日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

アメリカのホームドラマ「エバーウッド 遥かなるコロラド」を見ています。

2009-06-29 12:43:21 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
アメリカドラマ、「エバーウッド遥かなるコロラド
6月の初めから。毎日。
7月中旬から、第4シーズンが始まるので、それに先立って、第2シーズンと第3シーズンの再放送が、スーパードラマチャンネルで連日放送しているってわけです。

ま、ハマっているってことでしょう。
毎日45分を費やしているわけですから。
これまでも結構アメリカのドラマにはまってきましたが、好きなホームドラマに浸かれる気分、なんか良い感じ、というか、そうそう、そうよね、なんて同調している気分です。

小さな田舎町で、もともと開業していたお医者さん(アボット)一家と、ニューヨークから越してきた元脳外科医の開業医(ブラウン)一家の人間模様。

開業医ですから、職住接近です。思春期の子供を抱え、お父さんたちはそれぞれの対応で、難題の波をかき分け、乗り越え、・・・そんなところでしょうか。

先回放送分の台詞に、
アボット医師がブラウン医師に問いかける。
「これまでの人生で、問題がないときってあったか」と。

ブラウン医師、しばらくの間のの後に
「・・・いや」と。

日本語吹き替えのドラマだから、訳者の意訳もあるのでしょうが。
よい、私にとって、面白いドラマ、です。

ダジャレもふんだんに盛り込まれていて、翻訳者の力量を感じさせます。
多分今日本のテレビコマーシャルで流れている、言い回しを即、取り入れて、
鹿の壁飾りに向かって「カクカクシカジカ・・・」なんて、ふざけた翻訳も出てくるんですもの。
翻訳センスの余裕ですね。

こんなケーブルテレビの話題をしても、見ている方はいないと思うのだけれど。
隣の家庭を垣間見るように思わせる、ホームドラマです。
日本のよりも、こっちの方が性にあう、
そんな気分です。



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コレを「ワークシェアリング」っていうそうです。

2009-06-25 10:00:10 | 社会問題
聞いた話です。
リーマンショックで打撃を受けた業界の大企業。

派遣切りはすっかり終わり、
正社員に希望退職を募って、これも終わり、
次ぎは、個人的に退職の話を持ちかける(肩たたきというのかしら)、
今はこの段階まで来ているそうです。

昨今の新聞で決算が何千億の大赤字といくつもの会社が報じられています。
バナナのたたき売りみたいで、その数字は、素人が耳にしても、素通りしていくだけでした。

さて、会社の中。
赤字と言ってもすべての部門すべてが揃って赤字には、普通なりません。
AからCの3つの部門があるとしましょう。
多額の赤字が出てしまったA。
少しは赤字のB。
何とか黒字のC。
があるとします。
そこで、大赤字のAから、黒字のCに人を回すのです。
回された人の人件費は、これまでAのコストだったのに、Cのコストになるのです。
で、黒字のCもコストが増えて、同じように赤字になる。
当然、人数や金額も勘案して。
Cの仕事が忙しくて、人手が足りなくて、人が移動しているのではないのです。

で、A、B、C似たような業績になり、
これをトップに報告する。
トップは、この操作を知らない?
トップは知っている、ハズ、と。
知らないのは、株主。
とのこと。

ああ、まさしく株主総会の時期です。
各会社、苦しい決算の数字が並んでいることでしょう。
みんな頑張ったけれど、どこもこんな風に、リーマンショックで赤字が出てしまいました!と。
実態は、ワークシェアリングで、均された赤字、
「赤字シェアリング」した後の報告
なのだそうです。

会社の内部にいると、仲間意識が当然出てくるでしょうし、
自分だけがいい子になっても、今後が心配。
ならば、みんな仲良く、足並み揃えて、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
に、なっているのですね。

聞いた話です。
すべてがそうだということではありません。

うーーん。
株主は何を判断したらいいのか。
大層な株主でもない癖に(笑)。






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大NHKが、二匹目のどじょうを期待して

2009-06-18 10:20:08 | 私の雑感あれこれ
かな?

