私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

2022年2月22日 猫の思い出

2022-02-22 22:07:26 | なんということはない日常

2022年2月22日は「今世紀最大」猫の日、そして800年ぶりに、2が六つが並ぶ「スーパー猫の日」との事。

やっぱり、猫の思い出を書いておかないと・・・

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うちで飼っていた猫の名前はクロだった。
鼻から口、そしてお腹は白かったが、鼻から頭そして背中にかけては真っ黒だった。
足は白い靴下をはいたように足先だけ白く、もしアメリカに生まれていたなら、多分「ソックス」という名前で呼ばれていたことだろう。

拾ってきた当時はロッキード事件の追求が行われていた時期で、小学校でも「記憶にございません」というのが流行っていた時期だった。
毎日のようにロッキードという言葉を聞いていたので、ロッキードからロッキーと命名したいと母に訴えてみたのだが、「猫の名前は、クロ、シロ、タマ、ミケのどれかに決まっているもの。」と簡単に却下され、結局外見からクロという名前になった。

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昭和50年代、キャットフードがまだドライタイプの物が主流だった時代だ。昭和一桁世代の母は「別にキャットフードはいらない」と言い、白いご飯に削り節をかけた物となまり節を煮た物をクロに与えていた。食卓の下にクロ専用の食事場所を作り、私たちが食事をする時間に一緒にテーブルの下で自分のごはんを食べていた。

時々私がタラコを食べていると、テーブルの下からそっと出てきて音もなく私の茶碗めがけて飛び込み、タラコだけを取って逃げて行ったりした。怒られるのはクロではなく、ぼーっとして食べている私の方だった。

ある時、どこからか貰ったドライタイプのキャットフードを与えてみたが、噛み方が分からなかったらしく、コロコロと転がして遊ぶだけで食べる事が出来なかった。。。今売られているパウチタイプのウェットフードやちゅるピー等のおやつを与えたらどんなにか喜ぶだろう・・・・母が居たら一緒にそんな思い出話も出来るのに・・・と、それもちょっと寂しい。

写真は殆ど残っていない。携帯で手軽に撮影できるような時代だったら沢山写真も撮れただろうに・・・

見出し画像の写真は、台湾に行った際に街角で見かけたクロに似ていた猫。



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