夾 竹 桃
間もなく近かづく季節『終戦』
昔からの農家、今でも庭先の畑にたくさんの野菜
重厚な建物、農産物を入れる物置小屋であろう。
入り口の垣根に続く花、一段と高く咲く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ
エッ、もうキョウチィクトウの花が・・・・・・・・・・?
暑い盛りに咲く花とばかり思っていた。
この花を見ると小学2年に体験した『終戦の日』を思い出してならない。
それは暑い暑い日でした。
母親が、玉音放送があるからと裏の家にラジオを聞きに行った。
帰りに涙をつるして、帰えって来た。
日本は敗戦し、そこからみなが艱難辛苦の泥沼の体験をした。
よくここまで復興したかと・・・・・・・?改めて振り返る。
この日(15日)がくると、TVに何度となく原爆ドームや戦没者慰霊祭が映し出される。
公園の脇に咲くキョウッチクトウとともに、
骨組のみむき出しの、あのドームが胸に残る。
子供心に見た、さまざまの終戦に伴う、ものが連想されてならない。
夾竹桃は暑いなか咲き続ける。
真っ赤な太陽と共に。