日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ガマン、がまん、と思いつつ。

2017-12-30 07:29:07 | 庭 12月
きのう、9月30日(圧迫骨折する前)に種をまき、後日ポットに植え替えた草花、フロックスドラモンディーの育て方を調べていたら、寒さに強くない、とあったので、簡便だけれど霜よけのカバーをかけてやった。

そういえば、花壇を始めた最初の時も、ジキタリスとカスミソウの種をまき、まだ小さい苗をカバーをかけて凌いでいたことを思い出した。

4×7の28のポットのウチ、3つ、4つが枯れていたので、プランターに残っている苗を移植しなおしたり。放置ではなく、地味だけれど手をかけてやると、ほっと、うれしくなる。

この雑な耐寒方法で間に合うかどうか(笑)、だけれど、まったくの放置よりはましなはず。

ニゲラとアングロステンマは、2年目の種まきですが、去年は無事越冬してくれたので、そのままです。

毎朝霜が降りる日が続き、1、2度は積雪もあるかな程度の暖地ですが、やはりどの植物も身を引き締めたような表情をしています。

啓蟄とか水ぬるむ頃になると、むくっと勢いずいてくる、その自然の習性に接するのも癒されます。

フロックスドラモンティー、種の袋の写真のように咲いてくれたらいいのですが。

先を期待しながら待つって、上向きなことだら、気分をよくしてくれます。




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今年の仕事はオシマイ。お正月休暇に入った。

2017-12-29 08:00:31 | 私の雑感あれこれ
雑話です。スルーしてください。

まず休みのしょっぱなは、膝のリハビリマッサージというスケジュールだから、トホホなのですが、なかなか予約が取れない整体師さんのマッサージなので、一回でも多く、という気持ちです。

アマゾンからこんなのが到着。


わたしへのプレゼントだそうですが、まだ始動できていません。


それでも、やってみたい、買ってみたい気力があるのは、気鋭の精神を持ち続ける60代(年寄りの冷や水?)と受け止めればいいかしら。
なんだか始動までの入力作業が難しそう。
wi-fi連動で作動するしくみらしく、夫の冬休みの頭脳仕事ができました。

さて私。
今日は二部屋+お風呂場の掃除を必須として、その他お正月準備に入りましょうか。

井上ひさし著「東慶寺はなごよみ」を読書中。
読み物的な本は久しぶりだったので、ほのぼのと楽しませてもらっています。
戯作者のスキルって、見事です。
井上ひさしさんが、天国からにんまりして、「どうだ、俺の本、面白いだろう」眺めていらっしゃる気がします。
「ハイ、楽しませてもらっています。一級の戯作者でしたね」

中村信次郎というお話をこしらえるのがたまらなく好きな人を主人公。井上ひさしさん作の権威からとおいナイーブな好人物です。
仲間の売れない絵師の話題もあるのですが、生活できるところまで行っていないクリエイターの現実をさらりと書いて、説得力あります。




以前、(程度の差は大いにあったのだと思いますが)我が家にもいました。
今、この年だからこそ描けるのだから、この道をゆきたい、と言い張った子。
紙とペンがあれば、どんな世界も描ける、と。

今は、その若いころの口はどこへ行ったのでしょう。笑

ハラハラさせた青春の1ページで終わった、、、のかしら。

どれだけでもお話をこしらえれる、と言っていた幼った子も、すっかりママです。

坊やたちに、お話を語ってやったらいいのに、と思うのですが、育児疲れでそれどころでない?

そんなこと言わないで、あなたならできる、
あれだけ、ふつふつ湧いてくるアイデアを持っていたのだから、

そう、言ってやりたいのだけれど、おばあちゃんが口をはさむのは余計なことだから、黙して心の中でエールを送ります。

ー追記ー

今の私の一番欲しい情報は、骨折の後、後遺症がなく完治した、という話題。
リハビリに通う顔ぶれにも見たことがある人が増えた。この日にあった私より少し年上の現在ひざ痛で通院している女性の話。
転んで肩と腿の付け根の骨折をした。腿の付け根は処置の術がなく、動かさないようにして骨が再生するのをただひたすら待ったら、3か月ですっかりよくなった、と。
その間、定年退職した夫が家事すべてをやって、お風呂にも入れてもらった。夫が出勤する立場だったら、入院しないととてもあんな安静はできなかった、と。
おいおい。
なんだか、重いものは持たなかったけれど、地下鉄で通勤し、旅行にも出かけ、家事も自分でしていたワタシはどうなるの?
と、モヤモヤ。
ま、骨折の部位が違うし、1か月過ぎのレントゲンでは順調だったのだから、大丈夫と思いたい。

