日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

映画「日本の青空」

2007-04-28 12:35:55 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
ベストシーズンの大型連休のスタートです。
憲法記念日も入っています。
私はまだ見ていませんが、日本国憲法誕生の頃の話だと言うことで、是非見たいと、手帳にマークしている映画があります。
「日本の青空」という映画、5月19日名古屋市の「ウィル愛知」で上映されます。

60年あまり、日本の自衛隊は、人を1人も殺すことはしなかった。
これは、世界中に誇るべきこと。
正確ではありませんが、最近、そんな記事を読みました。
考えてみれば、いつも世界中のどこかで紛争があり、殺傷能力の高い武器を手に入れてしまった人類は、殺し合いを続けています。
そんな時代にあって、よその国の人を1人も殺さなかった日本、そして自衛隊でいられたのは、この憲法の存在が大きかったのだと思います。
個人的には、日本国憲法にノーベル平和賞を与えたくなるほどです。
一般の映画館での上映がなされていないようですが、ご案内します。

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ボヤキです。

2007-04-28 09:14:53 | 私の雑感あれこれ
「少し生活に余裕が出てくると、何故かアジアやアフリカへの援助をしたがる日本人」という投稿を新聞に見つけたのは、去年だったか。

自分の暮らしが立ち行かないでは、寄付どころではないし、それは流れとして「アリ」の話だし、役に立つことで満たされたいという気持ちも欲求として持っているものだと思うから、否定すべきことではないと思う。

我が家も、そういう形で、毎年、年の瀬に今年一年息災に暮らして来れた印として、長年続いているNGOに寄付をしてきました。

そして、もうちょっと関わりたいと、団体に通うようになったのですが、近くに接するのと、遠くから傍観するのとで、微妙に違って見えてきて…。

社会人のベテランの部類ですから、物事は絵空事ではないし、何かするには、予算が…、は判っています。
だけど、収支報告をまじまじとみて、
「……」。
大雑把に言って、
収入のうち
賛助会費2200万円
寄付金4000万円
支出
人件費5000万円

この数字を見て、なーんだ、私の寄付金は、専従職員の給料だった。
アジアの人の何かに役立って、と思っていたけれど…。
物も、お金も、人も送らず、「人を育てるのが目標」との路線の団体だけれど、
毎年5000万円のお金があれば、もっと実効性があることができないものか…。

それはダメです。
どうして?

専従職員が失職してしまいますから。
そうか、そうなのですね。

資金援助は現地の日本人修道女に手渡し。
それを持っていく自分の渡航費は、自前で。
そんな内容の本を読んだばかりだから(曽野綾子さんの著書)、なーんか、隔靴掻痒の気分。
ちっぽけな寄付金なんて、こんなもの、なのでしょうかね。


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昨日、全国一斉学力テスト

2007-04-25 12:53:12 | 社会問題
そして、全国で唯1箇の自治体、犬山市が不参加だったという。

やったね!犬山、と、少し思う。
別に、参加しても、減るもんじゃないし・・・、とは思うけれど、犬山市の教育委員会がそこまで「不参加」を貫くのは、教育と国家の癒着を懸念しているからかしら、とこれまた、少し考えている。
もう何年前になるのだろうか。
盛んに「ゆとり教育」が叫ばれ、教科書の内容の簡易化が進んだ。
その時、テレビニュースが伝えていたことを記憶している。
犬山市では、教科書で教える内容が少なくなった分を、市独自で副読本を使って補う方針です、と。
新聞の投書欄にも、「公教育で教える内容を減らすことは、教育を受ける機会を奪うことになるのでは」という意見も、見たこともあります。
でも、世間の大勢は、詰め込み教育が落ちこぼれを生み、いじめの原因にも・・・、その路線で溢れていました。
そして、TVタックルの大竹まことさんの弁が面白く、納得したものです。
「教科書を簡単にすると、みんな勉強すると思っているのか。勉強をしない奴ってのは、したくないからしないのであって、そんな(自分のような)奴、いくら簡単です、っていわれても、するわけないってこと、どうして文部省の人たちは判らないんだろうな(笑い)」

