日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

昨日は映画鑑賞会。

2018-05-31 06:47:33 | 映画・テレビドラマ・音楽
不定期にかつ定例の(へんな表現)、なのだけれど、ひとりが父上逝去で欠席。
ふたりで、見ました。

バラ庭への招待兼映画鑑賞+ランチだったのですが、

バラはピークを過ぎており、しかも天気は雨。
提案してから、のびのびになっていたこともあり、鑑賞する映画の提案も、さてなんだったか(カズオ・イシグロの「日の名残り」だった)苦笑

ネットフリックスまたはアマゾンプライムでの視聴なので、最新作以外は殆ど見ることができます。

で、友人の新たな提案で、最近「万引き家族」がカンヌで受賞したと話題の是枝監督の「そして父になる」になりました。疲れが抜けていないので、字幕ものよりは助かります。うっふふ

6歳になるわが子が、実は出産時に取り違えられた子だったという話。

6歳というと、孫の生まれたころ、と時間感覚は実感できる。
自分は60代も後半だから、長い人生の6年か、というとらえ方もできるが、子供の親になって生きてきた6年間まるまるが、他人の子供だったと突きつけられた若い夫婦には、大アクシデント。
そのアクシデントをいかに乗り越えるか、乗り越えた先で、本当の「父になる」ってことだよ、というお話のようだった。


同じほど前に、娘夫婦が(娘の母親としての私も)種類は違えどアクシデントを経験しているので、忘れることはない。

このお父さん(福山雅治)は、キレそうな場面を何度か見せたけれど、ウチの婿さんのそれは知らない。

出産翌々日、産院に入院中の娘が車いすで、NICUに入院しているまだ見ていないわが子を見に行くことになっていた。ワタシと一緒に。
病院近くで朝食をとっていると、婿さんからの電話が。

「今日、お母さんと一緒に会いに行くと、お医者さんは○○(新生児)の病状について話されるかもしれない。○さん(娘)がショックを受けるかもしれない。だから、彼女ひとりの場でそれを聞くのではなく、夫婦二人でお医者さんの説明を聞きたい。だから今日は赤ん坊の顔を見るだけにして、症状の話題はしないように病院にお願いしました。お母さんも、そのつもりで、○と一緒に○○に面会に行ってください」と。

第1子だから、婿さんは父になって、まだ3日目。
気も動転しているだろうけれど、ことを受け止めるのは、親である自分たち夫婦、というスタンスができているのに驚いたものです。

随分後になって、娘が言っていました。
婿さんは、あの時は、何が何だか、何が起こったのか、わからなかった、と言っていたと。

そういうものかもしれない。

でも、動転しながらも、対応はしっかりしている、と思ったことを、いまも思い出します。

もう一つ、あの赤子がたくさんのチューブにつながれているさなか、娘がボソボソといったものです。

「Mがね、歴史上で名を成している人の中には、生まれ落ちたとき大変だった人が結構いるんだよ、って。だから○○も、そんな人になるみこみあるかもね」

そう。そうなの。と返答するワタシ。

なんと、勇気づけるアイテムを持っている人なんだろう。それがちょっと、オーバーな話であっても、どん底にいる娘への最高のプレゼントのように思えたものでした。

これは、我が家の体験。

取り違い問題に出くわした親子は、それを乗り越え、それぞれが成長の糧となれば、、、、かな。

世の中、問題を抱えている家族はいっぱい。

それに、どう対応していくか、ですね。


一緒に映画を観ている友人には、この映画はどう映ったことでしょう。


■ 某ブロ友さんへ 
お茶うけには、あんみつを出しました。
カンテンはレシピ通りにつくったら、うまくできました。あんこは缶詰を購入。母の日に送ってきたコンポートも加えて、ワタシ的にはデラックスになりました。笑
悪いのは、お客様が去った後に、私があんみつのお代わりをすること。トホホ











