朝 顔
○ 咲き乱れ釣瓶は無しよ朝の花
盛り上がって咲いていた。
行儀よく一本一本鉄格子に巻き付き。
色混じりて咲く
○ 朝顔に釣瓶取られてもらい水
女流歌人、加賀の千代女の代表作である。意味は読んで字の如しで、
「井戸のつるべに朝顔が巻き付いてしまい、これを壊すのはかわいそうなので、
隣の家にもらい水に行った」という歌である。動物は元より、野に咲いた花すらも
愛おしむ女性の感性が気持ちよく表現されている。
(教えて、から抜粋)
こんな歌も!!
酔漢出て 道を取られて 回り道 (OL女)