日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

えっ!物欲が墓穴?

2009-03-30 21:52:51 | 社会問題
テレビニュースで、「高橋洋一氏が窃盗で書類送検」と。
ネットで記事を探す。
まさか、何で、と思うけれど、本人も認めているから事実。

行政改革を掲げて離党までした渡辺喜美氏の参謀格だと思っていたのに、表舞台からこんな事件で失脚するなんて。
植草氏の破廉恥罪での逮捕のことを思い出した。

思いもしないところで墓穴を掘って退路を自作するなんて!
日本の論客だと思っていたのに、こんな人たちだったのかと、失望です。

もしかしたら、私たちに見えている人物像は、本物ではないこと、表面だけでは判らないってことに通じるのでしょうか。




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街中の案山子発、ガセネタ「小沢一郎の見解!」

2009-03-30 10:00:50 | 社会問題
違うだろうか。
小沢さんの居座りの真意は・・・。
きっと、世間の不評を買ってまで、民主党代表の座にしがみついているのは、
世間の評判を下げて、それを喜ぶ自民党選挙参謀が、
これでは、選挙しても、ウチが不利にはならないぞ、
って、睨み、
解散、総選挙に踏み切る、
という判断をする、
かもしれない。
そしたら、
これぞ、意を得たりと小沢氏、
どの布陣で選挙に挑むのが最良か、再検討する。

天秤棒がどちらに傾くか。
なかなか民主に傾かないときは、
内蔵するであろう自民党諸氏の寄付金問題をつついてみてはどうだろう、
とか。

―― こう思索する小沢氏であった。・・・お粗末。

昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」で、長年政治記者を勤めた三宅氏の企業献金についてのコメント。
(環状7号線だったかな)速度制限50キロの道路があります。皆さんその道路を50キロ以内で走っている車ありますか。余程渋滞でない限り、どの車も50キロ以上を出しているでしょう。けれど警察は速度違反として捕まえていますか。そんな中で特にスピード違反が際立っていたのかどうか、そんな中で捕まったようなものです。

うーん、まったく。わかりやすい例え話でした。

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おいおい、なにそれ!

2009-03-26 09:47:02 | 社会問題
朝日新聞の1面に、東京品川区では、幼稚園児に読み書き計算を教えるようにする、と。
教育の荒廃というのか、小学1年生が教室で落ち着きがない、トイレに立つ子がいると、ついていく子もいる、とか云々。
だからって、教育を早めればいいってものじゃないでしょう。

人が生れて、育つってことはどういうことか、知識を早めに注入するってことではないと思うのだけれどなー。
早期教育が負担でない子と、そうでない子がいる。民間教育機関は、営業もあって「早期教育」を謳ったりする。そこのところを勘違いして、公教育の場で、早めに知識注入して、子供が賢くなると思う発想、それがプロだとすると質があまりよくないようにおもいます。

この間まで「ゆとり教育」って、旗を振っていたのに、いったいなぁーに。
知識は興味が芽生える頃に、でよいと思うし、興味、関心には個人差がある。だから集団教育は、やっぱり多勢に合わせるのが本筋。
学習に集中できない傾向が顕著ということで、幼稚園で、読み書き計算?
コンプレックスや、レッテルをより早く貼る、それだけのことになると思うんだけどな。

ああ、いま読んでいる本「夕映えの人」(加賀乙彦著)に、至極うなずける文章がありましたので、書き留めます。
主人公は60代になった精神科医(著者自身も精神科医で作家)で、長男が電子工学の専門分野に進み、長女が自分と関心が違い、何かに集中して興味をもつタイプでなかった成育歴を振り返りながら、記している。

――引用――

(娘が)クラブ活動で夜遅くなっても、飲み会とやらでかなりの酩酊状態で帰ってきても、やきもきしている友子(妻)とは一線を画し、別に文句を言う気にならなかったし、学校の成績についても口出しは一切しなかった。その点、私の娘への態度は放任に近かった。いや、子供の育て方について、私は私なりの方針は持っていたのだ。子供は、生まれつきの性格と能力を持っていて、それを邪魔しないように伸ばしてやるだけが親の仕事だ、親というのはそれくらいの力しか持っていない、という自覚である。

――引用ここまで――

もう一度、記します。

「子供は、生まれつきの性格と能力を持っていて、それを邪魔しないように伸ばしてやるだけが親の仕事」

その路線に納得です。
子供を育てるってことは、その路線以上でもなし、以下でもなし。



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土曜日のスケッチ その2

2009-03-23 08:28:22 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
日和に恵まれて、もう一枚スケッチ。
落葉樹の梢と睨みあっこしました。
けど、せっかちだからアバウト、アバウト(笑>。

梢って、きれいというか、見事だな、と少し思いました。
葉を落として、もくもくと新芽をだす準備中。
で、どの枝も、やがて広げるだろう葉っぱに「光よ、届け」といった形をしているのですもの。
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テレビも新聞も危機感があるということで・・・

