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地名の歴史を調べる

2011年08月22日 | 社  歴史考察

 

域の地名に親しみを込めて


飾区に住んで40年、ふと・・・?地域の地名を考察することを思い立った。
色々の書類を見ていて、その地名に出合った時、薀蓄が分かると地域に親しを感じること間違いなし。
『名は体をあらわす』⇒人や物の名前は、その実態を示すものである。

東京国際空港というより、羽田空港と言うと
大田区の羽田沖にあり、
鳥の羽が飛び立つようなイメージで飛行機が空を飛ぶ感じが強い。
地名を調べることにより
地名と地域が結びつけ、その土地に親しみを抱けたらこの上ない。

葛飾区・奥戸

 初見は応永5年(1398)の『御厨文書』。『小田原衆所領役帳』にも見える。
奥津の転じたものといわれ、戸は津で湊、渡船場・交易港。
青戸より下流にあるので奥の意味は判らないが、
青戸側から見て沖、奥の意なのだろうか? 
中川はかつては、利根川であり舟運がとてもさかんだった。
立石と奥戸は向かい合って持ちつ持たれつの関係にあったのだろう。
だから佐倉街道にも通じている奥戸は奥戸橋東詰の湾曲部だ


本奥戸橋


葛飾区の花
本奥戸橋の両サイドの手すり


中川を走り抜ける巡回ボート


奥戸街道


奥戸天祖神社

 東京低地の地名の変化を調べると、
奥戸以外に『戸』のつく地名はこの近くに青戸、亀戸、花戸川、今戸、
の地名があります。これらを検証すると何らかの河川に
関係していることがわかります。

葛飾の地名を調べるに当たっては、
    ▲ かつしかの地名と歴史
              (葛飾区郷土と天文の博物館)
▲ かつしかの歴史
          (入本英太郎著)
            参考に致します。

おまけ 
 
葛飾シンボルマーク

コミニティマークとして使用


のびゆく葛飾(かつしか)のシンボルとして、
カタカナの「カ」と
漢字の「」の両方意味をもつデザイン。

右端に菖蒲の絵があり三本の流れがあります。これは荒川、中川、江戸川をイメージした
いかに葛飾区が川に係わっているかが現れています。

 

コメント
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