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5月下旬の庭。

2018-05-29 07:32:53 | 庭 5月
本来ならばバラのピークなのに、今年は一段落した後、という趣です。

昨日は仕事で出勤。庭を覗いたのは夕方の水遣りだけ。

朝、一回りすると、やっぱり旅行前とは趣が違って、私を、オヤッ!とさせてくれます。

数枚を写真に収めました。

■ これまでで一番咲き誇っている、ルージュピエールどロンサール。花弁がびっしりで、重みで屈んできそうな枝を切り花に。



■ アジサイ。まつりまつり。七変化が同時進行しています。





ピンク


■ お隣の柏葉アジサイ。奥にクレマチスが満開。






■ 振り返ればパパメイアンが見事。ビロードの肌合いなのですが、写真では伝えられません。


■ ようやく開花のシャルルドゴール。もう少し開いた今日の午後あたりが見事でしょうか。


■ 桔梗も1番花が開花に向けてのスタンバイ。


■ クレマチス(テッセン)が賑やかにぎやか。


■ またまた振り向けば白いオルレアと芳純のコラボがはっとさせてくれます。


室内も屋外(庭)も作業がいっぱいなのに、こうしてPCの前に座っているワタシ。トホホ



訪問してくださってありがとうございます。

それでは、今日もがんばります。








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そして日曜も、ひと頑張り。

2018-05-29 02:31:38 | 旅行・休養
昨夕は、すっかり重くなった足を引きずるように帰宅したのですが、この春に5歳児が自転車に乗れるようになったのを、おばあちゃんに見せる、というので、自転車で運河沿いの道をゆく孫の姿を身に外に出ました。火事場の馬鹿力ではないけれど、孫可愛いさの馬鹿力のワタシ。苦笑

6キロの日帰り江戸の街巡りをし、さらに ↑ にエネルギーを振り絞って(苦笑)の翌日です。

孫たち家族は、保育園仲間とのバーベキュー予定が入っているので、私は別行動。

① 娘宅で少しゆっくりして、帰路につく。

② 東京駅でコインロッカーに荷物を預けて、皇居あたりを散策する。できればスケッチを。

③ 皇居の東御苑(江戸城跡)めぐりをする。大手門が近いらしいけれど、地下鉄への乗り換えは疲れるから避けたいな~。

  ↑  の①~③のどちらにしようか、決めかねていた。

時間はあるけれど、自分の体力と相談しないといけないのです。

10時半に荷物を手に、娘宅を出ました。
東京駅のコインロッカーには空きはナシでした。
スーツケースのキャスターをゴロゴロと転がして、ひとまず皇居へ。
平坦とはいえ、それなりに距離はあります。
桔梗門からは中に入れず、守衛さんに聞くと、隣の大手門(桔梗門から10分はかからない)であれば東御苑(江戸城跡)見学OKとのこと。
とりあえず、ここで一枚スケッチしてもいいな、とも考えたけれど、天守跡が見られるのに、やめてはならじと歩くことにした。苦笑

海外からの観光客も多い。さすが日本のお城の親分みたいなとこだから、と内心思う。
以前、一緒にロンドン旅行(ハイドパークからバッキンガム宮殿に向かって歩いたものです)したばかりの娘と皇居周りを歩いていた時、日本のお城もすごいもんだね~、と言っていたのを思い出す。

天守閣はその城跡しか残っていない。江戸260年のうちの最初の50年間で焼失。その後の210年は天守閣なしだったのだと。こんなことも知らなかった。本殿も当然、その敷地が大奥、中奥、と図面で示されているだけ。






櫓はいくつか残っているとかで、その一つ富士見櫓でスケッチを一枚。

1時間ほど座っていただろうか。



結局、↑ の③のコースと相成りました。

朝、スーツケースをひいて出たときは、とても③になるとは思っていなかったのに、結局、私って~~、と苦笑です。


「胡蝶の夢」で、主人公松本良順が歩いた薬研堀界隈。奥医者となって登城していたのは、、、など、時に思い出しながら、姿の見えない江戸城の城跡歩き楽しみました。

時に城内は坂道もあります。60代の女性がスーツケースゴロゴロなので、急坂では「大丈夫ですか」の声もかかったりで、ワタシ、一生懸命でした。ふぅ~。苦笑

中半端になることを覚悟していたのに、思いのほか充実した日になったと満足でした。




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翌土曜日は、江戸古地図で巡る東京の街並み日帰りコース

2018-05-28 14:56:46 | 旅行・休養
孫家族たちは、別の予定が入っているとのことで、事前予約しておいた日帰り旅で一日過ごしました。

銀座線三越前に10時集合とあるのを、銀座三越に10時集合と勘違いしていた、危な~い。苦笑

念には念を入れて地下鉄乗り換えながら目的場所に30分前に到着。
集まった仲間(同好の志?)は、ほぼ同世代で、なんだか安ど感が湧く。
13名で1グループ。男性4人。夫婦ずれが3組。だから、同年代の女性の一人参加が多勢です。ほっ。

