不定期にかつ定例の(へんな表現)、なのだけれど、ひとりが父上逝去で欠席。
ふたりで、見ました。
バラ庭への招待兼映画鑑賞+ランチだったのですが、
バラはピークを過ぎており、しかも天気は雨。
提案してから、のびのびになっていたこともあり、鑑賞する映画の提案も、さてなんだったか(カズオ・イシグロの「日の名残り」だった)苦笑
ネットフリックスまたはアマゾンプライムでの視聴なので、最新作以外は殆ど見ることができます。
で、友人の新たな提案で、最近「万引き家族」がカンヌで受賞したと話題の是枝監督の「そして父になる」になりました。疲れが抜けていないので、字幕ものよりは助かります。うっふふ
6歳になるわが子が、実は出産時に取り違えられた子だったという話。
6歳というと、孫の生まれたころ、と時間感覚は実感できる。
自分は60代も後半だから、長い人生の6年か、というとらえ方もできるが、子供の親になって生きてきた6年間まるまるが、他人の子供だったと突きつけられた若い夫婦には、大アクシデント。
そのアクシデントをいかに乗り越えるか、乗り越えた先で、本当の「父になる」ってことだよ、というお話のようだった。
同じほど前に、娘夫婦が(娘の母親としての私も)種類は違えどアクシデントを経験しているので、忘れることはない。
このお父さん(福山雅治)は、キレそうな場面を何度か見せたけれど、ウチの婿さんのそれは知らない。
出産翌々日、産院に入院中の娘が車いすで、NICUに入院しているまだ見ていないわが子を見に行くことになっていた。ワタシと一緒に。
病院近くで朝食をとっていると、婿さんからの電話が。
「今日、お母さんと一緒に会いに行くと、お医者さんは○○(新生児)の病状について話されるかもしれない。○さん(娘)がショックを受けるかもしれない。だから、彼女ひとりの場でそれを聞くのではなく、夫婦二人でお医者さんの説明を聞きたい。だから今日は赤ん坊の顔を見るだけにして、症状の話題はしないように病院にお願いしました。お母さんも、そのつもりで、○と一緒に○○に面会に行ってください」と。
第1子だから、婿さんは父になって、まだ3日目。
気も動転しているだろうけれど、ことを受け止めるのは、親である自分たち夫婦、というスタンスができているのに驚いたものです。
随分後になって、娘が言っていました。
婿さんは、あの時は、何が何だか、何が起こったのか、わからなかった、と言っていたと。
そういうものかもしれない。
でも、動転しながらも、対応はしっかりしている、と思ったことを、いまも思い出します。
もう一つ、あの赤子がたくさんのチューブにつながれているさなか、娘がボソボソといったものです。
「Mがね、歴史上で名を成している人の中には、生まれ落ちたとき大変だった人が結構いるんだよ、って。だから○○も、そんな人になるみこみあるかもね」
そう。そうなの。と返答するワタシ。
なんと、勇気づけるアイテムを持っている人なんだろう。それがちょっと、オーバーな話であっても、どん底にいる娘への最高のプレゼントのように思えたものでした。
これは、我が家の体験。
取り違い問題に出くわした親子は、それを乗り越え、それぞれが成長の糧となれば、、、、かな。
世の中、問題を抱えている家族はいっぱい。
それに、どう対応していくか、ですね。
一緒に映画を観ている友人には、この映画はどう映ったことでしょう。
■ 某ブロ友さんへ
お茶うけには、あんみつを出しました。
カンテンはレシピ通りにつくったら、うまくできました。あんこは缶詰を購入。母の日に送ってきたコンポートも加えて、ワタシ的にはデラックスになりました。笑
悪いのは、お客様が去った後に、私があんみつのお代わりをすること。トホホ
ふたりで、見ました。
バラ庭への招待兼映画鑑賞+ランチだったのですが、
バラはピークを過ぎており、しかも天気は雨。
提案してから、のびのびになっていたこともあり、鑑賞する映画の提案も、さてなんだったか(カズオ・イシグロの「日の名残り」だった)苦笑
ネットフリックスまたはアマゾンプライムでの視聴なので、最新作以外は殆ど見ることができます。
で、友人の新たな提案で、最近「万引き家族」がカンヌで受賞したと話題の是枝監督の「そして父になる」になりました。疲れが抜けていないので、字幕ものよりは助かります。うっふふ
6歳になるわが子が、実は出産時に取り違えられた子だったという話。
6歳というと、孫の生まれたころ、と時間感覚は実感できる。
自分は60代も後半だから、長い人生の6年か、というとらえ方もできるが、子供の親になって生きてきた6年間まるまるが、他人の子供だったと突きつけられた若い夫婦には、大アクシデント。
そのアクシデントをいかに乗り越えるか、乗り越えた先で、本当の「父になる」ってことだよ、というお話のようだった。
同じほど前に、娘夫婦が(娘の母親としての私も)種類は違えどアクシデントを経験しているので、忘れることはない。
このお父さん(福山雅治)は、キレそうな場面を何度か見せたけれど、ウチの婿さんのそれは知らない。
出産翌々日、産院に入院中の娘が車いすで、NICUに入院しているまだ見ていないわが子を見に行くことになっていた。ワタシと一緒に。
病院近くで朝食をとっていると、婿さんからの電話が。
「今日、お母さんと一緒に会いに行くと、お医者さんは○○(新生児)の病状について話されるかもしれない。○さん(娘)がショックを受けるかもしれない。だから、彼女ひとりの場でそれを聞くのではなく、夫婦二人でお医者さんの説明を聞きたい。だから今日は赤ん坊の顔を見るだけにして、症状の話題はしないように病院にお願いしました。お母さんも、そのつもりで、○と一緒に○○に面会に行ってください」と。
第1子だから、婿さんは父になって、まだ3日目。
気も動転しているだろうけれど、ことを受け止めるのは、親である自分たち夫婦、というスタンスができているのに驚いたものです。
随分後になって、娘が言っていました。
婿さんは、あの時は、何が何だか、何が起こったのか、わからなかった、と言っていたと。
そういうものかもしれない。
でも、動転しながらも、対応はしっかりしている、と思ったことを、いまも思い出します。
もう一つ、あの赤子がたくさんのチューブにつながれているさなか、娘がボソボソといったものです。
「Mがね、歴史上で名を成している人の中には、生まれ落ちたとき大変だった人が結構いるんだよ、って。だから○○も、そんな人になるみこみあるかもね」
そう。そうなの。と返答するワタシ。
なんと、勇気づけるアイテムを持っている人なんだろう。それがちょっと、オーバーな話であっても、どん底にいる娘への最高のプレゼントのように思えたものでした。
これは、我が家の体験。
取り違い問題に出くわした親子は、それを乗り越え、それぞれが成長の糧となれば、、、、かな。
世の中、問題を抱えている家族はいっぱい。
それに、どう対応していくか、ですね。
一緒に映画を観ている友人には、この映画はどう映ったことでしょう。
■ 某ブロ友さんへ
お茶うけには、あんみつを出しました。
カンテンはレシピ通りにつくったら、うまくできました。あんこは缶詰を購入。母の日に送ってきたコンポートも加えて、ワタシ的にはデラックスになりました。笑
悪いのは、お客様が去った後に、私があんみつのお代わりをすること。トホホ