日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

近頃は送料無料のアマゾン

2011-09-29 12:37:00 | 私の雑感あれこれ
つい送料無料であることに慣れてしまっている。
誰かがこの送料を負担しているのだね。
店舗を持っていないから、お店の維持費がかからず、倉庫だけでいい、というか、倉庫ももたずに、注文を受けて発注の仕組みになっているのだろう、…などと、今朝雑談していた。
物流コストも在庫保管コストも絞れるだけ絞って、大量に裁くことで利益発生、という仕組みなのだろうね~、と。
注文すると、間違えずに届く、という信用を得ている、そこがキーなのでしょう。
凄いものだと、関心していた
のに、のに、です。
今日届いた、ローマ人の物語(文庫版)4、5、6巻。喜んで梱包を開くと
・・・違うではないか!
あっているのは6巻だけ!
後の2冊は、ハードカバーの文庫化されたもので、2巻、3巻との帯がついている。
惜しい!4巻がなくては先に進めない。

注文ミスかしら?
確かに納品書のNO記載の本は、私の買いたかった4巻と5巻となっている。
ネット注文だから、返品手続きもネットに限られている。
苦情係も電話口に待機しているわけはない。

シブシブ返品手続きにかかる。
注文が間違っていないのに。

ハードカバーの文庫本と始めから文庫本の形で出版されたものがあるからややこしい、ので、混乱しないように、副題まで記そうと、帯をはずしたら。。。
なんと、4巻、5巻、と記載されているではないか!

帯が間違っていたのです。
あー助かった。
面倒なことをしなくて良くなった。

と、思う一方で、
地味な膨大な作業をしているであろう、誰かを思った。
本の帯をつけるのも、機械?なのだとしたら、
きっと、同じ間違いが起こっているはずです。
ご同類がいたとしたら、早く気づいてくださいねーーー。

読者というエンドユーザーに届くまでにの、ちょっと手違いがあったという話です。
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なんだかなーーー その2

2011-09-29 07:04:28 | 私の雑感あれこれ
そういえば、こんな現実も。
多数店舗を広域に展開している某大型電器店の話。

派遣社員としてその職場に派遣される。
頑張れば正社員にしてくれる、という期待で頑張る。
正社員になる。
半年か1年頑張れば、フロアー長になり、幹部候補になるか、退職を求められることを知る。
正社員であり続けたいとがんばるも、パワハラで心身が病んでしまう。
結果、退職。
失業したので、再度派遣社員の登録をして、別会社へ派遣され、短期派遣で食いつなぐ。

大型店のほうも、同業他社との競争でしのぎを削っているのでしょう。
同じ電気製品なら、お客は低価格が好きだから。
コストカット⇒人件費カット
余剰の正社員をおいて置く余裕はなく、派遣社員の中から、有能な人材をチョイスしているのでしょう。

使い捨てられるほうはたまったものではありません。
でも、お店も業績悪化すると倒れるわけですから、真剣そのものでしょう。

昔(江戸時代?)で言えば、番頭コースを外れて丁稚に戻る⇒所帯を持つ可能性が低くなる、でしょうか。
前回の「なんでかなーーー」は、結婚できるケースでしたが、「何でかなーーーその2」は、一人暮らしが続きそうなのです。

国内販売でこの状態。
きっと、海外展開している会社は、またそこで、他国の会社としのぎを削って…、となっているのが現実でしょう。

glimiさんのコメントにあったように、この点では、ドイツがいいらしい、ように思っています。
かつて、旅行でドイツのベルリンを訪ねたとき、「この国ではサラリーマンは金曜の夕方が近づくと、週末のことを考えて、そわそわしだすのです」と、ガイドさんが言っていたのを覚えています。
メルケル首相も、今回の福島原発事故を教訓に、原発廃止路線に切り替えました。
昔の天皇(奈良時代?)で、「民の竈に煙があがっているか」と案じたという話を覚えていますが、政府のトップは、国民は「いい暮らし方」をしているか、を案じてほしいですね。



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なんだかなーーー

2011-09-26 15:23:39 | 私の雑感あれこれ
昨日帰っていた娘の話題から
夫が新聞記者(うちの新聞とは違うけれど)だと、連日帰宅が深夜12時過ぎるのだってーーー、
という言葉が、残照となって心に残っている。

きっとお給料はいいらしいという。
ふーん、そうなのか!
連日深夜12時回る生活を想像してみる。
そんな人たちが、この新聞も作っているのか!
今朝の紙面は、記事内容よりも、新聞社の人たちがいやに気になる。
そんな、給料と引き換えに自分の時間を提供しつくして、日々が過ぎて行っている人たちが作っている「新聞」
「・・・・・・」
なんだか、人権を語る人たちに人権があるのかないのか!