2009-03-22 09:19:36 | 社会問題
昨晩のNHKで長時間討論番組を流していた。
コレからのテレビはどうあるべきか、の討論がなされていた。
脇見、覗き見のような見方をしていたのだけれど、沢山の意見が飛び交った中で、まだ記憶に残ったものを記しておきます。
その1、糸井重里さん:テレビが見られなくなったと、言われていますが、別にいいのではないですか。コレまで見過ぎだったのが改善されたと思えば、問題ないと思いますが。
→ まったく、同感!テレビ視聴が少なくなって困っているのは、テレビ業界で仕事をしている人たち。生活している人たちが、他の時間の過ごし方をしているために、テレビを見ないのであれば、何をか言わん、です。そこのところを履き違えて、「テレビは王者」気分がどこかにあるから、若い人が見ない、テレビ離れ、が大問題に見えるのでしょうね。
インターネットの普及という、新登場の媒体が席巻してきたのだから、行くところに行く、かつてのようなテレビ全盛時代は復活することはないと思います。
そして、テレビ界で仕事をしてきた糸井さんが、その下降傾向を受け入れるコメントをなさっていることに、彼らしさを感じました。

その2 子育て世代の女性:最近のテレビは、子供用の番組が少ない、と。高齢者、小さい子供にとっては、テレビは大切なので、番組つくりに力を入れて欲しい、と。
→昔の母親としては、面白い番組がないのだったら、コレ幸いと、テレビ以外で遊ばせたらいいのに、そう思います。夕飯時はテレビや子供用ビデオに子守をさせるとか、聞いたことあります。子供は遊びの天才です。何もなくても遊びを作ります。幼少の子供の場合、テレビ以外のほうが、やわらかい脳みその多面を使うと思うのだけれどなー。いかがでしょう。

で、今朝の朝日新聞。
「新聞よ、生き残れるのか」というタイトルでアンケートや意見交換をしています。
Q1 現在の新聞は生き残れると思いますか。
Q2 生き残るためには何が必要だと思いますか。
ワー、すごい窮地なんだ!

私は、新聞購読優等生だし、きっとこれからも購読を続けるだろうけれど、長く読み続けていると「質」変わってきていることを感じます。
迎合はして欲しくない。記者をきちんと育てて欲しい。今後経営は苦しくなるのかもしれないけれど、人材が宝なのは、ジャーナリズムなのです。

でも、今こうして利用しているインターネットの登場が、彼らに一番脅威なのですね。
ネットって、まったく便利で、メールや、検索、そしてブログ、使い始めたらやめられませんものね。

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春の一日、ぶらりスケッチ

2009-03-21 22:53:17 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
友人と予定していたお出かけが、天候にも恵まれて、スケッチしてきました。
とりあえずの一枚。

公園内は、馬酔木(アシビ、と読んでいたが、公園の標識ではアセビとなっていた)と、花モモ、ミツマタの花が満開でした。

梅には遅く、桜には早い、微妙な時期でしたが、上記の花を眺めながらの散策はのどかで、よい一日でした。
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今日の一句

2009-03-20 16:19:16 | 今日の一句・今日の一首
暖房を使わず、あちこちの窓を開け放ち、家中のこもった臭いを風に運んでもらおう、そんな気分になる日です。

ーー窓開けて風とおりゆく薄衣ーー

ーー暖冬で十日早い衣更ーー

なんか、デパートのキャッチセールスみたいですが、薄物に着替えても、ゾクッとしないのは、得した気分です。

考えてみると、今時の衣更って、6月1日でしたね。
でも、今日の気分は、4月朔日(わたぬき)=綿入れをぬいて、合わせをきるようになる、という意味での衣更え気分です。
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小沢さんが動いた!

2009-03-18 20:59:11 | 社会問題
今日、下記のニュースが流れた。
7時のテレビニュースで、同趣旨の報道を耳にして思った。
「あっ!民主党党首、小沢さんが動いた」と思った。

推測なのだけれど、小沢さんは、その時が来るのであれば自民党と一緒に沈もう、
それが自分の役割、
そう覚悟を決めたのではないだろうか。
小沢さんは、囲碁が強い → 明晰な頭脳の持ち主
そう思っているところがある。

彼は長い政治家生活で選挙に長けている。
先の選挙でも、自民党の農業政策の無謀さに気づき、バラマキとはみられがちだけれど、農民保護のマニュフェストを打ち出して、例えば先の参院選で四国4県を全部民主党に塗り替え、やすやすと民主党圧勝に導いた。

