのそれとは違うかもしれませんが、あの集中して遊んでいた姿がまた見られたらいいなと思っての購入です。
つぎの帰省が楽しみです。うっふふ。









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ちょっと、肩すかし気味でした。

2016-05-29 15:14:04 | 私の雑感あれこれ
オバマさんの演説。

同時通訳で聞いているときは、
「我々は」から始まるフレーズごとに、

これは「アメリカ人のこと」かな?

これは人類全体のこと」かな?

これは、広島のこの場にいるみんなのことかな?

と、聞き分けないと筋がイマイチな文章に思えました。

ワイツゼッカーの1985年の演説やケネディーの就任演説などに魅入るタイプなもので、あのノーベル賞受賞のきっかけとなったプラハ演説の主でもあるオバマ氏だから、さぞかし、と実は期待していました。

謝罪するしないが取りざたされ、多分しないだろうということも察していました。
で、しないという選択をした中でも、心打つ表現というものがあり、優秀な彼ならば可能だと思っていたのです。

何度か取り上げた「マイドリーム」という本は、彼がハーバードロースクールで発行しているローレビューの黒人としての初めての編集者を務めたことから、自伝発行を持ちかけられて書いた著作です。
だから、文章を書く手腕に不足はないはずです。
蛇足ですが、アメリカのホワイトハウスを扱ったドラマのファンであり、大統領のスタッフは超有能ぞろいというイメージも持っています。
なのに、28日(土曜)掲載の翻訳文を読んで、私は響くものを感じませんでした。
よい演説だったという方、考えが違って相済みません。

「空から死が降ってきた」って、何?
意味深でドラマチック?いいえ違います。
アメリカが原子爆弾を落とした、という事実を、落とした側がカムフラージュしている表現に好きません。

「世界大戦は、最も豊かで強大な国の間で起きた。彼らの文明は・・・」
なんだか、日本とアメリカを形容するには、借りてきた猫的で的確でない表現に思える。

そして、ここの「彼ら」って、日本人のことであり、今目の前の聴衆にとっては、私たちにあたる人たちのことを指しています。

「キノコ雲の姿は、人類が持つ矛盾を強く思い起こさせる。我々を・・・・・、我々を自然と区別し、自然を自らの意志に従わせる能力は、大きな破壊的力も生み出した。」
マンハッタン計画を立ち上げ、実行したのは、アメリカであり、演説を聞いている聴衆ではないのです。
この演説は、多分に世界中で取り上げられるだろうから、世界の聴衆相手に語ったとも言えますが、それにしても目の前の人たちの立場無視のスタンスです。

「すべての偉大な宗教は愛や平和、正義への道を約束している。しかし、どの宗教も信条のもとで殺人が許されると信者を抱えてきた。」
とも。昨今のオバマさんの懸案事項でしょうが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と言った、根っこを一つとしている宗教はそうかもしれないけれど、それらと仏教は歩んできている歴史は別物です。

「科学の発見が効率的な殺人の機械を生み出すこともある。」
日本は、長く非核三原則を貫き、核保有国ではないのです。平和を第一として70年間派兵もしていません。日本のことを承知していない人が下原稿を書いたのでしょうか。それを忙しくて手直しもできなかった、、、。う~ん、人材豊富なホワイトハウスのはずなのに。


後段で

「我々は、その物語を語るために広島に来る。」
ええっ、聴衆は数知れず広島を訪れているし、初めて来た人に言われる筋合いはない、とちょっとムッとする。
数か月前に訪問したケリー国務長官が原爆資料館の訪問ノートにメッセージだったかに

多くの人が広島で起きたことを、訪問して知ってほしい、というような内容の文章が綴られていたよ合うに記憶しているけれど、この表現だとしっくりきます。

どうして、演説内容がしっくりこないのだろう。
オバマさんが核兵器のない社会に向けて努力していかなくてはならないという考えの持ち主であることは、承知できるけれど、どこか継ぎはぎだらけの、スタンスがぐらついている文章に思えてならない。

謝罪できない立場を踏まえつつも、短くても、国が違っても、もっと通じ合える文章って、あり得るはずなのに。


きっと、日本担当のスタッフに有能な人材がいなかったのだろう。
忙しくて、下書きを読み込んで手直しする時間がなかったのだろう。

そう思いたい。

あの資料館視察が10分足らずって、残念です。





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5月初めての予定の入っていない日曜日。でも庭。笑

2016-05-29 07:56:29 | 庭 5月
五月晴れも残り少ないのだ。大切に好天の一日を使いたい。

早朝の起き掛けは、ただひとまわりみてくるだけ、と自分に断って庭に出る。

でも、花びらを落としかけた姿を見ると、ついつい剪定鋏とバケツを取りに戻る。
足元に雑草を見ると、ついつい腰をかがめる。

で、30分はすぐすぎてしまう。

仕事ではなく、「ちょっとばかり、見るだけ」で、回れないことがほとんど。

今朝は、伸び放題になっていた、つる日日草をバッサパッサと刈り込んでバラなどの株元をスッキリさせた。
処分の草が一抱えもでる。

元気イマイチで成長しあぐねている株を見ると、あ~ぁ、根元に腐葉土を足して中耕してやればいいな、とチェックしたり。
なのだけれど、やることが目白押しで、追いつかないというか、手際が悪いのかも⇒わたし。と思って反省したりもする。

わたしはもう新しいバラは買わない。
今いるこどもたち(バラのこと)を、潜在能力いっぱい育ててやれば、それが最高だもの、などと自分と会話している。

ま、庭があるから、自分の心がアレコレ動いているわけで、まさしく「庭のおかげ」です。

で、今日のパチリ。

炎天下でも元気な草花ポーチュラカ4株。購入時よりだいぶ繁茂しました。


↑の挿し芽です。比較的伸びたものから、パチパチ切って順次挿し芽。倍増計画です。笑


左側はインパチェンスの挿し芽。


3年目の柏葉アジサイが迫力ある株に育ち開花。フェンスのバラの下部分が見えなくなるという被害にあっています。苦笑


クレマチス。白いフェンスにお似合いです。


バラ、クレオパトラ。しっかりとした蕾がびっしり。迫力あります。本当は少し摘み取るべきだったか?


初登場のつるバラ、コンパッションと、ロベリア、アローズコンパクトの挿し芽。コンパッションはパーゴラに這わせるためにこの春に購入。


レオナルドダビンチ。


涼しげな色合いのブルーバユー。



ここからは、子どもたちから母の日にやってきた3点です。

長女からのテッセン。


長男からのアジサイ、ダンスパーティ。去年の花です。来年はもっと育ってほしいものです。


二女からのラベンダー。ただし、これは挿し芽で増えたものです。














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ご臨終の一本を取り除いて。

2016-05-28 15:41:33 | 庭 5月
真紅のクレムゾンスカイだったので、また濃い赤の「フレグラントオールドパープル」を植えようと考えていた。

切った枝の一部。癌腫部分は土と一緒に袋の中。


掘った後には、消毒の意味も込めて消石灰を撒いておいた。


家人に話題にしたら、しばらくは同種の植物は避けるべきだ、といわれて、フレグラントオールドパープは、テラコッタ風の角鉢に植え、少しずらした位置に置くことにした。(7号鉢から10号超の鉢への鉢増しです)

作業後の写真もありません。不親切ですね⇒私

5月の一番花のスタートに間に合わなかった花たちがきれいです。

アブラハムダービー。アガパンサス、オダマキを移動して株元をスッキリさせました。そしてたい肥や肥料を追加で応援中です。笑


マリリンモンローです。


スペクトラの二番花。



ブラックティー(?)。実物とは発色がずいぶん違います。






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テレビ中継をまじまじと。

2016-05-27 20:20:15 | 私の雑感あれこれ
オバマ大統領の乗ったヘリが中部空港を飛び立ってからずっと実況中継にくぎ付けになっていました。
71年前の空は、敵機の襲来にピリピリしていたであろうに、そのときの敵機の国のトップの被爆地訪問がようやく実現するかと思うと、センチにもなる。

長かっただろうなと、被爆者のことを思う。


駐日大使が二人続けて、ヒロシマを訪問し、今年になってケリー国務長官も訪問。百聞は一見に如かず、で現物のもつリアルさには圧倒されるものた。一度娘らを伴って資料館を訪ねた時は、体がヒヤリと鳥肌立つ思いがしたのを覚えている。
今日のオバマ大統領は、立場を崩すことはなかったけれど、きっと心中に響くものがあったと思う。