そして、幾星霜。
今度は、国際的に日本の子供の学力が低下しているから、その向上を検討する一環として、そのための全国統一学力テストを。
そんなこと、いわれても、なーんだか、と思ってしまうのは、子供たちの教育のために、文部省(現文部科学省)のお門違い政策に抗ったり(犬山市もこの中に入るのでしょうか)、ハスに眺めてきたりしてきた人たち、なのではないでしょうか。

人としての力をつけるための小さい時の基礎教育は大切です。
データを取るため、他と比較して、お尻を叩くための資料にするだけに、国をあげての一斉学力テスト、だとしたら、怒りますよ!文部科学省さん。
これを試みることがどんな意義を持つのでしょうか。

ちなみに、犬山の近隣の市で30年以上教師をしてきた友人も言っていました。
犬山の教育はいいわよ。もし、一斉テストに参加したら、上位になること間違いなしよ。だけど、教育委員会の一貫した方針で参加しないって決めているの。
決して、評価を気にして逃げているのではないのです。
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雨上がり 普段着の朝 ハナミヅキ

2007-04-25 07:42:33 | 今日の一句・今日の一首
葱坊主 この列あの群れ 畑中の遠足

蒲公英の 綿毛まあるく 風を待つ

以上、朝のウォーキング中に。

街中も新緑の春です。
昨日は仕事場の近くの外堀どおりを自転車で走りました。
名高いお城の、深く大きな外堀は空堀だから、その斜面、その堀底、どこもかしこも一面の緑が見事です。
そして、通りの街路樹は、ケヤキなのか名前知らずですが、高木の落葉樹ですから、いま芽吹き時。
その木の裾地には、一面のヒメシャガの花。
ほっと、安らぎます。
いいものです。
創られた花畑には色とりどりの花、そんな季節に、遠目には一面に白い小花にみえるヒメシャガの花。
仕事の途中、車ではなく自転車だからこそ楽しめる風物です。
どなたの企画か知らないけれど、ここを一面のヒメシャガで、そう提案した方のセンス、いいなと思います。

追記 
ヒメシャガは後になって名前を覚えた花です。
育った家は、宿場町の街道沿い、南向きの町屋だったから、狭い裏庭は北向き。
そこに植わっていた花が、コレだったことを覚えています。ギボウシとか、ユキノシタとか、半日陰好みの花種、どれも地味な花だな、他所のようにバラとかグラジオラスとか植えられたらいいのにな、そう思って育ったことを思い出します。
私にとって、ヒメシャガはそんな思い出とセットになっている花だから、こん広い大舞台を与えられて群生していること、それが嬉しいのかも知れません。
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開けてビックリの選挙結果

2007-04-23 08:15:31 | 私の雑感あれこれ
朝刊を見て、「え!、なんで?、どうして?」と、つい声が。
昨日まで、選挙公報を読みながら、彼女の主張はすっきりわかりやすいし、大丈夫だね、なんて夫婦で会話していたのに…。
「お願いします、お願いします」も「町民の手となり、足となって」も当選。
箱物のための負債が○○億円、維持費が年間○億円、この実情をどうしていくかと、訴えて敗北。
みんな「選挙公報」を読んで、その上の投票結果なのだろうか。
自分の自治会の、とか、地縁血縁の濃さが、やっぱり強いのでしょうか。
そう考えると彼女の住んでいる町内(自治会)から、4名の立候補、だから広域から集票しなくてはならなかった。
で、「選挙公報」を読む人がどれだけいるか、が作用したと言うことなのでしょうか。

しかし、全体を見る定員20名のうち新人議員が9名。
町長のマニュフェストに支持を投じる現職は1人はいたから、まったく大雑把だけれど、半分は町長のマニュフェスト実行の芽があり、とも考えられます。
具体的には知らない部分が多いので、なんともいえないのですが、改革の方向への舵取りは進んだと、そうは思いたいものです。

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今日、日本の各地で・・・

2007-04-21 10:17:17 | 私の雑感あれこれ
「最後のお願い・・・」と選挙カーの声が聞こえているのだろうか。
「○○は、町民の皆さんの手となり、足となってがんばります」と、あまり連呼が続く(現職だと思う)ので、「そんなこと、よくいえるなー」と笑えてしまう。