その小沢さんが、今自分の身辺に司直の手が伸び、窮地に立っている。
きちんと現状をみて、今後の浮沈を考えているはずだ。

で、勿論、推測だけれど、火の粉をかぶらないで済ますことが困難、と想定し始めたのではないだろうか。
であれば、自分と同類の火の粉で火傷を負うのは、自民党の諸氏のハズ。
今、政権交替を自分の使命だと任じている小沢さんとしては、
自分が沈むときは、献金の恩恵に浴してきたご同類も一緒に沈むことではないか。
だとすると、自分の党である民主党のためには
企業・団体献金「全廃」を支持する。
という路線を、明確にすべき、という道筋になったのでしょう。
いかがでしょうか。
小沢さんが自分の退場の花道、のように咄嗟に感じたのですが・・・。


※※※  以下、ネットの産経ニュースの引用です。  ※※※

小沢代表が企業・団体献金「全廃」を指示 民主党
2009.3.18 17:25

このニュースのトピックス:民主・小沢一郎代表秘書逮捕

記者の質問に答える民主党の小沢代表=18日午後、東京・永田町の党本部 民主党の小沢一郎代表は18日、党本部で鳩山由紀夫幹事長と会談し、西松建設の違法献金事件を受けて表明した企業・団体献金全廃の方針について「岡田克也党政治改革本部長に言って実現してほしい。分かりやすい仕組みにしないといけない」と述べ、党として検討するよう指示した。小沢氏の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されたことを受け、同法の抜本改正に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 小沢氏は会談後、記者団に対して「どの企業なら(献金を受けて)良いとか悪いとか言うわけにいかないだろう。企業・団体の全面的禁止以外に実効があがらない」と改めて強調した。企業・団体献金の全廃を次期衆院選の政権公約(マニフェスト)に盛り込むかどうかについては「僕が強制する話ではない。(民主党内の)みんながいいと言うならいい」と述べるにとどめた。

 一方、鳩山氏は同日、党の政策決定機関「次の内閣」の会合で「代表がここまでの決意で述べた以上、その思いを受け止めて政策としてまとめ上げてもらいたい」と述べた。
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今日の一首

2009-03-18 07:26:36 | 今日の一句・今日の一首
久しぶりの一首
月曜日の新聞の投稿欄に、短歌を短冊(普通紙を細く切って使っているとか)に書いているという話がでていたので、再開。
そこら辺の、反古の紙に書いてみました。

--ふたつ三つほらまたふたつ目をやれば草叢に土筆春を伝えむーー
                            3.19早朝 詠
                         
少し前からホームレスの人からの朝日歌壇への投稿が時々入選して話題になっています。
まだ、投稿者は特定されていません。
彼は、なけなしの有り金から月曜日の朝刊は買うそうです。そんなことも投稿句に読み込まれていたとのこと。
それで、朝日歌壇欄は月曜掲載だと知ったぐらいの、俳句・短歌の投稿、精進には縁薄い私ですが、ことばを使って、遊べる、自分を支えられる、先人の作り出したすごい文化ですね。


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「格差と活力」 本日の朝日新聞 経済気象台の引用です。

2009-03-17 21:26:45 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
経済の専門家が輪番で書いておられるコラムです。
しばしば目を通す。
文章の長さも負担感がないので、素人には読みやすいコラムです。
喧々諤々と昨今のコメンテイターは喧しいですが、このスペースに書かれた書き手の文意に頷いています。
読まれた方もいらっしゃるでしょうか。
そのまま引用しておきます。

「格差と活力」 2009年3月17日

 水が高い所から落下することによってエネルギーを生むように、宇宙のすべてのエネルギーは、その始まりにおいて生じたビッグバンによる格差を平準化するプロセスから生じる。

 その結果として、すべての格差が無くなった時、この宇宙には永遠の死と静寂が訪れることになる。人間の社会も同じことである。格差の存在が人々に活力をもたらし、格差を求める本能が進化のもとを作る。

 かつて全盛時代のソビエト連邦を訪れて、人々の無気力に驚いたことがある。それはそうであろう。平等をその社会の中心にすえた時、努力しようがしまいが、得られる結果は平等である。

 ということになれば、人々がやすきにつくことは当然で、出来るだけ働かないで楽をしようとする。労働意欲のわきようがないのである。結果として作られた商品は陳腐極まりないもので、激烈な国際競争の中では落ちこぼれた。最近、格差社会を否定する声が強いが、活力ある社会を作るためには格差は必要なのだ。

 しかし絶対に許されてはならない格差もある。それは「生存の権利」に関する格差だ。

 人は生まれた時、その環境において格差がある。貧富によって、その能力を発揮する可能性が阻害されることがあってはならず、生まれた子は、その才能の発揮される可能性において平等でなければならない。

 国や社会が最も力を入れるべきは実に、この点につきる。人々がその個々の才能をフルに動かして格差を追究しうる社会。そのような社会こそ、人々を幸福にする活力ある社会である。

 最近の格差論がいささか感傷論的に見えるので、あえて一文を奏した。(可軒)


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