それにしても、70代(多分)の奥さんを抱えて入浴の介助をする夫さんは優しいね~。
うっふふ。
まだ、そこまでは、、、です。
風呂掃除も、床面に膝をついて、背筋を伸ばしたまま届く範囲をこすっています。当初よりずいぶん無問題になったけどね。笑
初めは本当に痛かった。
お医者さんに行ったのは転倒後3日してからだったから、それまでは痛い部分を温めたらよくなると思って、お風呂には入りたいし(夫はシャワー派です)、湯船を洗うのが大変だし、思えば我ながら痛々しかった~。






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昨日のこと、雑感。

2017-12-27 07:25:00 | 私の雑感あれこれ
昨日は、整形外科が終わってから、そのお近くにお住いの一人暮らし高齢者の方を訪ねた。
最近スマホに何度も通話記録が残っていて、気になっていたから。

…外出先だったりして出られなくって、翌日に架電すると、何の話をしたかったのか忘れた~となったりもしていたのです。

明るく話題を運ぶんだけれど、二言目には「もう死にたい」になってしまうので、伝染しないように気を付けています。
お元気なころは水泳も得意で、ステージで歌うのも堂に入ったもの、らしいです。
そんな活動的な方だったのに、、、。
俳句とか、何かテーマを見つけたら、と提案したこともありました。
…自分がそうなったとき、と連想しながら、、、。

ま、ひとさまの生き方にまで口出しできないので、提案どまりなんですけどね。

で、夜。
80代半ばの五木寛之さんが、NHKのPM9時からのアナウンサーと「老い」を語っていらっしゃいました。
「下山するとき」という本を出版なさったらしい?

登山ばかりではなく、下山するときに見えてくるものもある、という論調。
俳句サークルに入って云々、という流れもあるけれど、平均化される必要はない。老人の孤独を生きるのも大事なことだと。

自分が少し前に俳句を薦めたりしたものだから、うっ、と引っかかった。

そうですね。

ひとそれぞれ。

ひとり孤立は、寂しい、悪い、みんなと楽しくやるのはいいことだ。

そんなのだけでなくてもいい、ということを、五木さんは言いたかったのでしょうね。

彼は、周りに無防備に「死にたい」なんていう言葉をばらまいたりしない人なのでしょう。

佐藤愛子さんにしても、曽野綾子さんも、どんどん高齢を生きる本を出版なさっています。一定数の購買層があるのでしょうね。

年取ったらみんなこういうものだ、という平均化されたひとりに扱われたくないのならば、それなりに孤独を受け入れる術も身に着けておかないといけないのでしょう。

それにしても、いいお天気ですね、と大差ない口調で、「いつ死んでもいい」と出てくるのは、これから先にいいことは期待できない、と思った時に出るのだろうかしら、

そんなふうに思ったりします。



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リハビリコーナーで。

2017-12-26 14:57:32 | 私の雑感あれこれ
近頃のわたしはお医者さん通いが頻繁です。

今日は整形外科でリハビリ3種。
そのひとつが、整体師さんによる15分のマッサージ。
予約制でなかなか空きがありません。

わたしの前の患者さんと整体師さんの雑談が聞こえてきました。
待合の椅子と施術のベットはオープンなので、声は筒抜けです。
世間話で気持ちを和らけるタイプなのでしょうか、いつも語りかけながらのマッサージです(柔道系らしい)。

クリスマスの話題が聞こえてきました。
ケーキを食べたかどうか、から始まって、フライドチキンで有名な某店は、この期間予約販売限定なんだって、と。
当日客まで相手にできないほど、予約がいっぱいで、どれだけの量のフライドチキンを作るのだろうか、、、
という話になり、

かわいそうだね~

今年のクリスマスで、どれだけのニワトリが死んだんだろう。

と、生々しい話になっていきました。

まったく、ニワトリにとってはいい迷惑だろうね~~と、相槌を打っているふたり。

わたしも、ついおかしくなって、、、、ですよね、と声をはさんでしまいました。

わたし、ニワトリ ダメなんです。

その姿が目に浮かぶので、とても、鶏肉を買えません。

まな板の上に、ニワトリが載っているなんて、耐えられない。

矛盾しているはわかっています。

魚だったら、丸ごと一匹を買ってきて捌くのですから。

冷蔵庫にも鶏肉に入ってもらったら困る。

買い物かごに入ってもらっても困る。

という重度の拒否反応の持ち主なので、目の前の話

ニワトリの死の話題に、共感するところ大、なのだけれど、

もう、オトナですから、するっと聞き流して、自分の鶏肉コワイの話はしませんでした。

で、ブログに書いているんだから、な~~んだか、ですね。苦笑



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長く咲いてくれています。

2017-12-24 15:19:13 | 庭 12月
10月半ばのケガ以降、バラの世話はしていません。
だから、この花たちはそれ以前の手入れにで咲いてくれているのです。
だから、この花たちが終わった後がどうなるのか。ヒヤヒヤです。
1月下旬までバラには積極的な世話はしない予定。
もう少し待ってもらうつもりです。

バラ
羽衣。本来は四季咲きなのに、秋の開花は期待できませんでした。ことしは年末まで頑張ってくれています。






プリンセスアイコ。もう花は終盤ですが、長く楽しめました。




桜霞。本当に何度も繰り返して咲く四季咲きの優等生です。





つるゴールドバニー。本来は一季咲きなのですが、元気なのでしょう。




寄せ植え4鉢。もう少し追加したほうが、、、イベリスが開花していないので、ちょっとさびしいかも。苦笑











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季節はずれの話だけれど。

2017-12-24 07:46:52 | 私の雑感あれこれ
先日、友人が春に採ったワラビの塩漬けを持ってきてくれた。
春にワラビ取りに行って収穫したもので塩抜きしてから使ってね、
あなたが元気になったら、ワラビ取りに行きましょう、とも。

実は、ワラビは春先に夫の借りている家庭菜園の土手でもとれるのです。
もう、ワラビの季節になったよ、と春の到来の話題が食卓に上ります。

その家庭菜園まわりが朝の散歩コースになっていて、近年は土手にワラビがあることを知った主婦たちが、毎年散歩ついでにワラビ取りもしていくようになった、と言っていました。

だから、ボクは、その人たちが収穫した後に取り残されたワラビを摘んでくる、と。
せっかく、(毎年ワラビが出る)いい場所を発見したと思っているおばさんたちの気持ちを踏みにじりたくないから、夜明けごろには畑に行っている自分のほうが先にその場所にいるけれど、取らないようにしているんだ、と。

だから、夫が持ち帰るワラビは、いつもひとにぎり。

わたしは、そのシーズンになると、そのひとにぎりのワラビを、毎日のようにあく抜くする日が続きます。笑

ワラビ取り体験を語ってくれた彼女。
そうなの!
お宅にはあるのね。
毎日、ひとにぎりずつのあく抜き、って、それは面倒ね~、
わたしだったら、そのおばさんたちより先にワラビ採ってしまうけどね、とも。


なにごとにも自分のポリシーを持っている、我が家のマメな人には、連日ひとにぎりずつのあく抜きをさせていることを、させられている人が面倒がっているということがわからないのです。
賄い方の主婦としては、シーズンに数度だったら楽なのに。この理屈は通じません。苦笑



ワラビのあくに染まった色水、とてもきれいです。
その水でハンカチの染色を試みましたが、失敗。



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いよいよ年末。

2017-12-24 07:14:25 | 私の雑感あれこれ
口には出さなくても、そわそわというか、気がせいてくる。
出勤はあと月曜と木曜。

正月客のために、少しは整理整頓しておかなくてはならない。

心やさしい友人は、「部屋が片付いていなくても死ぬことはないよ」と、腰椎骨折とヒザの激痛の私を気遣ったメールをくれるけれど、
そんなわけにはいかない。

30代、40代は負傷した60代後半の身体のことに関心がないから、グサッといいそう、なんです。これまでの経験から、自分の育てた子供なのだけれど、そこんところシビアというか、母親への甘えなんだろうか。わたし、へんなプライドがあって傷つくのです。苦笑

だから、最低限の掃除はしなくっちゃ、ね。→ 自分

我が家のシステムキッチン周りは収穫物であふれています。無農薬のレアものなのですが、ありすぎ、で手をこまねいています。
時間があれば、里芋の皮をむいて、ひと煮立ちさせて冷凍しています。もちろん友人にも持って行ってもらったり。子供たちに送ったり。でもまだまだ食べきれません。
夫は、ひとなみ外れた努力家で、計画を立てて実行するのが得意で、というタイプで、長ネギが畑で5畝も6畝もできています。ひと畝全部友人に収穫して、と言っています。
「来年から耕作を減らす」という夫の方針変換です。
夫が家庭菜園にウルトラ勤勉な場合の悩みです。