来年の大河ドラマが「江」で、脚本は、
あの「篤姫」の脚本を書いた、田淵久美子さん。
と、昨日のニュースは伝えていました。
今回は、もと本がなく、オリジナル脚本だと。
お江の方は信長の妹お市の方の娘三人のうちの三女とか。

いつだったか、岩下志摩さんが演じられていたのを覚えている。
あれは徳川秀忠の正室で、家光のお母さんとして。
今度は、お江の方にスポットを当てた作品にするところ、
篤姫に似ている。

視聴率等を諸処検討した結果、の白羽の矢なのでしょうか。

二匹目のどじょう、狙いでしょうね。
きっと、私、引っかかります(笑)。
今年は、大河ドラマみていません。
啓蒙のテレビ局が、こんな判りやすい手法で視聴率狙いをしてくるなんて、
テレビ局も、落日傾向なのでしょうか。

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梅雨の晴れ間

2009-06-14 15:37:44 | 私の雑感あれこれ
入梅まもなくの晴れ間なので、入梅報道の肩透かしっぽくもあり。
つれづれに記す。

塩漬けの青梅は、赤シソの布団をかけられて、眠っている。
午前、思いついて、乾燥天草から「心太」を作る。
心太…、パソコンだと、簡単に漢字表記ができる!
高校一年になった息子が、同級生にすごい勉強家がいて、「心太」を読めるんたよ!と、教えてくれたっけ。
漱石の小説辺りでは出てきそうだけれど、今頃は、「トコロテン」とか、「ところてん」の方がとおりがいい。
なんと、パソコンの律儀なことか。
重箱で固めて、早速お昼に間に合った。

伊坂孝太郎の「グラスホッパー」読了したけれど、後味が悪いというか、空疎。
読んでいる最中は引き込まれるのだけれど、つくりもの感、ゲームに付き合わされた、といった感じが残る。若くして世に出た作家さん。感受性とか、文章慣れは、充分備えているひとだから、年月で厚味が加わることを願う。

で、いま、出版を待っている本がある。
巷で話題の「1Q84」ではない。
辻原登の「許されざる者」、毎日新聞に掲載されていた新聞小説で、6月21日発行らしい。
彼の本は一冊しか読んだことがないけれど、彼の感受性とか、文章力、物語の運びの面白さには感心させられた、という印象を持っている。
「許されざる者」は歴史に人を求めて書いたもの、幸徳秋水らと共に大逆事件で刑死した一人大石誠之助という医師らの活動が描かれているということで興味深い。
―彼の話題をネットサーフィンしていたら、「歴史上の人物に対する興味云々…」とあった。そういえば、森鴎外も後半は歴史ものへとテーマが変ったことを思い出した。

日曜日の昼下がり。
きっと、世の中、様変わり、というほどの、急転回の時代かも知れないけれど、静かな時間が流れている。

余談の部類だけれど、
「グラスホッパー」の中で、
一家皆殺しを終えた殺し屋にこんなことをぼやかせている。
テーブルの上に、ケーブルテレビの番組案内があった。
彼は雑誌を手に取ってみる。
「金持ちは、見るテレビも違うのか。重大なニュースは金持ちだけが見られる、そんな時代になるのか」と。

そっか、…殺し屋さんにはそう思えるのか。
そう、伊坂幸太郎は、若いのに、こんなところにも妙に細かい。

我が家のテーブル。
6月号の○○ネットやスカパー、そしてWOWWOWの番組雑誌
雑誌が来るようになったのは子育て終了してからのことだけれど。








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FMを聞きながら

2009-06-12 07:58:09 | 本・映画・テレビドラマ・絵・音楽
パソコンに向かっていると、
好きな旋律が流れてきた。

ベートーベンの英雄の第2楽章。
キーを叩いても、音を伝えることはできない(笑)。
いつかも、この旋律が好きだと、ブログに書いているけれど、
なんとも、たまらない。
音の連なりで、こんな旋律が・・・
音痴にはとやかく言う資格も無いけれど、
これが耳に入ってくると、
ゾクッと感動に浸る癖が、もう30年以上続いている。
そう、あのミュンヘンオリンピックの時から。

