日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

嵐の前の静けさか

2012-09-30 09:01:22 | 庭 9月
今月が誕生月。夫がバラ用アーチをプレゼントしてくれたので、つるバラのアーチが二つとなる。将来が楽しみ~。
但し、バラ苗の出回る時期まで待たないといけません。
で、今台風前夜。
わが庭は、まだまだ何も植わっていない余地アリアリで、秋の日差しがもったいなくて(何と言う表現か!)、ナデシコのポット苗1ケース購入。
にわかに花壇の一丁上り~、です。春先に種から植えたナデシコは、発芽はよかったものの、途中夜盗虫にやられ、うどん粉病気に罹り、3分の1ほどに減ってしまいました。そして開花は来春です。トホホ
園芸店で苗を買うのはなんと楽なのでしょう。1ケースで680円でしたもの。

そんな出来上がったばかりの花壇もあるわが庭にも、また土砂降りの雨が降るでしょう。
うまくやり過ごせたらいいなー、と、そんな思いで眺めています。
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花壇造り、エンヤコリャ

2012-09-27 06:37:06 | 庭 9月
水はけが上手く行かない。先日の土砂降りで水がコンクリート壁を乗り越えて駐車場に流れた。
なんとか対策をしなくては!
溝(通路兼用)を深く掘って、花壇の土が流れ込まないようにレンガで抑えよう、そう考えてはいるものの、「やり直し」なわけだから、大仕事です。
千里の道も一歩から(大げさ!)だし、まず手をつけなくては、と土に埋まった通路レンガと砕石を取り除きつつ、溝堀りをやりだた。
クワ仕事です。堀りあげた土を少しずつ花壇のアチコチに運んで、エンヤコリャです。
やった仕事は目指すところの何分の一かなのに、腰に疲れが~~。
なんだか古代の遺構のミニチュアみたいです。


チューリップの球根50個(去年はいろいろ混色にたら、咲き時まで不ぞろいだったので、ピンク1色にした)とアネモネの球根一袋購入。
レンガも追加で30個ほど。
レンガを車に積んだり下ろして運んだり、こんなのも60超えの身体には草臥れるものです。


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「北の海」井上靖著 を読んだ

2012-09-26 09:43:28 | 
「しろばんば」「夏草冬濤」につづく、主人公伊上洪作の中学卒業後浪人時代の物語です。
金沢には旧制四高のレンガ造りの建物が現在も残っている。数年前のOB会に出たとき、小一時間ほどのスケッチをしたことがあります。
私が暮らしていた頃は、広々とした中央公園の真ん中に居座っていたその建物はそのままあったけれど、周りの樹木は大きく育って、あたりはすっかり趣も変っていました。
その公園の一角に、井上靖の詩碑がありました。
詩句は定かではないのだけれど、夜の北陸の海を目の前にした砂浜で星を眺めながら、青年の思いを詩文にしたものでした。いいな、と思ったことははっきり覚えています。

後年の井上靖氏は大作家となり、ノーベル文学賞発表の日は編集者たちと酒盛りして待った、とどこかで読んだことがあるほど、名声高い人でした。
でも、その詩文は、四高に通う青年の心中を語っており、後年の栄誉とは無関係な青年の魂がありました。

「今度金沢に行くことがあったら、あの詩碑読んでみてね」といつもながらのお節介屋のワタシは、つい話題にしました。
たまたま、話の輪の中のひとりが、「最近読んだ『北の海』よかった」と紹介。

前置きが長くなりました。
そんなわけで、金沢の街も出てくる「北の海」を読みました。
平易な書きぶりです。
内容が不甲斐ない洪作青年のドタバタに見えても、筋を追っている読み手の前に、文章が立ち上がってくるような箇所が何箇所かあります。
親のすねを齧った柔道三昧の話ではありますが、こんな仲間の中で、ひとと言うものは成長していくのだな、と解説されているような気分にもなります。

昨今、子育てにしても、勉強や受験にしても、ハウツーを語る人が溢れすぎています。
井上靖氏の中学卒業後ですから、時代は昭和13年頃でしょうか。主人公=作者と言うわけではないでしょうけれど、この物語の書き手は充分、読む側にいいものをプレゼントしてくれる本ではありました。

柔道部員たちは、荒々しい練習で疲れきっているところに、元気者の鳶と2年生で一番弱いと思われている川根と10番勝負をするように言い渡され、誰もが川根は10分も持たずに負けると思っていたところ、結果は川根6勝となった。その翌日、川根と稽古のあとの洪作との会話