わたしは買い物下手です。で、しかも最低限のものしか買いません。本に限っては、即ポチリでネット購読はしていますけどね。
夫は、マメで買い物摩です。
近頃は、ネットを介して本屋もデパートもあらゆるお店につながっているので、ドンドン品物が届きます。
ひとつ買ったらひとつ処分よ、と言っているのですが、たまる一方です。
先日も、鍋を二つ買ったよ、とか、ロボット何とかを買ったからね、とか

なんだか~~、です。
でも、そのおかげで、ポイントがたまり、孫へのクリスマスプレゼントの購入に役立っているのですけどね。

野口由紀雄著の「超整理法」という本がありました。
読んではいませんが、著者の家庭はきっと整理整頓が見事なんだろうな~と推測しています。

買うのは楽。片づけもやってくれるといいのだけれど。
決してズボラではないのですが、家事は主婦、女の仕事、という固定観念を持っているところがあるので、
畑でとってきた野菜の山は、以後私の仕事になります。手抜きして萎れると、機嫌が悪くなります。
必要なだけ植えたらいいのに、そこができないのですね。

さぁ、こんな雑文を書いていないで、年末家事をリストアップでもしましょう。


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うれしいこと。

2017-12-23 07:44:26 | 家族
4歳の孫は漢字が性に合っているらしいです。
去年の今頃、富山駅に降り立って、「富山って富士山に似ているね」とつぶやいた子です。
わたしの弟なんて、60年余り富山に住み続けているけれど、そんなこと一度も思ったことなかった、と驚いていました。

その子が、相変わらず漢字が好きらしく、昨日のメールでは
音読みと訓読みの読みわけが自然に習得している、感動する、とありました。

よかった~。

得意なことがあると自信になります。
この子は、実は不得意なこともいくつもあるのです。
運動が不得意で、手先も不器用らしいです。
1歳からの保育園育ちですが、発表会のビデオは「泣き」で先生に抱っこ姿のことが何度もあります。

ママ(娘)は、飛びぬけて手先が器用タイプで、大人をびっくりさせるエピソードもいくつもあるのですが、
わたしの時の話と比べないでね、と娘に封印されています。

生まれたときに、脳に酸素がいきわたらず、新生児低酸素性虚血性脳症とか、気分がどん底になるような診断名がいくつも付いたものです。
新生児科のお医者さんの冷静な判断で、生後1か月で退院かと思って喜んでいたところに、退院は取りやめで、開頭手術を実施となりました。それは脳内の出血を洗浄してダメージを極力避けようという手術でした。新生児のNICUからの退院を心待ちにしていたのに、延期、と娘からの電話を聞いた時の場面は今も忘れられません。
退院後も娘はポロリと「病院からの電話は怖い。いい話じゃない、と連想するから」と言っていたものです。

その坊やが、漢字や電車大好き、という路線を成長しているらしいです。
ま、不得意があってもいいじゃないか、です。

学年ではお誕生日が最後のほうに来るので、体格もチビです。
(実は、一つ下の学年になる5か月後に生まれたイトコよりも小柄)

お友達の家の本棚の本を読み始めるとおやつを出されても気づかずに読んでいる、と言われたほどのママ(娘)の子だから、ちょっとは似ているのかしら。

今日は子供と一緒にクリスマスケーキを作るとか。


そういえば、ママ(娘)が通っていた教会幼稚園はこの時期に聖劇というのをやっていました。
長女だから、父母として初めての出席。

劇が始まってしょっぱなに、天使の衣装を着た(わが子が天使役をやるなんて知らなかったので、びっくり)娘が、すっと前に進み出て、
ひとりでうたいました。(独唱です。音痴の私にはできるはずもありません)
♪♪マリア様~、おめでとう、イエス様がお生れなさいます~♪♪
♪♪赤ちゃんイエス様が~、お生れなさいます♪♪

聖天使ガブリエル役だったわけです。

おとなしいタイプ、自己主張を控える目立たないタイプと思っていたのに、こんな大事な役を抜擢されているなんて!
その時は、信じられないほどの感動でした。


きっと、ケーキができたら、画像が送られてくるでしょう。
買うより安くできるから、というのが娘の本ねだと思うのですが(苦笑)、子供たちはイチゴ大好きだから、それが一番です。

子育ては、いいところをほめて、伸ばしてやる、が王道なのでしょう。

子供の成長のシーンで「感動する」体験ができて、よかったね、というのが、娘の母である、私の感慨です。

ああ、よかった。







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自分にとってブログってなんだろう。

2017-12-22 06:51:44 | 私の雑感あれこれ
ひとりごとを吐き出す場所、なのでしょうね。

ブログが登場した初期から利用させてもらっています。
ホームページみたいなものよ、という説明をしていたものです。

無料で利用できて、自分のスケッチが誰に迷惑をかけるでもなく、見てくれたらうれしいな、程度でスタートしたものです。
励みになって、せっせと毎日描いていました。

それから、アンネフランクが架空の相手キティあてに日記を綴ったように、自分の中の相手を思いながら、綴りはじめ、スケッチのほうは長期開店休業になりました。

「街中の案山子」とタイトルをつけたころは50代半ば。子供たちは独立。
毎日通勤電車の往復で朝日新聞を小さくたたんで、読むのが日課でした。
本を読んでも新聞を読んでも、家人以外に話す相手もなく、官庁街、ビジネス街との往復する日々でした。

60代前半で隣地購入して庭づくりがスタート。
とても自分が勤勉なタイプとは思えないので、雑草が生い茂った敷地になるのではないかと、不安もありました。
手におえない、というスタンスに立たないためにも、興味を奮い立たせなくては、と自分なりのテーマを決めました。
ブログのタイトルを「庭にいます」に変更して庭の記録を乱雑ながらも残せるようになりました。

庭がバラで埋まり、季節ごとに変化する草花をローテーションで回していく、というスタイルに収まったところで、私のケガというブレーキがかかりました。
20年は無理でも、15年は続けたいと思っているので、再起の予定ですが、今は小休止。

本や映画やドラマの感想を書き殴ることができるのもブログ。

こういうことをしていた、こう考えたという足跡を残したいのだろうか。自分。

結局おしゃべりなんだけれど、ブログはブツクサ文句を言わない絶好の聞き手、というか、アイテムなのでしょう。



昨日のエピソード。

その1
某役所で、会社の名前はなんですか、と聞かれて、「○○○○」と、初めて声に出しました。
社長になるなんて! 
人生こんなこともあるのですね。

その2
ひざ痛のために通院。ヒアルロン酸注射2回目。マッサージ2回目。
先週よりずいぶん歩き方がよくなりましたね、と整体師さん。
そう、余りにも痛くて、杖まで購入したのですが、使わなくてもよくなりました、と。























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映画『駆け込み女駆け出し男』を観る。

2017-12-19 21:21:11 | 映画・テレビドラマ・音楽
2015年製作の日本映画『駆け込み女駆け出し男』。★★★★

時代は江戸後期。鎌倉の東慶寺に夫との離縁を求めて駆け込む女たちの人間模様。
動きがあるカメラワークがいい。セリフがちよっと聞き取りにくい速さのところがあるけれど、それが自然。
NHKが提供しているドラマは、セリフがわかりやすいようにかもしれないけれど、間が一定だからか、セリフを順番に再現しあう学芸会のように思えてしまうのです。言いすぎかしら、すみません。

ウェットを盛り込んでいたり、現代風アレンジがあるのですが、エンターテイメントとして楽しめました。

で、検索してみたら、井上ひさしの遺作「東慶寺花だより」が原作とのこと。
で、さっそく、「東慶寺花だより」のキンドル版を注文して、ipadで読み始めました。

映画はいいですね。
昨今の日本映画は製作費にお金をかけられなくて、という課題があるらしいのですが、この映画は観客動員数がその年のNO.3になったとか。
東慶寺で暮らしている女たち、当然女優さんたちが演じているのですが、化粧っ気がない表情が好ましかったです。
テレビの時代劇は、お化粧バッチリの女性陣ばかりのようで、嘘っぽいのも好きになれないところです。

八犬伝の作者曲亭馬琴が、読み本読者から続編が待ち望まれているのに、書くのに苦しんでいるというエピソードは、井上ひさしさんの原作っぽい。

自分を医者の見習いであり脚本家の見習いと言っている、ひょうひょうとした信之助(大泉洋)が、暗くなりがちの話に漕ぎ見よいテンポとなっています。
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