好い天気に誘われて公園に出かけた。
しなやかな芽吹きと緑を見たくて・・・・・・。
水元公園で
点々と人家近くの草地などに生育が見られるが、種子で増えることはないので、
過去に栽培されたものが生き残ったり、
河川の氾濫にともなって流されたりしたものであろう。
そのようなこともあって、現在の生育地は堤防や小川のほとり、
耕作地の周辺などにたくさん見られる。
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公園の柳が、若葉色になってきた。
枯れ木が少しずつ緑になって、風に揺れている様子は、
春の到来を感じさせてくれる。
柳には実に多くの種類がある。
「たちやなぎ」は文字通り垂れ柳を上向けにしたものであり、「うんりゅうやなぎ」はたちやなぎの幹がくねったものである。
「ねこやなぎ」は、銀白色の羽毛が目立つので、よく生け花に使われる。
若葉の濃い緑を見ると「醜いアヒルの子」を思い出す。
親鳥が小さいひな鳥を引き連れて「緑は目のためにいいから一杯見るんだよ・・・・・・・・・」といった言葉が脳裏を離れない。
ユッタリした早春の一日でした。