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かめの会・11月兼題「散る紅葉」

2022年11月10日 | 文学  かめの会・季語のある風景

俳句を詠む

「 谺 」の漢字に出会う、演歌「谺」に辿り着く!!

PC・IMEパット(P)にて読み解く

 

明治神宮春の大祭奉祝
第100回 明治記念総合短歌大会作品集  -100集ー

 ~を読みて、短歌を鑑賞していた。また参考になる語彙が出て來るかと思いながら・・・も。
 選者・石黒 清介(いしぐろ せいすけ)氏を初めとして、現代短歌界に君臨する錚々
たるンバーの名

が連ね、自身の献詠のそれぞれ列挙されていた。難しい漢字、読み替えてほしい語、古枝(ふるえ)、
齢(し)、野蒜(のびる)、色愛(いろかな)・・等の難しい字にはルビがふってありました。

60歌ほど読み進んだ時、パタと前に進まなかった。難しい初めて見る漢字。

  ▼ チエンソウーの音谺する谷間に胸張りて我は鋸をひく  四方田民雄

       何としても読めない。初めて出会った漢字でルビもない。

PC・IMEパット(P)にて読み解く。
「 谺」→こだま  反対の、「こだま」→「 谺」は表示されず。
     

                        木霊   木谺  なる字もあった。
   谺 三山ひろし
  谺 読み方
                           谺 して山ホトトギスほしいまま

                                            ・・・・・・・・。
                 別口で調べましたら、 

「谺」読めたら超すごい!絶対知ってるあの言葉です・

1)樹木に宿る精霊。木の精。
(2)<(1)がこたえるものと考えたところから>声や音が山や谷などに反響すること。
   また、その声や音。山びこ。
(3)歌舞伎下座音楽で、小鼓2丁を下座と上手舞台裏とに分かれ、響き合うように打つもの。
   深山幽谷などの趣を出す。

 と表示された。

     谺 三山ひろしにて検索した。   

    谺 三山ひろし  歌詞&試聴

  この歌詞にすっかりほれた。「 谺」➡こだまの中にはこのように包括された、故郷を想う、
笑い、親兄弟、友達、ふるさとの山や川、思い等がぎっしり詰まっている。コレは霊峰の故郷の山々
に『谺』となって響き渡る何物でもないと、木の精から出る言葉のような木霊、すっかり句作りに惚
れ込んで「谺 三山ひろし」歌詞に惚れ込み心酔した。
5・7・5に対する考えまでもが新鮮に詠み返った


     ▼ 故郷や斧打つ「 谺(こだま)紅葉散る (縄)
ふるさとやおのうつこだもみじちる

 

 これからの句作りは、先ず風景を写生して、原点に返り、積み上げながら
語彙を確かめて詠むことに致そう。
俳句は17文字で季語(5字)をマイナス差し引くと、12文字にて自己表現することになる、
語彙を貴重に上手に使わなくてはならない。
             

 

 まだ間に合う!日帰りでものんびり出来る埼玉県秩父 長瀞の紅葉 ...
          秩父長瀞船下りと石畳、秩父盆地を貫く荒川。川に紅葉が映える。

 

 

日本語は難しい・・!!

 

 

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