私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

世子が消えた 第17,18話

2024-07-31 21:41:13 | 世子が消えた 韓国ドラマ

ミョンユンと一緒にイ・ゴンの前に姿を現したのはミョンユンが調合した解毒剤をの処方された王。
臥せている間、言葉を発する事が出来ずとも、何かあったのかを全て聞いていた王だ。
誰が自分を裏切り、誰が自分の体調を案じていたのか全部お見通しだ。
息子二人の思いと、息子が二人ともミュンユンに心を寄せていた事も分かっているのだ。
兄弟が一人の女性をめぐってもめるのは日本でも大問題だが、韓国のそれは日本以上の大事。王が頭を悩ませるのも良く分かる。

本調子でない体調でも、大妃と御医に復讐すべく、王は援軍をひそかに宮中に送るべく画策。同じ頃、宮中では、以前から計画していたトソン大君の祖父が大妃と御医を失脚させるべく謀反を前倒しで実行。しかしそこに突然の王とイ・ゴンの登場。ドラマも終盤、王、トソン大君の祖父、そして大妃。三つ巴の戦いが始まるのだ。

長い間臥せっていても、そこは王。息子のイ・ゴンもそばにいるのだ。トソン大君の祖父、大妃、いずれも逃げ切れる事は出来ず窮地に追い込まれる。

父である王が戻ってきた事で「元に戻る」と本来の弟気質でやや楽観的にとらえるトソン大君と、全てが変わったと考える兄のイ・ゴン。この考え方の違いを知って、父である王はイ・ゴンを後継者に指名したのだろう。

宮中を後にしなければならない事は受け入れても、ミョンユンを諦める事が難しいトソン大君と、なんとかミョンユンとの未来を考えたいイ・ゴン。そして若い3人とは違った思いで、自分たちの人生をなんとかやり直そうとする大妃と御医。

大妃は諦める事を提案するも、御医は驚く程の熱心さで大妃を生かそうとするのだ。ある意味若い3人よりも強い思いで添い遂げようとする2人・・・

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厳しい人生を歩んできた大妃と御医。それ故、二人だけに通じる思いが強い事は重々分かっているのだが、自分たちの運命を受け入れる覚悟がないのが気になってしまい、応援する気持ちが起こらずここまで来てしまった。