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検査結果を聞きに病院へ、そしていろいろ。

2009-06-10 10:28:24 | 私の雑感あれこれ
胸が締め付けられるように痛んだのも、結局ストレスかな?という予想もついたのだけれど、病院へ検査結果を聞きに行ってきた。

待時間の長いのを先回の診察で体験済み、なもので、小説を持参。
伊坂幸太郎著「グラスホッパー」
内容はしょっぱなから、オドロオドロしいのだけれど、ぐいぐい引き込まれて、面白い。
ひょっとして、私の名前呼ばれたのに、聞き逃したのでないかしら、と何度も診察室を振り返るほどの、面白さ。

非日常の世界を書いているのに、そこらへんを歩いていてもおかしくない、お兄さんだったり、お姉さんだったり、そしてオッサンだったり。

新聞で報じている自殺や事故、殺人事件の裏には、実はこんな世界があるのでは、と勘繰る誘い水、、、。
なにも好き好んで、この仕事をしているわけではないけれど、では、辞めたら、誰が自分の幸せの生活を提供していくれる?
しょうがないじゃないか。
そういう、ボヤキを、登場人物の腹蔵に抱えさせて、次々と必殺仕事人、なのである。

おいおい、私のストレスのなんとお上品なこと!
と、自分に言い聞かせてみる。

で、病院の長椅子で本を読んでいると、
女性が、失礼ですがと断って、検査結果を聞くのを待っているのだけれど、心配でしょうがない、と声をかけてきた。
同年配と彼女は思っているだろうが、ちょっとは私が若いハズと、値踏みするから、おかしい→私メ。(笑)
彼女も、心臓の調子がおかしい、らしい。
不整脈と診断されそうで、怖い、と。

私も、胸が苦しくて受診したけれど、ストレスが原因らしいから、と応えると、
彼女も、原因はストレス、それも複数の、、、、と。
大枠でみるとご同類なのかもしれない。

で、診断。
心電図を見ながら、心筋梗塞のオソレの有無を確かめるために、再検査と、青年医師は説明してくれた。

やー、ストレスだと思うので、再検査止めるわけにはいきませんか。
血液サラサラに気をつけるよりしょうがないのですよね。
と、おばさん(私)はちょっと言ってみたけれど、
ま、どれくらい梗塞の危険性が迫っているかを診断しておく機会かもしれないと、咄嗟に考え直して、次の検査日を予約した。

考えてみると、ひとごととして聞いていた、高齢者の心不全とか、脳卒中とかにも、ストレスが加担しているのだろうな、とそう思った。

小説「グラスホッパー」の登場人物が抱えているストレスを思うと、おかしくなるほどだけれど。
伊坂幸太郎の物語は、いつも身の丈普通の人たちが出てきて、特別の感性を披瀝。
でも、世間は昨日も今日も、そして明日も彼らの感性に気付かないで過ぎていく、そんなトーンで語られている。
蚕が糸を吐き出すように、胎内に生まれるギクシャクを物語にする。
彼は、胎内の毒素を活字という手段で吐き出して、明らかにすることで、健全になる人のように思えたりする。


