私はお風呂から上がるとき、湯気を出すためにも、お風呂場の小さなガラス窓(横長の板ガラスの傾斜度を変えて開け閉めするタイプ)を開ける。
そして、お風呂を沸かすときには、ハンドルを回して小窓を閉める。
このハンドルを回して閉めようとすると、暗闇にパタパタと音。
あっ、何かが挟まった!
と、逆回転。
挟まったように見えたのは、
たしか、尻尾の形、尾羽の形。
そう、スズメの尾羽に違いない。
どきっ!
でも、一瞬で飛び立ってしまうので、
一時のびっくりも、やれやれ、で済む。
そして、うっかり者の私は、
また、翌日のお風呂沸かしのときも、
バサバサ、でびっくり、ハンドルのてをとめる!
何度も続いて、
きっと、同じスズメだろう。
あー、このスズメはこの狭い窓辺をネグラにしているのだ、と判じる。
私がお風呂に入るたびに、寝込みを襲われるそうな事態が発生するわけで、たまったものではないだろう。
ところが、私もそれでは困る。
よって、ガラス面の角度を変え、スペースがないように工夫してみた。
と、今度は、尻尾じゃなくて、こっちを見ている!
はっきりと、ぽっぺにホクロをつけたスズメそのもの。
どちらかというと、私は、トリ、は得意じゃない。
意地悪しないから、そんなところをネグラにしないでー、という気分だけれど
夫曰く「そんなところをネグラにしなくてはならないほどの、仲間はずれか、力のないスズメなんだから・・・」と、言われると、困ってしまう。
でも、でも、寝ている途中で明かりがついて、尻尾が挟まりそうになりたくないでしょ、
どこかいってよ、プンプン、の気分でした。
そして、それからは、
挟まないように、内側の網戸をトントンとたたいて,追い払ってハンドルを回します。
そして、今晩のお風呂。
あー、いなかった、よかった!
そう思って、湯船に浸かっていると、
湯気だしの高い窓辺、ではなく、はめ込みのガラス戸の下枠のところにいます!
明るくなって、やっぱりびっくりしたのか、ちょっと寝返りを打つかのように体を動かしたりして。
おー、お前よ。
一緒に寝る仲間はいないのか!
防犯用の鉄枠とガラス板の隙間に挟まって,身を危険から守りながら、
おー、お前よ、我が家のお風呂場のその場所が、そんなにお前に心地よいのか、
そこしか安らぐところがないのか
そう、あれこれ思い巡らしながら、湯船につかる
大怪獣(スズメから見た私)であった。
そして、お風呂を沸かすときには、ハンドルを回して小窓を閉める。
このハンドルを回して閉めようとすると、暗闇にパタパタと音。
あっ、何かが挟まった!
と、逆回転。
挟まったように見えたのは、
たしか、尻尾の形、尾羽の形。
そう、スズメの尾羽に違いない。
どきっ!
でも、一瞬で飛び立ってしまうので、
一時のびっくりも、やれやれ、で済む。
そして、うっかり者の私は、
また、翌日のお風呂沸かしのときも、
バサバサ、でびっくり、ハンドルのてをとめる!
何度も続いて、
きっと、同じスズメだろう。
あー、このスズメはこの狭い窓辺をネグラにしているのだ、と判じる。
私がお風呂に入るたびに、寝込みを襲われるそうな事態が発生するわけで、たまったものではないだろう。
ところが、私もそれでは困る。
よって、ガラス面の角度を変え、スペースがないように工夫してみた。
と、今度は、尻尾じゃなくて、こっちを見ている!
はっきりと、ぽっぺにホクロをつけたスズメそのもの。
どちらかというと、私は、トリ、は得意じゃない。
意地悪しないから、そんなところをネグラにしないでー、という気分だけれど
夫曰く「そんなところをネグラにしなくてはならないほどの、仲間はずれか、力のないスズメなんだから・・・」と、言われると、困ってしまう。
でも、でも、寝ている途中で明かりがついて、尻尾が挟まりそうになりたくないでしょ、
どこかいってよ、プンプン、の気分でした。
そして、それからは、
挟まないように、内側の網戸をトントンとたたいて,追い払ってハンドルを回します。
そして、今晩のお風呂。
あー、いなかった、よかった!
そう思って、湯船に浸かっていると、
湯気だしの高い窓辺、ではなく、はめ込みのガラス戸の下枠のところにいます!
明るくなって、やっぱりびっくりしたのか、ちょっと寝返りを打つかのように体を動かしたりして。
おー、お前よ。
一緒に寝る仲間はいないのか!
防犯用の鉄枠とガラス板の隙間に挟まって,身を危険から守りながら、
おー、お前よ、我が家のお風呂場のその場所が、そんなにお前に心地よいのか、
そこしか安らぐところがないのか
そう、あれこれ思い巡らしながら、湯船につかる
大怪獣(スズメから見た私)であった。