配られた古地図を片手に現在はビルの谷間になっている三越、三井住友銀行の界隈と、江戸期の「熈代勝覧」(きだいしょうらん)絵巻に描かれた場面と照らし合わせて、ひとながめ。
ちよっと進んで、ここが金座。古地図に金座を探しマーク。金座後が現在修復作業中の日銀本店。金融の大本だものね、さもありなん。

ニューヨークで、「ここがウォール街の証券取引所です」と説明された時の、「あっ」とっ思った感覚と似ていて、正しくおのぼりさん感覚だな、と思った。

日本橋界隈の江戸時代のにぎわいを想像しながら、午前中2時間回って、老舗のお寿司屋で昼食。その後また、1時間半ほどめぐって、水天宮で解散になりました。

後日加筆予定

長崎屋敷(?)というのがあって、出島に来ていたオランダの薬商人らが江戸へ出向いた時の宿舎となる屋敷後がありました。
当時のその屋敷へ、青木昆陽や前野良沢、杉田玄白らが外国語を学びに詰めかけていた、という説明図があったのが、記憶に残っています。向学心に富んだ人たちは、わずかな機会をも学ぶ場としていたこと、頭が下がります。

人形町あたりでは、芝居見物後の客相手の甘酒通りがあったり、鯛焼き屋さんには、今も行列があったり。途切れることなく続いている時代というものを感じる一日でした。

6キロの行程と聞いていたので、杖も持参していたのですが、古地図と説明のチェックに追われて、どうにか歩ききりました。

よくでかしたものです ⇒ 自分

地下鉄での帰路はひとり。だんだん足取りは重くなり、余裕なしにはなりましたが、地下鉄2回乗り継いで、どうにか娘宅までたどり着けました。

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金曜日は東京での同窓会でした。

2018-05-28 06:52:39 | 私の雑感あれこれ
もう卒業から50年超になる中学校の。
8クラスでした。今回は出席者59名。地元から観光バスで東京入りしたのは22名だったそうです。
いつもの出勤時間に自宅を出たので、私の東京着は早め。
ホテルのクロークにスーツケースを預けて、あたりをブラブラしたものの、2時ころにホテルへ。
すでに、バス遠征組も到着していて、ロビーには同世代の人がいっぱい。
飛び交う言葉はお国訛り。40年も50年も前の親たちの会話とそっくり。言葉の記憶って不思議ですね。
あの時代が、醸し出されています。

中学を卒業後地元の公立高校へ進学した人たちが多いでしょうから、彼らは高校でも顔なじみです。
私は中学卒業以来(15歳)の何人かの顔に出会えました。

その一人、Hクンと会えたのは懐かしかったです。
会食のテーブルは3年次のクラス別でした。
東京在住組の世話役をしていた彼は、一段落して隣席に座りました。

彼は覚えていないでしょうが、
高校の合格発表後の本屋で遭遇した記憶があります。
「U高校へ行く人たちは、みんな勉強ができるんだろうな~」といったような言葉をかけてきました。
彼は地元の高校です。

私たちは、現代っ子と呼ばれ、受験戦争という言葉もすでにあった時代です。
ひとつ目的が叶い、汽車通学で高校に通うことを新鮮なワクワク感で過ごしている春休みに、
「できたら自分も」という気持ちも抱えながら、私の姿をみて声をかけたのだと、何度か思い出したりしていました。

そのHくん。至ってさわやかな好紳士になっていて、「あ~、彼なんだ」と思ったら、隣席に来てくれました。
大きい精密機械メーカー勤務だったそうです。
「(あなたは)2次会に出ないそうだから、今、この写真見て」と、年代物の白黒写真を見せてくれました。
あのノーベル賞の朝永振一郎博士の映像でした。彼は僕の大学の、、、と、話だし、
彼が、東京教育大に進学、マスターコース卆ということがわかりました。
ドクターに移ろうかという時期が筑波大学への変更時期と重なって、、、などとも。

やっぱり、あの春のころからも、彼は前向きに、まじめに勉強したんだ。
なんだか、のど元につっかえていたものが取れたようで、うれしくなりました。

実は、もう一人同じクラスだった人で、あってみたい人がいます。
中卒後に就職の道(企業内の学校があるのかも)を選択した人です。
10何年も前の同窓会で、ずいぶん立派になっているとか、耳にしました。
やっぱりね、と思ったものです。