そんなものだよ、世間は!
と、言われそうだけれど、
うーーーん。

私、猛烈会社員の話の後遺症です。
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いつもの岬にあるリゾートホテル1泊

2011-09-25 10:03:30 | 旅行・休養
豊橋で、東京からきた長女と合流。
豊橋の天ぷらの評判店で遅めの昼食のあと、ホテルへ向かう。
子供たちをつれて旅行したころは、公共の宿とか利用だったことを思い起こす。
幾星霜!
広めの和モダンの部屋を予約していたこともあり、急遽一人追加で、3人泊となった。
日の出、日の入りが売り文句の岬のホテル。屋上で絶景を堪能。
このホテルは、入り口(斜面を利用しているから入り口3階)の段階で、すでに前方ガラス張りの海が見渡せる設え。
この手のことには辛口気味の娘も、思いのほか、と思った節が察せられ、良かった。
名物大アサリも(今時の若者の癖でネットで情報収集)、柔らかお肉のステーキ、その他、和・洋・中華、たらふく食べて、おなかイッパイ。

このホテル泊は今年3度目。
「いつもご利用いただきまして…」と何人かのホテルマンに声をかけられる。
リピーターを増やそうと、社員教育をしているのだと、感心する。
この歳になると、二人旅ばかりなので、アレはいつだったかー、と思うことしばしば。
だから、今回の3人での宿泊は、少し特徴があることで記憶に残るでしょう。

娘は、「なんで、同じところを利用するの」というけれど、
「・・・なんでかなー」
ガッカリすることも多いので、「お馴染みであることでの寛ぎ」ってことだろうか。

10月、11月と、G県のたまたま同じ温泉に出向く予定も入っている「アラカン」です。
昨日が誕生日。
いつまで、アラウンドっていっていられるのかな(笑)。
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「ローマ人の物語」文庫3巻 読了

2011-09-22 07:52:14 | 
ローマはカルタゴとの戦いに次ぐ戦いの明け暮れ。
シチリア島の領地争いの年月が書かれている。
第1次ポエニ戦争で、シチリアからカルタゴを撤退させたところまで、読み進んでいる。

ローマの執政官(二人が毎年選抜される)は、大軍を指揮してカルタゴとの攻防にあたる。
この為政者とは、領土を守る(拡大していく)使命に尽きる。そんな戦闘の最中であっても、1年ごとに選出されたものが執政官を努めるのだから、昨今の1年後との日本の政権交替も、古代ローマまで遡れば、似た事例はあるということか。
そして思う。平時の社会福祉や、災害復興に政治が全力でかかわっている時代の幸せを。

戦で負ければ奴隷になる、そんな時代に本の中で出会っているものだから、賠償金が少ない!などの新聞見出しに、一瞬「・・・」です。

イタリアは、南北格差があって、南部地域は停滞気味という情報と、シチリア島は、イタリアでもマフィアの排出した地域、なんてイメージが強かったけれど、古代においては、ギリシャのあぶれ者(塩野さんはこんな書き方をしている)が作った都市国家が栄え、カルタゴが良港を築き繁栄していたという。
映画「山猫」で描かれたのも、シチリア島の没落貴族の周辺に起こる変革の話だった。

いつか、いつか、尋ねてみたい地域のひとつに加わった。

租庸調…昔、日本史で教わった。ローマでは、まず「庸」があった。
ローマ市民17歳から45歳まで、税は兵役に徴されることだった。
45歳を過ぎると60歳までは、予備役。
勿論男性の話。市民の選挙権も勿論男性に限られていた。
軍装も自分で用意して参戦するわけで、当然身分高く裕福であれば、重装備も出来ようが、庶民は軽装で戦争に向かう、という。
それが、紀元前3世紀頃になると、軍装を揃えるようになり、支給されるようになる。
また、給金も支払われるようになる。

属州などについても、すべてルールが決められていて、何万もの戦士を力が偏らないように各師団に配属するなど、ローマの指揮官はシステム化に長けていたという。

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来月ミニミニ同窓会。

2011-09-19 15:55:51 | 私の雑感あれこれ
夫の中学・高校時代の友人から電話があり「高校時代の仲間5人で、○○温泉で1泊する計画があるから、参加しないか」と。
その中の女性二人(Nさん、Fさん)は、私の知合い。
わー、懐かしい。参加すれば40数年ぶりで会える、のです。
思わぬ企画が舞い込んで、かつての二人を思い浮かべました。
「ワタシは、共働きはしたくない」といっていたNさん。お母さんが教師をしていたので、自分の子供に淋しい思いをさせたくないから、が理由だったと思います。
でも、その後伝わってきた情報は、「Nさんは校長になった」だったから、やっぱり職業婦人をやり抜いているのだ、とイメージを更新していました。
Fさんは、そんなに話し込んだ間柄ではないのですが、汽車通仲間で、夏休み中も冷房が効いている学校の図書館に通って受験勉強をしていた仲間、真面目で優秀な人、というイメージです。(当然、冷房なんて一般家庭にはなかった)
彼女は50歳位で教師を退職。彼女の夫氏は某新聞社の社長をしている、とか。
懐かしい。
卒業以来あっていないものだから、なんど想像してみても、制服姿の彼女らしか浮かんでこない。
きっと、魅力的な60代になっていることだろう、そんなことを想像しながら、来月のその日を楽しみにしている。
ダイエットにでも精を出すか!アッハハ
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こんなファンドあるのですね「ミュージック セキュリティー」

