私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

暗殺

2015-08-29 12:50:42 | 映画鑑賞
戦争が終わって70年ということで、韓国で親日派を殺害するように命ぜられた暗殺団とそれを阻止しようとする親日派の抗争映画が人気を博すというのはある意味当然。

さらにチョン・ジヒョン、ハ・ジョンウ、イ・ジョンジェ、チョ・スンウ、オ・ダルス、チョ・ジヌンとオールスター競演映画で、内容がこの時期らしいというのであればヒットは当然なんだろう。

1911から1933そして1949.....
韓国側から見た出来事を映画的に描くとこんな風になるのか・・・・というのはやっぱり見てみないと分からないもの。
そういう意味では、見てよかったなと思う。
見終わった後、隣に座っていた20代と思われる女性たちが「イ・ジョンジェ・・・・・主役だったけれど、悪役じゃない!」とそのまんまの感想を述べていたが、実際それが正直な感想なんだろうと思う。
イ・ジョンジェはあの時代を 朝鮮駐屯軍司令官の親日として生きる道を選んだ人物を演じたのだから・・・・・
イ・ジョンジェは難しい役柄のオファーをよく受けたなと思う。
1911から1933そして1949.....という時代の流れにあわせた肉体改造もそうだし、映画としては味方のいない中での演技。

なぜ彼がそんな選択をしたのか?というのが映画の中でもポイントになるのだが、与えられた役柄を迷いながらも、善悪ではなく、シンプルに演じるという気持ちは伝わってきた。


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一番初めに映画館で見た韓国映画がイ・ジョンジェとチョン・ジヒョン主演のイルマーレだったので、この二人が出演するこういう題材の映画を韓国で見る日がくるとは思わなかったので、映画そのものとは違う感慨があった・・・・

チョン・ジヒョンは割れたメガネをかけての熱演。



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