人は、やはりその人らしい、歩みかたで生きているな、と思うことしきり、です。

同じ高校へ進学したメンバーで出席したのは、3人。女子はひとり。

カラオケになるだろう2次会はパスして、6時半には孫の顔をみたさの東京メトロの人になりました。






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年甲斐もなく、がんばってきました。

2018-05-23 13:27:26 | 健康
ホットヨガの初体験をしてきました。

リンパリフレッシュコースという60分の内容でした。
鏡面を前に50人ほどがヨガマットに。

アレレ。
私より高齢者は見当たらない。
白髪頭もゼロ。私も一応黒髪です。苦笑
こんな若い集団に自分が混じっていることに緊張する。

太っている人は、と鏡の中を探す。
ひとりふたりは、豊満なタイプ。ただし、一回り以上若い人だろう、と判断。

照明を落とした35度の室内で、若いスレンダーなインストラクターの指示に従って、ヨガはスタート。
体験なのですから、無理をしないでね、と言われたはずだから、と反芻しながらも、

意地っ張り精神を発揮して、8割方はできたかな?

正座して、と指示されると、実は正座ができないワタシ。

ここに集まっているメンバーは、ひざ痛で正座ができなくなるという水準なんて、知らない、理解できない、若さの人たち。

みーんな、ウエストがくびれている。

のに、ダイエットが目的です、なんておっしゃる!!

私より、一回り、二回り若い女性たち。
リンパの流れがスムーズになって、妊娠になった方もあったり、、、なんて聞こえてきたりして。

えっへっへ。皆さん若い若い。

2割のできないところをスルーしても、たっぷり汗を流して、ひざの裏、鼠蹊部、などなどリンパの流れをスムーズに、という趣旨のヨガは体全体によいことなのだから、月4回のホットヨガを生活の一部にしようと思った。






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花殻摘みは尽きず、、、。

2018-05-23 07:56:48 | 庭 5月
連日花殻摘みをしていると、

まだきれいなのに、というためらいも、少しずつ大雑把になっていったりもする。苦笑

ここで咲いているよりも、室内の花瓶に、とジャッジするときは、バッサリ。


■ 隣家にはみ出していたニュードーンとパレード。申し訳ありません。汗




■ これも、花殻摘みの途中で、庭では目をとめてもらえない方向で咲いていた。アブラハムダービーとカーペットフラワー(白)


■ 遅ればせながら咲きだしたスペクトラ。


■ 挿し木苗の桃香。初つぼみを喜んで、心待ちにしていたのに、、、画面の反対側をガブリ虫害に遭っています。


■ クレマチス。今年初紹介です。


■ フロックス。にぎやかになってくれているのですが、徒長気味で、どうしたもんだか、思案中。


■ 西洋オダマキの種を取りました。画像なし、です。
秋に蒔いて、咲くのは2020年。オリンピックの話題が盛り上がっているでしょうね。私○○歳。
素敵に咲かせられたら、めでたいものです。







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カーネーション 事情。

2018-05-22 06:37:57 | 私の雑感あれこれ
一昨日だったかのニュース。

カーネーション栽培農家のビニールハウスがテレビ画面に。

母の日が過ぎたら、例年ならば、出荷されなかったカーネーションは刈り取って来年の栽培に備えるのです、と音声。

ところが今年は、カーネーションを自分で摘み取るという企画でお客さんが楽しむことができます、とのこと。

カーネーションという花は特別に期間限定の性格を持っているのは事実だけれど、

そっか~、出荷見込みもないものを育て続けていてはコスト倒れになる、ということなのです。

母の日にピークを合わせて栽培するらしく、気温調整が狂って、早く開花しすぎたクレマチスが安値で店頭に並んでいたことがあった。

花卉栽培業者の舞台裏は、お花をめでるとは別物。

我が家にやってきた鉢物のカーネーションは、まだ元気。

つぼみもまだある。このつぼみも開花してくれるだろうか。

眺めている。

お買い上げ商品になってよかったね。とも、うっふふ


来年も咲いてもらうためには、地植えがいいのだろうか、思案中。

枯れてもらわないと、花屋は儲かりません、とクレマチスを売っていた店員さんの言葉を思い出した。
ハイ、あの時買ったクレマチスもシャクナゲもわが庭から退場済み、です。

