3月の下旬、長野県・安曇野(あずみの)を流れる犀川(さいかわ)を訪ねた。
中央高速を走って松本の一つ先、豊科インターで降り、6~7分走ると、犀川の河原にお目当てのコハクチョウがいる。この代表的な冬の渡り鳥はシベリア方面から11月の下旬に渡ってきて、越冬した後、北に帰っていく。
白い羽根と黄色いクチバシ、愛くるしい目。白銀に輝く北アルプスの常念岳を背景に飛ぶコハクチョウの姿は、実に優雅で美しい。
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今日のメモ
白鳥のえさ
白鳥に餌を与えていたおじさんがいた。
餌の量もたくさん食べるでしょうが、どこから供出されるのですか、と尋ねた。
これはみなさんからのいただきです。
町からも出ていますが『白鳥の餌を寄付してください・・・・』
と新聞や回覧で町の人に知らせるとすぐ集まります。
餌は篤志家の寄付によって成り立っているのですといって説明してくれた。
11月ごろ飛来して3月の暖かくなった季節になると
シベリヤに向けて北帰行が始まる。