山茶花&椿
その違いを調べてみました
秋冬の寒空の中で鮮やかな花を咲かせているあの花は、山茶花か椿か?
椿と山茶花は、同じツバキ科ツバキ属の樹木のため、
驚くほどそっくりな姿に咲いています。
一見して区別がつきにくい2種の樹木の見分け方の
ポイントを調べ整理してみた。
1、開花期
サザンカとツバキは、どちらも冬に花を咲かせますが、
開花期には少し違いがあります。
開花期には少し違いがあります。
サザンカは10月頃から、ツバキの開花期は12~4月ごろ・・・。
2、葉の特徴
葉の形はよく似ていますが、サザンカの葉は、ツバキと比べると
一回り小ぶりです。
そして葉の付け根部分にあたる葉柄に、細かい毛が生えているものがサザンカ、
毛が生えていないものがツバキです。
3、花の咲き方・散り方
サザンカの多くは完全に平開して咲くのに対して、
ツバキの花は、平たく開いて咲くことはほとんどなく、カップ状になることが多いです。
もう一つの特徴は、花の散り方。これはよく知られていることでもありますが、
ツバキの花は、そっくり丸ごとポトリと落ちるのに対し、
サザンカの花は花弁がバラバラになってそれぞれ散っていきます。
山茶花の垣根 (鎌倉公園の垣根)
鎌倉公園の垣根
ツバキの垣根(教育センター垣根)
葛飾総合教育センター垣根
花を詠んでみました
(花弁の散り方、下を見る)
* 山茶花やパラパラパラと花弁散り (縄)
* ツバキ散る首がポトリと武士嫌う (縄)
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