私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

年末調整 昨年から変わった点

2020-11-14 21:06:26 | 日の目を見ない会社員のブログ

ニュース番組でもコロナの報道に沢山の時間がかかり、新聞でもコロナ関連の記事に紙面が割かれている。

令和2年の年末調整関係の変更はとても大きなものなので、12月が近づいてきたら新聞やニュースで取り上げられると思っていたのだが、そんな余裕もないのかもしれない。今のところあまり取り上げられている風でもない。

私は仕事柄「皆は年末調整の制度が変更になり、提出しなければならない書類が1枚増えることを知っているのだろうか?」というのが非常に気になっていた。

皆さんがちょっとでも関心があるなら、「書類が一枚増えました。よろしくお願いします。」と丁重にお願いすればいい。しかしそもそも変更の事実を知らない人が多かったら・・・変更された事から話から始めるとなると、かなりハードルが上がってしまう。更に説明しているうちに「これは増税なの?」などと、詰問口調になったりしたらまたまた時間がかかってしまう。。。

社内で一番新聞を細かくチェックしており世の中の動きに敏感そうな人に「変更されることを知っていますか?」と探りを入れてみた。

この人が「知らない」と言ったら、殆どの人が知らないと思っていた方がいいかもしれない。

覚悟はしていたが、「知らない」という返事をあっさり貰ったのが1か月程前だ。

それから、「この大きな改正をどんな風に社内アナウンスして、書類を出してもらえばいいのだろう・・・」と地味に悩んでいたのだが、どうやっても上手く説明できる自信がない。

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今まで年末調整の書類として認識されていた来年用の「扶養控除等申告書」と今年用の「保険料控除申告書」

そして追加された「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」。

この書類のタイトルの長さからもこの書類がかなり無理をして作ったことが伝わってくる。細かくて、手書きで書く事を想定していないと思われる記入欄の小ささ・・・年末調整の電子化に今年から本腰を入れ始めているのは分かっている。それでも何年かは電子と手書きで併用されていくはずだ・・・このタイトルの長さと小さな記入欄。。。どこも間違っていないし、じっくり見れば「こうするしかなかったんだろう・・・」というのも分からないではない。

それでも分かりづらいなとは思う。仕事柄、この担当でなかったら、私も「書きたくない。読みたくない」と思ったはずだ。。。

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「この大きな改正をどんな風に社内アナウンスして、書類を出してもらえばいいのだろう・・・」と地味に悩み続けたが、結局良い方法を思いつかず、国税庁が作成した変更点を説明したYouTubeの画像を社内の掲示板に直接アップすることにした。

本来なら、会社の担当者が年末調整の説明会などで見る映像だろう。一般向けではないかもしれないが、もう仕方ない。

「令和2年中の収入金額を記載するって、まだ令和2年は終わっていないよね?」と何人もの人から質問を受けたが、「給与明細から見積もってください。」とお願いするしかない。そんな風にお願いする私も非常に心苦しいのを分かって欲しい。もちろん担当者として色々調整して年末調整を無事に処理できるようにはするつもりだが・・・

 

(4)「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」の記載のしかた