私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

君の名は。の持つパワーについて・・・・

2017-01-07 20:05:29 | なんということはない日常
中国語の先生は、以前、『君の名は。』の中国での公開が決まったというニュースを話していた際に「中国でもヒットすると思うわよ。日本が嫌いな人でも日本の物は好きな人が沢山いるから・・・」と淡々と話していた。

その後、実際にヒットしたことを聞いた先生は、「日本で大ヒットしている最中に、中国でも公開されることが決まったことが一番のヒットの要因」という言い方をしていた。
「日本でヒットしている物がすぐみられる。流行している映画をすぐに確認できる。ということで噂好きの中国人はどんどん映画館に行くとから。それに子どもが見たいと言えば、必ず両親も一緒に行くだろうから、」と、新しいもの好きな中国人の嗜好と、映画鑑賞のスタイルを教えてくれた。

ちなみに会社の中国人同僚は、「中国人にはちょっと分かり辛い所もあると思う」(途中、物語が大きく動くあの自分たちではどうすることの出来ない大きい出来事の受け止め方が違うんじゃないだろうか。。。。と言っていた。)

中国では、他で言われているように、ミサイル問題で韓国映画が公開出来なくなっていることなどの別の要因もあったと思うのだが、中国でもヒットしたとなれば、更に話題は大きくなる。
今週は、韓国でも大ヒットという芸能ニュースがネイバーの芸能ニュースでも目につく。
この記事は、映画の中では自然災害が最初は綺麗に見えること、分断された時間ので愛が育っていくこと、神社で行われる神事の事など・・・・・を長めに紹介したもの。
韓国でも、日本のヒットや中国でのヒットが話題の後押しをしていることは間違いないんだろう。。。。。。

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映画好きなので、映画のヒットはうれしいものだが、ここまで大きくなると、映画のヒットというより別物のヒットという意識も生まれてくるような気がする。
映画が見たくて、映画館に足を運んで『君の名は。』を見るというより、ヒットしている『君の名は。』を見たくて映画館に行くという行動。
何度も足を運ぶ人がいるから、また友達ともう一度見に行ったりする行動。映画を楽しむきっかけになるというより、『君の名は。』のヒットを楽しむという行動・・・・・

映画はほかにも沢山ある。同じ映画を何度も見返すことも新しい発見があるのかもしれないが、正直、日本ではもうそろそろ他の映画に目を向けてもいいんじゃないだろうか?とも思ったりする。




新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店