今は、新種のバラです、という触れ込みのカタログを見て、バラを購入することもなくなった。

今、庭に咲いているバラたちの越年栽培ででいっぱい。

今朝は、コンポストで作ったたい肥をバケツ10杯分をバラ(バラ全体の3分の1くらいか)の株もとに置き肥してきた。

咲いてくれて、ありがとう、の思いを込めて。






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せっせと剪定・花殻摘み。

2018-05-20 12:47:41 | 庭 5月
気になっていたツルバラの花殻を高枝切り鋏でチョッキン、チョッキン。
ずっと仰向けでの作業はきついから、休み休み。

半分は終わったかな。

冬の剪定が手抜きだったパレード。なのに、それなりに咲いてくれて、律儀なバラです。

隣家の壁面に向かって咲いていたりするので、切り花にしてみました。

■ こんなにたくさん。重なってしまって、トホホ


容器に入れてみました。


■ 白いオルラヤに映える1輪の芳純


■ ブルーデイジー。周りのノースポールが退場したので、いやに目立ちます。


■ 多年草のガザニアもあちこちで開花。右側のブルーはニゲラです。


■ 1年草のフロックス。秋に種から蒔いてます。


■ ルージュピエールドロンサール。樹勢ますます元気です。


■ 房咲きで豪華な、ジュプレデュプリンスモナコです。


■ ピエールドロンサールのオベリスクを中心に。


つけたし

庭仕事をしていると、しばしば、プレゼントをもらった気分になる。
今日のプレゼントは、ジキタリスの若苗の発見。こぼれ種から育ったのでしょう。
最初の年に種から育てて、翌々年にようやく開花。房咲きの豪華さはバラ庭の必要アイテム的存在でした。去年あたりから退場する株も多くて、また種から育てようかしら、と思っていた矢先のこと。発見場所は日当たり不良なので、移植して育てます。


















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映画『切腹』をみる。

2018-05-20 08:10:24 | 映画・テレビドラマ・音楽
先日、某ブログで三船敏郎さんのドキュメンタリー映画の話題を知り

三船敏郎さんの映画に詳しくない私にとっては、印象深いのは「赤ひげ」とか、小林正樹監督の映画「上意討ち」ぐらいかしら。「上意討ち」は録画保存して複数回見ている。

小林正樹監督を検索していたら、彼の作品としては、「上意討ち」に並ぶ名作が「切腹」との紹介があった。

ということで、この映画をチョイス。リビングでいつでも鑑賞できる時代に感謝。

20年前の私が見るのと、今の自分が見るのとでは、理解が別物だろうな、と思う。

1630年ころの神田界隈にあった井伊家の江戸上屋敷。殿様は国に戻っており、ご嫡男は上屋敷で生活している、とか、諸々のことが、徳川幕府の仕組みのおさらい見たい。すみません、低レベルで。

関ヶ原で功があった福島正則の安芸の国の40数万石が藩のおとり潰しに会い、1万2千人もの武士が路頭に迷ったという現実から話は始まる。

以下、ネタバレあり

夏の陣から15年。戦の時代が過ぎ去り、お家断絶などで浪人となった武士の雇い手がなく、内職で食いつなぐ侍たち多数の江戸。

困窮した武士の切腹願望を果たさせたことから、意外な展開となる。それらにかかわった井伊家の高臣たち3名は、切腹侍の舅から仕返しを食うかのように、思わぬ反撃を受ける。

3名とも病気を理由に、休暇を願い出ていることが判明。
その理由は、髷を切られたから。切ったのは、目の前に、同じく切腹を願い出ている舅。

言いがかりをつけられている立場。問題を内内に処理(彼を外に出してはいけない)すべきと判断して、舅を生かせておくことはできない。
家老は、舅を生かして門外に出すなと命じる。刀をぬいでの切りあい。井伊藩側にも4名の死者とけが人も出る。

武士でありながら髷を切られた藩士、高臣たちには切腹を命ずる。そして、その死の理由は、病気であったことにせい、と。
上屋敷内の殺傷沙汰で命を落としたものも、すべて切腹したことにする、とも。



そういう計らいをしないことには、藩の存続が危ない、というのです。

物議があったことが、幕府の耳に入ったら、藩のおとり潰しになりかねない、

ので、いかなる理由であれ、失態と察せられないように処理することが最優先、家老職の仕事なのです。

正義かどうかよりも、お家が存続していくためには、徳川からの鉄槌を受けるわけにはいかない、という現実でした。




小林監督の言いたかったことは、この、徳川政権の時代の仕組み、なのだと、じわじわと思い至りました。








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