私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

プロヴァンスの贈りもの

2007-08-05 18:33:39 | 映画鑑賞
ロンドンのトレーダーが、子供の頃夏を過ごした南フランスのプロヴァンスにやって来た。伯父さんの残したぶどう園を整理するためだ。
心はロンドンに残してきたはずなのに、まぶしい日差しの中で次々と思い出す子供の頃の懐かしい思い。そしてワインとともにやって来た美しい女性。。。

@ブレードランナーや@ブラックレインの監督リドリー・スコットが、ラブロマンスを撮るということにびっくりした。
しかしそんなことは関係なかった。(キチンとした映画の撮れる人は、どんな素材も、キチンとした作品に仕上げることが出来るのだろう。)とにかくプロヴァンスの日差しは素晴らしい。ブドウ畑の中で感じるだろう風の音や、木の香りがスクリーンのこちらまで漂ってくるようだ。
いつでもビール、どこでもビールのビール派だけれど、今日ばかりはワインもいいなと思った。ホップの苦味でなく、濃厚なワインの香りを感じるのもいいなと思った。

***
私の見た映画館では、50歳代前後のご夫婦と思われる方をたくさん見かけた。
大人の方が見ても楽しい、落ち着いたラブロマンスを感じることが出来る映画だ。
この映画を見てプロヴァンスに興味を持たない人はおそらく皆無。
それ位、プロヴァンス!万歳!という雰囲気が満載だ。

ラッセル・クロウとプロヴァンスが合うとは思わなかった。ラッセル・クロウというより、プロヴァンスの懐が深いのかも知れない。

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)
ピーター メイル,Peter Mayle,池 央耿
河出書房新社

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