日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

週末、雪国へ

2011-01-31 12:47:28 | 家族
弟の見舞いに県都の病院へ行く。8階の病室、そして休憩室からの眺めは、青空と雪景色で最高。
日差しがあったこともあり(もちろんPET検査結果で転移がなられないことが、最高の好情報だけど)、弟の病状と治療内容の説明を聞く気分は、そう悪くもない。
ガンバレ、弟!の気分で数時間をすごす。

で、その後は、実家で2泊。
翌日、翌々日は雪が降りしきり、ああ、これが雪国だ!と思いだした感。
降る、降る。
駅に列車の到着時刻の遅れを問い合わせる。
5分遅れとのこと。
あー、こんな心配するの、本当に久しぶり、高校時代を思い出す。
駅に着いて、8分遅れ、
イヤイヤ実際は15分遅れ。
降雪のため、速度を落として運転のため、
特急乗換駅に着いたときは、30分近くの遅れ。
特急始発に乗ったものの、雪は降り続ける。
途中、ドヤドヤの沢山が乗り込んで、新潟周りの東京行きが運休になっていることを知る。
で、予定変更で皆さん、米原(滋賀県)周り、東海道新幹線コースに切り替え、ということになった。
隣席の方は、石川県和倉温泉への旅行帰り、福島へ戻るのに、米原経由になったとのこと。
すごい長旅!ご苦労様です。
そんなこんなで、列車は速度を落としての運転。特急列車も1時間遅れでターミナルに着きました。
でも、でも、今日のニュースを見て、帰宅したのが昨日で助かった!と。
今日はさらに雪が降り積もり、私の乗った特急も停まったようですね。
弟のお見舞いという事情で、何十年ぶりかの雪降りを味わいました。
こんなこといっていられるのも、弟の様子がよかったから、ですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年金がらみで。新聞記事から

2011-01-22 17:06:52 | 社会問題
一人暮らしを孤族と勝手なネーミングをして、朝日新聞で特集していた。その記事を読んだ海外暮らしの方からの反響が「日本に帰ると冷たさ思い知る」という小見出しで、いくつか掲載されていて、その一つが、日ごろ思っていることだったので、その記事がらみでの駄文です。

以下引用
 アイルランド在住ののAさん
「日本は、社会保障を企業に頼りすぎています。日本の企業に就職すれば、自動的に福利厚生などの補償が与えられます。アイルランドと比べると神様のような存在です」以下略

引用終り

サラリーマン家庭の人にとっては、それは当然であり、なにも不信を持っていないでしょうね。学校を卒業して、社会の仕組みを理解する前に、企業に、それも名の通った企業に就職すれば(またはその奥さんになれば)、有給休暇があり、病気でも直ぐには困らず、定年後は年金が入り、万一があっても、遺族年金がついてくる、なのです。
企業に入ることは神様に守られる、それぐらい補償が手厚いことを、親世代は知り、大学生も感じでいるので、就職戦線は加熱一方なのでしょう。

大企業には含み資産があるから、大丈夫でしょうが、中小企業も、人を雇うからには、その神様にならなくてはならないのです。偉いものです。
そういう制度にしておきながら,このままでは国は先行き困難らしいですね。
基礎年金部分の国の負担が重い、のでしょう。

サラリーマンの年金は、企業が半分負担ですから、本人は半分しか負担しません。しかも、妻が一定以下の収入しかない主婦の場合は、支払わなくても支払ったことにする規定ですから、その分の国への収入はありません。
サラリーマン家庭の夫婦の基礎年金は、4分の1の納付で、丸ごと受取れる仕組みです。
国側としては、企業分が入金になっているから、半分で丸ごとになります。
で、平均寿命は延びています。
ということは,年金の支払い原資不足は、今後ますます膨らんで行くことになります。

もう一つ、生活保護費の支出が3兆円超と、トップ記事です。若い受給者は仕事を見つけるまでの短期受給なのでしょうが、昨今、国民年金未払い層が高齢化していくと、どうしても国の手助けが必要になると予想します。

ダメダメの話題ばかり見たいですが、ここで、最近取り上げられ始めた「年金の税負担」これでいいのかな、と思うのです。
基礎年金部分(いわゆる国民年金部分)相当を、一定年齢以上に税金で支給する仕組み、「年金の税負担」というのはこのことをさすのでしょうか。
そうすると、
①国民年金を徴収する必要がなくなって、日本年金機構(旧社会保険庁)のコストが大幅に減る。
②サラリーマン以外の、国民年金を払う人たちと、4分の1で丸ごと受取る人たちの不公平がなくなる。
③基礎年金部分相当は生活保護費と同程度でしょうから、基礎年金の支給することにより、生活保護支給の仕事(コレにも多くのコストがかかっいるでしょう)が格段に減少。
④現在も、基礎年金給付に半分は税金が入っているらしいから、全額税金にしても、増加負担部分は半分で済みます。
コスト減を計算して,増加額を計算する。
その分を、例えば消費税増額でもいいではありませんか。
国民年金がなくなると、年間約16万円は負担減です。夫婦で支払っていると32万円の支出減です。その分の消費税増は、これまでの支出と変わらないということです。

与謝野さんが、菅政権の財務政策担当に入閣されました。
バラマキで国民を喜ばせるのではなく,筋の通った,将来を見通した社会保障行政を期待します。
もはや、どの政党、といっているときじゃないと思うのです。国債がドンドン増えるばかりの予算はもうそろそろお終いにしてもらいたいものです。