2011-09-17 10:20:15 | 社会問題
先日、テレビ番組WBSで紹介されているのをみて知りました。
ミュージック セキュリティー」という企業。

ファンドには、東北被災者だけでなく、カンボジアのマイクロクレジット事業などもありました。
結構受付終了になっていたりして、大勢の賛同者がいらっしゃることがわかります。
詳しくは仕組みを理解していないのですが、こんなシステムがあるのだということを、ご紹介したくて。

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「ローマ人の物語」文庫2巻 その2

2011-09-17 02:59:34 | 
ギリシャの哲学者アリストテレス、コレは知っている名前でした。
彼の奴隷感が記されているので、備忘録として記しておきます。

以下青字は引用

 ギリシャの哲学者アリストテレスは、奴隷と家畜を比較して次のように書いている。「有用さにおいては、両者の差はない。奴隷も家畜も、彼らのわれわれ人間に有用であることは同じなのだから」

アリストテレスよりも200年以上前のローマ6代目の王セルヴィス・トゥリウスは(彼自身が奴隷出身でないかと噂もあったらしい、として)
「奴隷と自由民の違いは、先天的なものによるのではなく、生を受けて後に出会った運命のちがいであるに過ぎない」

奴隷労働をする人がいたから、深く思考する時間も生まれて哲学者がありえた、と聞き、さもありなんと理解していた。だから、奴隷社会は想定内ではあったけれど。ここまで言い切る感性とは・・・。
因みに、両親揃ってアテネ人でないと、その子供がアテネ人とは看做されないのがギリシャ。先に引用したぺリセうスの再婚相手がアテネ人じゃなかったので、為政者ペリセウスの子供であってもアテネ人にはなれず、いろいろ手を使って、ようやくアテネ人になった、とか。

 哲学の発祥古代ギリシャは凄いけれど、暮らすのは現代がいいのは確実です。
クーラーの聞いた部屋で、アイスクリームを食べられるだけでも、昔の殿様よりもいい暮らしをしているんだよ、といっていた人を思い出しました。
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大災害からの復興

2011-09-15 14:37:44 | 社会問題
実は、インドネシアの大津波のとき、日本のNGOに集まった寄付金を現地に持って行った人から、聞いたことが印象に残っている。
いくつもあるなかから、今頭をよぎることを記します。
復旧作業で人手が必要となり、最初は地元の業者が活躍する。しばらくすると、町の大きい業者が仕事を取ってしまうので、現地の作業員は労働者として働いても、利益は町に落ちずに、都会に持っていかれる仕組みなんだ、と。

今、東北被災地も半年が過ぎ、復興へと向かっている。
インドネシアの片田舎と違って、日本は均一な情報が伝わるから、むやみな搾取はないかもしれない。
でも、一気に片付く仕事ぶりを発揮するのは、やはり大手だろうな、と思ったりする。
すると、地元の土建業は仕事を奪われるか、下請けに回る形になるのだろうか。
それよりも、スピードは若干遅くても、地元業者で仕事を分担して、地元の収益にしよう、という考え方もあろう。
どっちがいいのか。
これは、ガレキ撤去道路等の土木作業に限ったことではないだろう。
漁港の整備などについても、地元業者に限定すると、資力のない地元は公の資金に頼らなくてはならず、おのずと復興が遅れる。
特区を作って、新規参入を認めると、資金力のある業者が自己資本投入して、将来の利益を得ようと熱心になるだろう。運転開始が早まれば、勤め人の職場は確保できよう。
すると、援助資金まちの地元業者は、面白くなかろう。

どっちがいいのだろう。
二者択一ではなく、おのおの住み分けの形に落ち着くのだろうか。
いずれにしても、○カ月したら、とか、1年後には、という形で、職を見つけられる形ができたら、30代、40代の世帯のストレスも減るのではないだろうか。

比較の問題でしょうが、集まった寄付金が、やみくもにばら撒かれたり、どこかに消えたりする、という発想が、多分どこよりもない国だと思います。
上記の二つの路線が住み分けになるのだとしたら、民間の資金投入で職場ができる策に、厳しい規制は外してほしい、と思うのだけれど。
・・・地元業者って、やっぱり困るのかなー。

インドネシアで津波による被害が発生したときは、「災害が起きた!せめて寄付だけでも」とそのレベルの発想しかなかった私に、被災から立ち直りまで、4つの過程を経るのだと、いろんな現実を教えてもらったことを、思い返しています。

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1人採用予定で・・・

2011-09-14 22:01:50 | 私の雑感あれこれ
応募してくださった若者が沢山あった。
どの方から届いた書類からも、真面目に一生懸命努力された足跡が浮かび上がって、私などは頭がさがる。
履歴書の年齢を見ると、わが子よりも年若いひとが多い。
みなさん真剣。
それでも、採用は一人だけ。
なんと厳しい現実。
能力をお持ちの上、さらに努力を重ねた生き方をなさっているのだから、他の場所でもご活躍をなさるだろうと、そんなことを思いながら、履歴書返送用の封筒に封をした。
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