もう絶対戦争を起こしてはならない。

簡単に同意できそうなのに、でも今も中東からは戦闘のニュースが飛び込んでくる。

どう知恵を絞ったら、治まる方向へ行けるのか、遠くの外野だけれど、サミットに集まった皆さんらに期待している。


10年ほど前だろうか。大学生の娘が自分の大学に留学生としてきているアメリカ人を我が家に連れてきたことがある。数か月はいるのに全然日本語を勉強しようという熱意がないのか、日本語が通じない彼女だった。で、その彼女、帰国前の夏休み時にひとりで広島に行く予定だという。勉強熱心タイプではないけれど、日本に短期留学するからには原爆投下されたヒロシマには行ってくる、と家族の間で話題にもし、計画していたのでしょう。アメリカにあっては、レアなタイプの家庭なのだろうか?
込み合った会話はできないので、聞くことはできなかった。
言葉の通じない知らない土地へひとりで向かう彼女。さすが英語人、国際語っぽくなっているから、どこへいってもなんとかなるという考え方なのでしょう。うらやましい、と思ったものでした。

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昨日の帰り

2016-05-27 08:01:21 | 私の雑感あれこれ
地下鉄の中で。
私の向かいののシートに夏服姿の高校生が4人並んで座っていた。
ひとりは本を読んでいるものの、あとの3人(女子2、男子1)は身振りもにぎやかに、楽しそうに語り合っていた。

素直そうな表情。
ふと、気が付いた。手話と読唇が混じった会話なんだ、と。

30年ほど通う通勤電車なのだけれど、知らなかった。
沿線に、ろう学校があったんだ、と。

で、なんという学校なんだろう、と思ったりして、ぼんやり弾む会話を眺めていた。
うるさい地下鉄車内でも、手話と読唇ができる彼らには、なんら不都合がないのです。

あら、夏服の胸ポケットに着けている、校章バッチが裏返っていて見えません。
フェルトの台布にバッチが2つついていて、それがくるりとめくられてポケットの中に入っているのです。
バッチを固定している裏側だけが見えるのです。

えっ。
ひとりではなく、どの子もみんな。会話に加わっていない読書中の子も。

いまどきの流行り、なんでしょうか。
はじめてみました。

先輩もしているから自分らも、なのでしょうか。
余計なお世話かもしれないけれど、このおばちゃんしてはの、キミたちの通っている学校のマークを見せてほしかったな~。

余にも健やかな表情だったから、多分社会に出るときのハンディあるだろうけれど、ハンティを上回る成長を展開していってね、とエールを送りたくなりました。…無言で。


たまたま、校章を伏せたくなる立場は経験していません。
いろいろ思うと、ひとそれぞれ。お互いに経験していないことって、いっぱいあるんだろうな、と思うばかりです。


そういえば、出身大学名をぼかす、あえて聞かない、という配慮も世間ではあるかも知りませんね。

もう一つ、こんなこともあったな、と。
テニス仲間の数歳年上の女性と彼女の出身大学の話題になった時
彼女は、「京都の大学です」と表現しました。
実際は彼女の母校は「京都大学」なのです。男性なら、ぼかす必要もなかったろうに、才媛の彼女は、そういういい方で、無駄な角を立てないようにしてきたのだな、とおもったものです。…私はそんなへりくだる必要がありません。笑










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いいことばかりじゃない。多分、初癌腫?

2016-05-27 07:36:57 | 庭 5月
一昨日の友人らに見てもらったので、昨日の朝は一期咲のつるバラの花殻を長い枝切りはさみで、バッサパッサと剪定していった。

確か、利休が見事に咲いた椿を愛でる茶会にお客を招待した時、生け垣などの咲き揃う椿を全部切り落として、茶室の一輪に椿の美を集中させたのだ、というようなことを読んだ記憶がある。

なのに、私は、すでに咲き終わった花殻満載にして、実はずっとたくさん咲いていたのよ、と未練たらしいそのものでした。アッハハ

もう、バッサバッサOK、です。でも実際はひとりで世話をしているので、なかなかやり終えられないのですけどね。


で、今朝。

残念な気づきがありました。

多分、そうだろうと思います。

クレムゾンスカイというつるバラのお花は5、6輪ついていますが、葉っぱが全部枯れ落ちています。元気なつるバラ、ナエマとコラボしているので気付かなかったようです。
病気。根っこがこぶのようになっていて、多分癌腫かもしれません。
土を介して、次々と感染する病気らしいです。
バラ栽培の先輩陣のブログでは読んだことがありますが、バラ栽培4年経って初めての経験です。

他のバラに伝染しないように除去しないとなりません。
2メートル超えに育ったつるバラなので、誘引を外して、根っこを大きく掘っての大仕事です。
今日の作業の一つになりました。ハイ

つぎ その場所に何を植えるか、など考えたり、ですが、ひとまず菌の排除が優先。
泥縄仕事かもしれないけれど、我流のえひめAI(発酵肥料?)を作りました。善玉菌に助けてもらおうと思って、、、、。
これも経験ですね。
いろんなことが起きます。

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