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結局、身分を偽っていた容疑で身柄を拘束されることになるテヨン。
何とか自分はオク・テヨンだと弁明する彼女だが、行方不明だったはずの父親が裁判の場に連れてこられたことで万事休すだ。
父親は寺で身を隠していたとの事だが、10年間も彼女への復讐だけを人生の目的に生きて来たあの両班の娘の勝ち誇ったような薄ら笑いに屈する事になってしまう彼女。
更に裁判では、彼女がスンフィの弁護の為に彼に会いに行っていた事が明かされてしまう。
その事により、スンフィと盟友マンソクは、彼女の夫に成りすます為に彼を殺害した容疑がかけられてしまうのだ。
夫婦ともども捉えられてしまう事になり、結局テヨンは10年の年月を経て、再びあのどうしようもない両班の娘の所有物となってしまうのだ。
そんな中、なんとか自由に動こうとするテヨンは、原因不明の伝染病にかかったと嘘をつき、患者たちが隔離されている施設行を決行。
謎の伝染病に原因を探る中、患者たちが痛み止めを飲んでいる事を突き止めるテヨンたち。パク・チュンギは微量の毒を薬に仕込み、徐々に身体が蝕まれるように細工していたのだ。施設用に食料、医薬品等を受け取ったふりをし、実際には使わなかった差額分を懐に入れて、裏金作りに励んでいるという二重の悪事。いわゆる製薬会社が自ら病気を生み出し、利益を生み出すカラクリで蓄財をするという流れを作り出していたのだ。
人にあるまじき行為を繰り替えずパク・チュンギの腹黒さに開いた口が塞がらない。テヨン憎しの両班の娘を妾にしなければ、逃げおおせたかもしれないが、結局は彼女をそばに置いた事で直接テヨンと対峙することになってしまった事が、回りまわって彼の足を引っ張る事になってしまう。
テヨンは自分の行いから周囲の者に助けられ、スンフィも本物のテヨンの夫に助けられる。
ちょっとニュアンスは違うかもしれないが、子どもの頃見ていた人形劇の主題歌「巡る 巡る 巡る因果は糸車 巡る 巡る 巡る世の中めぐり逢い」というフレーズを思い出す。結局自分の行いが自分に戻って来るのだ。
最後にテヨンを助ける事になるのは、亡くなったお嬢様が中国から持って帰ってきたアロエだった。これがいまどき良く言われる「綺麗に決まったふくせ助けられ、スンフィも本物のテヨンの夫に助けられる。
ちょっとニュアンスは違うかもしれないが、子どもの頃見ていた人形劇の主題歌「巡る 巡る 巡る因果は糸車 巡る 巡る 巡る世の中めぐり逢い」というフレーズを思い出す。結局自分の行いが自分に戻って来るのだ。
最後にテヨンを助ける事になるのは、亡くなったお嬢様が中国から持って帰ってきたアロエだった。全部が綺麗に繋がっていく。次々と起こる事件に素早い展開。そのスピード感と覚悟を決めて困難を乗り越える様子が何とも気持ちいいドラマだった。