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72候、立秋・次候

2018年08月13日 | 総  そ の 他

寒蝉鳴(ひぐらしなく)8月12日頃

  

 

このお話は、小学校5年生の頃の思い出話・・・・・です。


カナカナと甲高くセミが鳴き始める頃。

夕暮れに鳴くヒグラシの声は、侘びしくて寂しい。 

夏休みも終わろうとした、ある午後のひと時でした。

宿題も終わっていた、新学期も始まろうとしていた。

ヒグラシの鳴き声を聞くとやばいくらい悲しく泣きだしそうになった。

1年前の今ころ城峰山の麓に、級友が亡くなりお葬式に、
女性の級長さんと一緒に行った。

その時もヒグラシが煩しいほど頭の上の木々で鳴いていた。

 

あの時からほぼ1年、夏休みの終わる頃、いつも胸に閊えるものがあった。

 ヒグラシの泣き声、夏休みの終わり掛かった頃になると、
友の思いが込み上げて辛く泣きそうになる。

歳を重ねた今でも、もう帰らない青春時代を思い浮かべながら 、
何故か侘びしい思い出に耽っていた。

 

人は何故か?つまらないことに頭を突っ込んで、あのころは、あの時は
の感傷に浸かることが有る、不思議な動物です。

 

ヒグラシ 鳴き声 

 

 

 

 

 

  

・  ひぐらしの鳴く頃となる暦かな  (縄)

 

  

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