俳句を詠む
「 谺 」の漢字に出会う、演歌「谺」に辿り着く!!
PC・IMEパット(P)にて読み解く
明治神宮春の大祭奉祝
第100回 明治記念総合短歌大会作品集 -100集ー
~を読みて、短歌を鑑賞していた。また参考になる語彙が出て來るかと思いながら・・・も。
選者・石黒 清介(いしぐろ せいすけ)氏を初めとして、現代短歌界に君臨する錚々たるメンバーの名
が連ね、自身の献詠のそれぞれ列挙されていた。難しい漢字、読み替えてほしい語、古枝(ふるえ)、
齢(し)、野蒜(のびる)、色愛(いろかな)・・等の難しい字にはルビがふってありました。
60歌ほど読み進んだ時、パタと前に進まなかった。難しい初めて見る漢字。
▼ チエンソウーの音谺する谷間に胸張りて我は鋸をひく 四方田民雄
何としても読めない。初めて出会った漢字でルビもない。
PC・IMEパット(P)にて読み解く。
「 谺」→こだま 反対の、「こだま」→「 谺」は表示されず。
木霊 木谺 なる字もあった。
谺 三山ひろし
谺 読み方
谺 して山ホトトギスほしいまま
・・・・・・・・。
別口で調べましたら、
「谺」読めたら超すごい!絶対知ってるあの言葉です・
(1)樹木に宿る精霊。木の精。
(2)<(1)がこたえるものと考えたところから>声や音が山や谷などに反響すること。
また、その声や音。山びこ。
(3)歌舞伎下座音楽で、小鼓2丁を下座と上手舞台裏とに分かれ、響き合うように打つもの。
深山幽谷などの趣を出す。
と表示された。
谺 三山ひろしにて検索した。
谺 三山ひろし 歌詞&試聴
この歌詞にすっかりほれた。「 谺」➡こだまの中にはこのように包括された、故郷を想う、
笑い、親兄弟、友達、ふるさとの山や川、思い等がぎっしり詰まっている。コレは霊峰の故郷の山々
に『谺』となって響き渡る何物でもないと、木の精から出る言葉のような木霊、すっかり句作りに惚
れ込んで「谺 三山ひろし」歌詞に惚れ込み心酔した。
5・7・5に対する考えまでもが新鮮に詠み返った。
▼ 故郷や斧打つ「 谺(こだま) 」紅葉散る (縄)
ふるさとやおのうつこだもみじちる
これからの句作りは、先ず風景を写生して、原点に返り、積み上げながら
語彙を確かめて詠むことに致そう。
俳句は17文字で季語(5字)をマイナス差し引くと、12文字にて自己表現することになる、
語彙を貴重に上手に使わなくてはならない。
秩父長瀞船下りと石畳、秩父盆地を貫く荒川。川に紅葉が映える。
日本語は難しい・・!!
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