私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・

2012-10-12 22:40:00 | ソン・スンホン(宋承憲)
新作映画@伝令に向けてトレーニングしている姿がニュースで取り上げられているだけでなく、facebookでも写真が紹介されている。

台本を貰ったその場で、一気に読んでしまったほどストーリーにのめりこんだらしいスンホン。
ファンとしては、180㎝70㎏の身体を生かしたアクションが待ち遠しい。



レストランも忙しいと思うが、アクションの練習にも力を入れてほしいと思う。

ロスト・イン・北京

2012-10-12 22:21:13 | 映画鑑賞
北京のマッサージ屋で働く女性。仕事柄独身でなければ首になるので、結婚したことは黙っているが、それなりに幸せそうだった。しかし幸せはマッサージ店の社長と間違いが起こったことであっという間に消え去ってしまう。
社長と妻の仲を知った夫は社長をゆする。さらには社長の妻もゆする。
ビルの窓掃除を生業にする夫にとって、妻を取られたことで傷つけられたプライドを消し去るには、お金を巻き上げることが手っ取り早いと考えたのだろう。あまりにも短絡的。あまりにも単純。
子どもがいなかった社長は、彼女が妊娠したと知ると子供を譲り受けることを望むようになる。
社長となり金も手に入れ、ベンツも乗り回せる身になった。後手に入れることが出来ていないのは、子供だけだ。たとえ自分の火遊びが引き起こしたことであっても、いままで望んでも手に入れることが出来なかった跡継ぎが出来るかもしれないのだ。
妙な愛情を女性にそそぐ社長。これもあまりにも短絡的。そしてあまりにも単純。

時々映る天安門広場の映像で、舞台が北京だということを思い出す。
しかしマッサージ店を営む社長夫婦の財産は非常に潤沢に見える。家は広く、家電製品はすべてそろっている。私の中で北京と成金という言葉はなかなか結びつかないが、成金ぶりは非常に現実味がある。そして若い夫婦が暮らす部屋はすれ違うことも出来ない狭くて風通しの悪そうな部屋だ。この暮らしぶりも非常に現実味がある。

男達は浅はかで自分勝手だ。それに振り回されるだけ振り回される女。余りに現実味がありすぎて、後味がよくない。

見終わった後、女性監督の作品だったと知る。
女に対する目線は冷たくはないが、かといって何か救いを彼女に与えるでもない。突き放した感じから、やっぱり後味はいいとは言えない。


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アメイジングD.C.