二、三日前に、立候補者全員の公報が届いた。
この町では、町会議員の選挙公報が初めてのこと。
立候補することになったと、聞いている知人の欄を探す。
「おっ!判りやすいキャッチフレーズ。主張がまとめてあるし、レイアウトも巧い」急遽の立候補、と聞いていたけれど、マズマズ大丈夫、と思う。
「箱物」建設反対で訴訟当事者になったり、市民活動家としての長年のスタンスともずれていないし、当選大丈夫なんじゃないかなと。他人事だからのんきなのでしょうけれど…。
公報を眺めて思う。
公報なんてなくて、選挙カーで、「お願いします」「がんばります」連呼の形が、その「主張の不明瞭が許されているほうが良い」という人もいるのだろうな、と。

いま、町が抱えている課題よりも、当たり障りのないことを並べている現職の顔ぶれ…、ウーン。
23人人中の20人の当選。
欲を言えば、もうちょっと問題意識がある人との交替を、そんなこと勝手に思うのは、他人事だからでしょうね。


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町議会議員選挙です。

2007-04-19 07:59:09 | 社会問題
4万人超の町の4年に一度の町議会議員選挙です。
定員20人。
私たちの町でも、負債を多く抱えた自治体に多く見られる、「箱物」の扱いが問題になっています。
施設(「箱物」)建設の賛成・反対を問う町長選挙が5年前に行われ、建設推進派の町長が当選し、反対派のメッセージは300票差で届きませんでした。
よって、建設実行され、約32億円の資金が投入されました(土地代含まず)。
建物は建っただけでは終わりません。維持管理費として、毎年1億7千万円超の費用がかかる代物とのことです。
業者に約1億5千万円を支払って、管理委託しているとの報告もあります。
半身浴室やおもちゃルームがあるそうですが、それだけの費用を投資し、これからも投入し続ける意義があるか疑問です。
そこで、去年、その「箱物」の扱いを抜本的に見直す、借金財政の建直しを訴えた町長が立候補し、当選しました。
当選はしたものの、議会はオール野党の状態(マニュフェスト履行に賛成してくれる人は1人だったとのこと)で、助役、収入役は新町長就任前に、なんの引継ぎもなく辞任したという状況。マニュフェストの一つである「町長の報酬30パーセントカット」の申出も通らず、立ち行かなくて苦労の連続という状況の町行政だったのです。

そして、今回の選挙。-前置きが長くてすみませんー
定員20名に対して、立候補者23人。
そのうち現職が11人(内、公明1人、共産2人)。
現職9人が立候補しなかったことになります。
連日候補者や支持グループからの、チラシが新聞に折り込まれてきます。
どちらかと言うと、赤字財政に前向きに取り組もうという姿勢派が多い気がします。
・・・とすると、おおざっぱではありますが、前町長支持派(現町長反対派)が7名(11-1-3)で、財政再建派が13名になることもあり?
ウーン、様変わり、するかもしれない!
「天下分け目の選挙」と言うことでしょうか。
旧来の土木、建設業界との繋がりが強い行政から、明快に財政の説明のなされる町への変革の時!
そんな風に、今回の選挙を捕らえてみたりしています。

毎年1億数千万円~2億円の返済義務を平成30年度まで返済しなくてはならないと言う。
借財から逃げることはできません。
日本全体から見ると、新しく小学校が創設されたりして(若い人口の増加)元気な町の部類に思います。賢い運営がなされていると、住民としても誇れる町、そんな方向に向かっていって欲しいものです。
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良い日和です。

2007-04-17 12:17:29 | 私の雑感あれこれ
「桜通り」と名づけられた通りは、今、八重桜が見事です。
深いピンクと葉っぱに光りがあたり、舗道に陰を作っています。
こんなときは印象派の画家気取りで、頭の中の画布に描いている気分で、銀行の無人ATMの順番待ちをするのです(笑い)。
新しい環境でスタートを切った人たちは、上手く軌道に乗ったでしょうか。

受験生の家族がいます。同居はしていません。
タブン、ですが(笑い)、毎日勉強に励んでいるのでしょうか。
3年間、今まで体験したことがないほど、勉強に追われて暮した日々を、「楽しかった」「自分の考え方がガラリと替わるほどの体験だった」と、その充実の3年間を語ってくれました。

修了式には、角帽とガウンを着用したという。
感激の式だったと。
遠方からも大勢の親たちの参観もあったとか。
社会人経験者も大勢いるのに、みんな一家の期待の星だからでしょうか。
連絡間遠なこの母娘は、あとから、それも1週間後に電話で聞く。
「感激屋のお母さんが来ていたら、一生の語り草になったかも。それくらい、感動した日だった」
そういう風なことを、修了式1週間後に聞く。

そして、そのあとの試験。
ふふ、どうだろ。
おしゃべり、お母さんは、彼女に言ってしまった。
「毎朝、40分、鎮守様へのお百度参りで・・・。」と。
彼女、笑いながら曰く。
「そんな、歩くくらいで合格できるのだったら、ワタシ、どれだけでもアルク!」と。
「でも、ありがとう」と、付け加えてくれた。
ワタシこそ、「ありがとう」かもしれない。
ちょっとの「歩き」に、自信がもてるようになったもの。

がんばって得たもの、身につけた物はあなた自身の財産。
よい仲間に出会えて、その人たちと学びあったことを心から喜ぶあなたの、これからのために、今年「サクラサク」だったらいいのだけれど。
さー、そんなに容易じゃないのでしょうか・・・。






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パッケージ・包装の話

2007-04-12 13:18:22 | 私の雑感あれこれ
普段、私たちが当たり前に思っていることでも、面白い体験をしたので、書きます。

お土産の「飴」の話です。
赤や青、黄色のセロファンに包んだいくつかの飴の中から、一粒、二粒いただきました。
セロファンは子供のときに工作で使ったりしたアレです。

その飴は、テルテル坊主を作るときに詰め物をするようにしてセロファンでくるまれているのです。
四角く切ったセロファンに、出来上がった飴状のものを、適宜にスプーンでセロファンの真ん中部分において、四方をつまんで、ねじって、それでお仕舞い、そんな感じです。
・・・だからセロファンを開くときに、ねじったときのシワシワ部分にも飴がくっついているものだから、上手く開かない(笑い)。
はじめは神妙に上手くできるかなといじるのですが、そのうちセロファンが破れてしまい、丁寧にはがすのは諦めて、多少のセロファンは我慢して口の中に…、です。
形はスプーンで目分量をすくい取っただけのようで、日本のもののように四角くはありませんが、確かにキャラメル味です。

機械化の極みの中で出来上がってくる日本のキャラメルと対極の作り方なのでしょうね。
良く見るとテルテル坊主の大きさも、一つずつ微妙に違っていたりします。

以上はフィリピン土産の「飴」の話でした。
日本のパッケージの技術、すごいんだな、とつくづく思ったわけです。
今度キャラメルを食べるときは、きっと包み紙に敬意をいだきそうです(笑い)。
もちろん、一緒にテーブルに並んでいたドライフルーツのマンゴーは本場の風体でした。


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勤務医96パーセント「超過勤務」と朝日新聞夕刊

2007-04-11 21:03:50 | 社会問題
夜間当直する医師72パーセントで、月3~4回が41パーセント、5回以上が51%。
9割近くは、夜間当直の翌日も「普通勤務せざるを得ない」と答えた、とのこと。

若手の勤務医の息子からは、過重労働で休日は月に幾日もないと聞いていた。
それでも、翌日の手術の準備とか、自分のための勉強もやっておかないといけないから、帰宅はいつも深夜12時頃と言っていた息子。

いつも、なんか相手は医師なのに妙だなと思いながら「身体には気をつけてね」で連絡メールを結ぶ。
きっと、若い医師を家族に持つものたちは、真面目にがんばる彼ら彼女らを、同じ思いで見守っているのでしょうね。
健康を守る人たちが不健康な労働環境におかれているなんて、おかしいのになー。
かねがね思っていることを、新聞記事に便乗しての一言でした。


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