―以下抜粋ー
 稽古をやめてから、洪作は川根に訊いた。
「川根さんは疲れないのですか」
「そりゃ、疲れるさ」
 川根は言った。
「僕などなかなか三十分は続かない。立ち技なら三十分ぐらい何とかなりますが、寝技になると、休むことができないので、三十分やるとへとへとです。川根さん平気じゃないですか」
「そうでもないさ。やっぱりへとへだ」
「そうでしょうか」
「そりゃあ、そうさ。人間だから、誰でも疲れる。ただ、僕は毎日毎日の稽古の時、休みなしにやっている。稽古だけはひとの倍やろうと、自分で誓っているんだ。そんなことでもしないと、僕などが柔道やる意味がないよ。選手になれるわけでもないし、強くなれるわけでもない」
「でも、きのう鳶さんに勝ったじゃないですか」
「仕合だったら負けているよ。最初の一本で決まるんだから。――昨日鳶に勝ったと言っても、あんなのは勝ったうちにはいらん。俺自身勝ったとは思っていない」
 それから、
「とにかく柔道というものは面白いものだな。俺みたいに、全然強くなる見込みのない者でも、柔道のやり方というものはある。自分とやるんだよ。相手に勝つんではなくて、自分に克つんだ。自分との闘いだ」
 川根は言った。そして、
「な、こうして休んでいるとらくだろう。いつまでも休んでいたいだろう。が、休んでいてはいけないのだ。自分との闘いだ。休みたい気持ちに克つんだ。辛いが、立ち上がるんだ」
 そういうと、川根は立ち上がって・・・

―以上抜粋―

作者は、青年洪作をいろんな人に出会わせている。
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介護するということ。

2012-09-24 12:20:30 | 母のことなど
母は弟宅に落ち着いた。
右半身にマヒが残っているということは、口の中も舌も右半分がマヒしている、ということ。
刻んだものをゆっくり誤嚥しないように食べている。水分も健康な人のようにゴクリと飲めない。それでも胃漏にならなくてよかった~と思わなくてはならない。

トイレも補助具を使って、そろりそろりとトイレに通っている。夜中はポータプルトイレを使うことにしているが、夜中に4回もトイレに起きるそうだ。
そんなのでは、ゆっくり寝てもいられないだろう、と思うけれど、95歳の生理とはそんなものらしい。

で、なるべく「大」の方は、夜中でもトイレで、という思いがあるらしい。
寝ている弟に黙って、そろりそろりやっているとか。

で、ベット付属の支えにつかまり損ねて、ドスン。その音で弟は目が覚めたらしいが、転んで、足の甲が紫色に内出血している、と。
ま、そんなこともあるかと着易く聞き流していたら、先日の通院で、それが「骨折」だったということが判明。

ビックリ。さぞ弟は度肝を冷やしたことだろう。
ただの「つかまり損ねてドスン」が骨折とは。

「年寄りが転ぶと骨折なんだよ」とは聞いていたけれど、ほんの一瞬のうっかりからくるドスンが・・・。
本人もさして痛くなく、手術して治療する程でもない、とのお医者さんの診立てで、幾分ほっ。

世の中、介護していらっしゃる家族は沢山あると想像する。
日に何度ものトイレの度に、転ばぬようにと気遣い、食事の時間は、誤嚥しないように気配りする。なんと大変なことか。

「大丈夫、なんとかやっているよ~」と弟は言ってくれるけれど、
時には、ショートスティに預けて、夜もゆっくり休んでねー、
と、そういう思いです。

因みに、週3回のディケアは順調です。
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秋バラ1号か(笑)

2012-09-23 07:12:18 | 庭 9月
9月に入ってまもなく、秋バラを咲かせるために「夏剪定」をした。そのためにバラコーナーは彩を失って淋しかったのだけれど、昨日から黄色いバラ1輪が花開いた。
秋バラを揃って咲かせるための「夏剪定」だったのに、早とちりクンなのだろう。蕾もチラホラ膨らんで、ガーディナー初心者には、なにもかも試行錯誤です。

ムスカリの球根を購入済み。早めに埋めると葉っぱが伸びすぎるらしく、あと1ヶ月ほど待機か。通路にそって花壇をつくる。来春にカーブを描いたムスカリの青い川が出現することを、ひとり想像している。

秋蒔きの花の種も何種類か購入。これらによいベットを与えるためには、まだまだ沢山の培養土が必要になる。

デパートにもさっぱり足が遠のき、園芸店に日参の日々です。
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嵐の前の静けさ

2012-09-19 07:17:34 | 庭 9月
雨が降るとゲリラ豪雨、の昨今。
夜中にも雨脚が気になって、目が覚めた。
朝庭を見ると、案の定、水流が泥を流し、お隣との境界際から流れ出ている。
よって、一角は前日よりもやや沈下。
何とか、雨の水流がその一角に向かわないようにと、先ほど溝をより深めに掘った。
その一角はレンガとレンガの隙間から漏れ出る状態なので、高く積み上げても徒労である。
だから、今私の考えているところでは、他のところに降った雨水がそこに向かわないようにする策、です。
土嚢替わりに20キロの砕石が入ったビニール袋を二つ並べてみて、水流が停まればいいな、と今眺めています。
とにかく植物を増やして、植物に水を吸って貰うしかありません。挿し芽で増えるグランドカバーを次々に試みてはいるのですが、スペースが広いので先は長い。

雨の降り具合に一喜一憂しているのは、本業のお百姓さんでしょうね。堤防決壊で水害が自分の田んぼの側に発生しないように、クワを持って川岸のあっちとコッチでにらみ合った、という昔の農家の話をどこかで読んだことがあります。

比してわがガーデンの課題は小さなトラブルです。少しずつよくしていこうと思います。
それにしても、雨はきちんと公平に降り、雨水は低いところへ向かって水流を成します。
まことに当たり前のことですが。

今日も豪雨との予報。無策よりはよかった、と思えたら良いのですが。
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この連休は

2012-09-17 08:31:11 | 私の雑感あれこれ
新お隣さんの家が完成し、入居前の某ハウスメーカーの現地見学会の開催中です。
「住いの参観日」の幟がはためき、ざわざわと若い夫婦や幼子の声が聞こえて、ご近所界隈はいつもと違うムードです。笑
皆さん、新築一軒家を思い描いて、真剣なのだろうなー、と。
今日の今の時間はまだ静かですが、日中は駐車の車がわが家の前にはみ出さざるを得ないほどの来客状態になるのでしょう。
この経済見通しの立たない時代にあっても、次々と見学者があると言うのは、消費税増税前の駆け込み需要増なのでしょうか。

あ~わが家の場合は、バブル真っ最中で凄かった~。
懐かしき思い出。

今、見学に訪れている人たちも、やがて懐かしむ思い出になるのだろうと、そう思いながら傍観しています。
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花壇つくり アクセク(笑)

2012-09-15 10:40:29 | 庭 9月
秋の花壇がさびしくならないように、ひとまず花苗を2ケース買ってきた。
今朝はそれを移植。花苗は白からピンク経由して濃紫までのグラディーションの寄せ植え用ケース。
配置が大事。花壇をつくるというのは、キャンパスに絵を描くのに似ている。私は絵が好きなハズなのに、決して花壇の配置は巧くはない。
ま、慣れもあるだろうから、とりあえず硬い土を掘り起こして培養土と混ぜて、油粕少し入れて、花苗ポットを埋めてきました。
とりあえず根付け!
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ガーデニング初年度だから

2012-09-11 14:41:54 | 庭 9月
夏の花が終盤を迎える前に、次を考えなくてはならない。
写真(ピンボケ?)は、まだまだスペースガラガラ状態なのに、できるだけ長く頑張ってもらいたい松葉ボタン。
ゼラニウムの挿し木に再度挑戦。
ついでに蚊遣草も剪定して挿し木してみた。グリーンは空きスペースを埋めるのに貴重な存在。
雑草が繁茂しないように、とにかくグランドカバーの役目の緑を、と懸命です。
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たっぷり海鮮丼!

2012-09-09 15:43:57 | 旅行・休養
強行軍のドタバタがあったけれど、予約していた一泊旅行には重ならなかったので、伊勢路へ。途中「海の駅」で食べた昼食はコレ。
デラックスな海鮮丼。海老が2匹入っていて、ウチ1匹は生き造り、というか生きていて、ピクン、ピクンと動く。アレ~と眺めていると、器からジャンプ!
飛び跳ねるのです。

ひとり分にはたっぷりすぎる量だったこともあり、我が手での海老のご臨終には忍びなく、残してしまいました。

出発時は雨模様だったのですが、志摩半島のリゾートホテルに着くころはお天気もすっかりよくなり、リアス式海岸の絶景を満喫してきました。
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