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やっぱり、書いとこ! 20年前の今頃は・・・。

2009-06-05 06:28:25 | 私の雑感あれこれ
昨日は、天安門事件から20年、というニュースが多かった。
そう、もう20年なのですね。
自国民に向かって銃口を向ける、そんな街中の、まさか、という映像が流れて、それが、同時代の隣国の現実か、と強烈な記憶に残っています。
丁度その頃は、中国残留孤児の日本語を教えるボランティアをしていた頃でした。
自国政府の民主化運動への加圧に対して、日本に留学している学生たちも、街の中心部で反対運動を繰り広げていました。
その様子がテレビ報道されたから、帰国は危ない、とか、いろんな緊張した情報が飛び交ったり、
・・・20年経ったのですね。あのころを結構クリアに思い浮かべることができます。私、まだ30代。今風の言い方で、アラフォー(笑)。
夫の職が変わって、その街に住むようになって6年目。
独立して、私が仕事に出るようになって3年目、だったんだー!
小学校に入った末娘を残して、仕事に行きながら、尚且つ、日曜日に街中まで地下鉄で通ってボランティア。
結構、頑張りたかった。無理していた…んだろうなー。30代の私。
仕事を終えて帰ってから、実は、週一で(末娘の通園友達の中学生のお兄ちゃんとか)家庭教師もしていた。6歳、7歳のお母さんに甘えたい末娘を小脇に抱え、スキンシップしながら(笑)。
世の中バブルで、消費天国、独身貴族、という言葉が飛び交っていたときだったなーと、懐かしい。
で、借家住まいから、持ち家になったのも、その年。
あー、20年、と感慨深い。
あの頃の土地の値上がり率といったら、当事者じゃないと記憶も薄れるでしょうね。
その地価の最高値辺りで、今の土地に引越したのだから、なんとまぁ!だけれど、健康というご褒美もあって、ローン生活は早く卒業できました。
そう、引越しと共に日本語教授ボランティアは終了。…遠くなった!
でも、家庭教師は、子供の親が送り迎えして、我が家にやってきたり!
娘さんのお父さんが、車の中で家庭教師終了まで待機していたっけ!
ああ、20年前。私のアラフォー。
新しい持ち家の庭に、山茶花の生垣を植えていたのも記憶にある。
南側10本。西側9本。あわせて19。19歳だったらいいな~。でもプラス20で39、そう思いながら植えました。
今、またまた、プラス20で59。
だから、今のこの家は20歳です。
結構痛みも出てきました。
一番大きい変化は・・・

なんと、答えると思いますか?

それは、
賑やかだった子供連中が育ち、

二人家族になったこと。

初めての新居で泊まって、「なんだか、あんまりきれいだから、旅館みたいで、帰らなくっちゃならないような気がするよ」と、子供の台詞。

賑やかに、一緒に喜んで、犬を飼い、ゲームをし、ピアノを弾き、受験勉強の時代に突入して、漫画を描き・・・
いろんなことを、母親の記憶に残して、巣立って行った。

私は、どれだけ変わった(成長した)だろうか。

中国は、政権政党は同じだけれど、指導者層はすっかり若返り、外国との貿易があっての経済発展だと熟知する国になった。
情報が瞬時に世界を駆け巡る、というネット社会が出現した。


89年という年が、結構節目の記憶が残っているものだから、昨日のニュース映像で、ひとり懐古でした





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メモ代わりに。青梅を漬け込みました。

2009-06-01 21:41:55 | 私の雑感あれこれ
土曜日に青梅を2キロ購入。
一晩水につけて、あく抜きをしてから、塩漬けにして、赤シソがお店に出回る頃まで待つ。

最近、お弁当用に梅干を買うことが多いので,作ることにした。
そういえば、結婚以来20年余りは母が送ってくれていた。
娘用にも作ろうかな、と一瞬思ったけれど、ひとまず今年は自家用のみ作ってみる。

赤シソが店先に出回り、漬け込んで、丁度いい加減の頃に梅雨明けがやってくる。
梅干作りは、そんな季節の移り変わりを感じさせる。

そう、梅雨明けのカンカン照りに、赤く染まった梅を干す、あの灼熱の日を想像しながら、昨日、硬い青梅を塩に漬け込む。
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論理矛盾だろうけれど・・・。

2009-06-01 20:47:30 | 私の雑感あれこれ
「仕事、休めない」とあちこちで聞く。
最近仕事が暇だから、だから仕事が休めないのだという。

忙しいから⇒休めない
は、判るけれど、コレって変?

ではなく、みんな、この論理もわかる。

仕事が少ないから⇒会社は人減らしを検討している⇒休みをとるとリストラの対象になりそう⇒やめると生活できないから、休めない

となる。

こんな話が、あちこちから聞こえてくる。
世の中に不景気風が吹いて、仕事が減ったの大合唱。

コストが下がり、収益も薄く、消費が伸びず、デフレ減少。
ビジネス街も空き室、空き店舗が多く、入居者募集の張り紙がいっぱい。
ウーン、大変なところを、みんな、グッと堪えているのかしらん。






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