
研究所に送り込まれた理由を考えれば、ソ・ベクホがミギョンに退職勧奨(正確には解雇通告か・・・)も当然なのだが、各種行動がそれに即していないので、ミギョンでなくとも混乱することは必須。更にミギョンの元カレであるパク・ギセが彼女の退職が決まっているのに、合併プロジェクトチームの彼女を招聘した事から、関係者の心の中だけでなく、見た目も混乱の状況に。
ここで、全部の状況を把握している可能性が高いのが原理原則主義のソ・ベクホだけだという事に気づく。
各種策略に長けるパク・ギセは元カノであるミギョンの事を秘密にしていたとも思えるが、破局の際に社内で噂になっていたことを考えると当然ソ・ベクホもミギョンとパク・ギセの事は把握済みだろう。
それでも社内的にはパク・ギセの方が上長で更に先輩であることを考えると、何も知らないふりをしているのは、会社人としてある意味当然の行動。
ただ、彼の原理原則主義がミギョンの出現によって、グラグラしているのは確実で、そのせいであれこれ面白い事が起こっているのだ。
今後は、ソ・ベクホの心の揺らぎを面白がって追求しようとしているパク・ギセの元妻の行動からも目が離せない。
ラブコメドラマの定番展開を考えると、ソ・ベクホとミギョンの突破口の鍵は彼女が持っている可能性もかなり高いかもしれず。
原理原則主義のソ・ベクホと、心のままに生きるミギョン。全く違う二人の波長がなんだか合ってしまい、それを隠しきれないようになっていて、それに研究所メンバーが振り回されているが、研究所メンバーの温かい見守りが二人に幸せを運んでくるきっかけになることは確実だろう。
ジャガイモが結んだ縁がどんな風に実るのか・・・ポテチが好きな私は、彼らをポテチカップルと命名したい。