「作家として死にたい」
瀬戸内寂聴さんの言葉 竹内紀子・(学芸員)
(NHK 安藤佳佑アナが、竹内学芸員にインタビュー形式で構成・編集されたものです)
毎月定期的に購入しているので、5月号も買いました。
寂聴文学① 『わが文学の搖藍期』1972年
子供のころ、「箱まわし」と呼ばれる流しの人形回しに夢中になった思い出を述懐するエッセイ。
人形浄瑠璃の言葉をそらんじ、「私の最初に触れた文学とは、浄瑠璃に文章であったと言って間違いない」
と記している。
寂聴文学② 『美は乱調』 1966年
『諧調は偽り』1984年
女性の自由と権利を求めて戦った作家、伊藤野枝の伝記小説。寂聴文学の傑作と言われる。
師・辻潤や大杉栄との奔放な恋や、雑誌『青鞜 (せいとう)』での活動様子、甘粕事件で殺害
された事実など描いた長編。
寂聴文学③ 『いずこより 』 1972年
波乱の多い人生を書きとどめた自伝的小説。伸びやかな少女期、北京での結婚生活、
夫と娘を捨てて恋に生きた日々、その男性との別れ、自立への決意と、作家活動を経て、出家と
遁世への憧れが萌芽するまでを綴る。
寂聴文学④ 『いのち』 2017年
95歳の時に刊行された最後の長編小説。作家としての人生をささげた寂聴さんが、骨折での入院、
がん手術を経て、これまで経験した様々の出会いや人生の回顧する。
「作家として人生を貫きたい」と、常々言っておられた。
よく言っていたのは『天井天下唯我独尊』と言う釈迦の言葉。
自分と同じ人間は一人としていない、じぶんの人生を大切にしましょう。
99歳、「やり切った、生き切った・・」
と言う気分で満足していることでしょう・・と、結んでいた。
コメント欄はopenです。
99才!! 頑張られましたね
充分生き作家としても頑張られましたものね
寂庵を玄関先で見せていただきました
もう昔の事ですが・・・
【美は乱調にあり】【諧調は偽りなり】若い頃だったので関連本もいっぱい読みました。
後年 講演会に行くと とってもユーモアがあって可愛らしい方でした。
戌年のお生まれでしたよ。
その時の思い出 源氏物語 10巻を・・
本はね 読まなくてもいいんですよ。 家具と思って買ってくださいって。。
会場大笑い・・・・ 懐かしいです。
寂聴さんは恋愛経験も豊富で
豊かな人生だったのでしょうね。
きょうは牡丹散らしの雨になっています。
放送は毎晩聴いています。
ゆったり、ジックリ、お年寄り向け・・・
朝方「明日へのことば」は聞き逃さないようにしています。
読書家ですね!!
ユーモアがあって、人生を深く、いろいろ体験された方でお話もソレなりに。
≫≫家具と思って買ってくださいって。。
会場大笑い・・・・ 懐かしいです。
momomamaさんはよく本の紹介をなさるので、自宅にも家具代わりに積み込んであるのでしょう!?
、
思白い!!
今畑から帰ってきたところです。
夕方から雨だと言います。ジャガイモの芽欠き、畝上げにと思いながら、
肥料が不足、足りませんでした。
此れから買いに行きます。
寂聴さん、99歳すべてをやり切り人生大満足でありましょう。
冷たい雨になっています。
夏野菜の苗を植え付けたばかりですので、今日は水やりをしなくていいです(^_-)-☆
「やり切った 生き切った」・・・99年の人生、素晴らしいですね~
ああすればよかった!こうすればよかった!と後悔ばかりの77年を振り返っています。
95歳になった叔母がまだ一人暮らしをしていますので、行って色々話を聞いてやりたいと思います。
先日NHKのTV番組で「川端康成と三島由紀夫」という企画があり、その両者を知る立場として瀬戸内さんがお話をしていました。
川端康成のところで、「作家として死にたかった」という言葉を使っていましたね。
清濁併せ呑む・・・・瀬戸内先生はとてもスケールの大きな人だったのではないでしょうか。
「作家として人生を貫きたい」
99歳、「やり切った、生き切った・・」
やべきことはやったという思いですね。
くいのない人生をおくりたいものです。
素晴らしい。。。