菅首相も、現状をみるとどうしても、消費税増税路線を避けて通れないとお考えなのだと思いますが、コストカットの数字とタイアップして説明してくだされば、多くの人たちは受け止めると思うのですが。

負担の偏りや、不公平、そして近い将来立ち行かなくなる、そんなルールは、改善してもらいたいものです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとつ、よかったこと。

2011-01-21 09:03:44 | 家族
夕べの弟からの電話で、癌の転移の有無の検査(PET検査)結果がわかった。
画像ではがん細胞の他の箇所への転移が見られない、とのこと。
食道、気管支に巻きつくようにあったとされる、10センチ以上の腫瘍が姿を消していたということ。
電話で聞いたきりなので、それ以上の詳細はわからないけれど、とにかくよかった。
病状がすべて告知されているので、治療方法の説明も受け、レベルの重い抗がん剤治療の2回目の最中なのだけれど、検査の朗報は気分がよかろう。
幸いにして、我が家はコレまで入院することもなく健康できたから、病院事情に疎かったのだけれど、今回知ったがん治療についても、合理的な仕組みだと思い知らされる。
点滴治療を受けて、様子をみて大丈夫だと判断されれば退院なのです。次の抗がん剤はいつ、と予定がなされていて、それまで自宅で普通の生活を送れる。病院で過ごすより、自宅のほうがくつろげるし、入院費用の負担も軽くなる。
去年の娘の事故入院の際も、大変な事故であったけれど、8日間の点滴治療以外は、経過観察のみ、過重な投薬もなかったことを知っている。
よく、薬漬け、ときくけれど、私が身近で体験したケースでは合理的な運営がなされているものだと知ることができました。
それにしても、「転移は見当たらない」はよかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ母ごころ

2011-01-16 20:57:38 | 私の雑感あれこれ
母に電話した。
「年末から、○ちゃん(母と同居の兄)と口をきいていない」という。
年末にはお餅を送ってもらったし、がん治療中の弟の話もしているから、なんとはないと思っていた。
のに、母にしては珍しく、兄の子供たち夫婦など大勢が集まったお正月に「口を聞いていない」なんて!
その理由は、きちんとある。
まだ50代の弟が悪性リンパ腫とわかって、母親としては思わぬビックリだった。
母は漢方薬や民間療法のための薬草を作ったり、健康茶などいろいろ工夫してきたひとです。にんにく卵黄や梅エキスなど、もう何十年も手作りしてきました。今健康食品などと売られているようなものの先駆者のようでした。
なので、
弟が病気で体力消耗するのではないか、きっとにんにく卵黄が身体にいい、ゲンノショウコやオトギリソウなど薬草が入ったお茶はどうだろうか、
ひがないちにち、そんな思いでイッパイになるのです。
94歳。自分では行動を起こせません。
兄に、弟のオクサンに、手間だろうけれど飲ませてくれ、とそれらを渡してくれ、といったらしい。

即、却下。(もっと、温和に対応してくれればとおもうけれど、長年同居している身にしては、そんなものか。ま、短気に育てたのも、母親の…だしネ)
兄の言い分
「今は、抗がん剤治療で体力を消耗させてがん細胞を弱らせ、死滅させようと目論んでいるところ。だから、今の段階で余計なものを身体に入れないほうがいい」

母としては、兄の言い分も判るようにも思うけれど、どうしても今まで健康回復に有益だと確信しているものだから、諦められない。

で、目下、折り合いが悪くなっている、そうです。

義姉は、この諍いに距離を置いているそうで(さすが長年の知恵)、母もちゃんとご飯も一緒に食べるし、日常的には充分してもらっているから…、と。

ああ母の一念!です。
コレまでどんなたくさんの嫌なことがあっても、堪えてやり過ごしてきたのに、
電話で話した早々に「口を聞いていない」なんて初めて。

弟(自分の子)のことになると、堪えが切れるのです。

でしょ、だから、ワタシも…、と思ったり。

母親の子を思う感情って、本能ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年が始まって1週間。

2011-01-07 07:54:20 | 私の雑感あれこれ
二人でお正月、のはずが、子供夫婦一組が2泊のみの帰省。
少しお正月料理を並べて、そのあと、予約していた半島の突端に有るリゾートホテルで一泊。
夏のときは、帰宅して間なく警察からの電話が・・・、だった。

傍から見る限りでは、当人は最善と思われる回復。果て今度は次の問題の到来。
いつまでも、「親に投げかけられる懸案事項があるから、だからやりがいがある」と、解釈する夫に、ごくろうさん目線を送る。
何で?と、難課題に取り組むのを避けたがり、の私がいる。
ま、そちらは、夫に任せて、私は、滑稽なおばあちゃん行動に出る。

なにか?
仕事初日の日、郵便局で「孫の学資保険に入れませんか?」なんて聞いていた私。アホでしょ。
窓口職員さんは、新年早々よいお客が来たといった様子で、詳しい説明を・・・、の流れになったけど、・・・

あー、まだ孫は生まれていないのですが・・・、生まれてからまた来ます。

で、そそくさ郵便局を後にした。

保険会社の関係者各位 様、ココ狙い目ですよ。
なーんて。
因みに郵便局の学資保険の契約者は55歳までであり、孫用はありませんでした。
アッハハ。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする