私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

その電話が鳴るとき 第7,8話

2024-12-24 20:02:09 | その電話が鳴るとき 韓国ドラマ

展望台の上で誰かに押されて谷底に墜落。その衝撃で自分の携帯が壊れてしまった事で、万事休すだったヒジュだが、拉致犯から取り上げたサオンにだけ繋がる携帯電話のおかげで危機を脱する事が出来た彼女。
サオンの献身的な対応に驚くヒジュだが、彼女を守るべく出来うる事全てをやろうとする彼。ここまで来てもサオンがヒジュが406として電話をかけてきている事を分かっていないと思っているのが凄い。あれやこれやのトラブルで、自分がサオンの邪魔をしてしまっているのでは・・・と考えすぎなのだ。

驚くのはそのトラブルを自分の大統領選に活かそうとするサオンの父。親子二人の緊迫したやり取りから、二人が実の親子でない事が判明するものの、何故そんな危険な橋をサオンの父親が選択したのかはまだ謎だ。しかし、父親が先に大統領室に入った息子と嫁に嫉妬するという捻じれた思いの裏にある権力志向がなんとも怖い。

韓国ドラマらしいロマンティックな設定でサオンが全てを知っている事を確認するヒジュ。

結婚して3年目にして初めて夫婦らしい感情を味わう二人だが、彼女が話せる事はまだ二人の秘密だ。とにかくサオンとしては彼女を守る事が一番の目標。ヒジュは自分がサオンに嘘をついて脅していた事を恥じるものの、それを全て受け入れ、逆に自分が全てを失っても受け入れてくれるかと彼女に確認するサオン。

突然帰国したヒジュの姉イナは、サオンの秘密を知っているものの、誰がこの秘密をリークしたのかははっきり確信が持てない様子。サオンの両親は本当の息子の秘密を抱え、ヒジュの義父も何か大きな秘密を抱えている様子。更にヒジュの先輩であり、自分が居た児童養護施設から子どもが消えた秘密を探っている医師も何か秘密を抱えている様子。

登場人物で秘密を持っていない人は殆どおらず、更に全体の秘密の全貌を把握しているらしい人がいない状況で、ヒジュ経由でサオンに知らされる彼の出自に関する挑発行為。

ヒジュを拉致した人間には実行できそうもない計画的な揺さぶりの黒幕は誰なのか・・・サオンの過去を知っている釣具店の店主の店で起きる突然の火事が、トラブルの第2章開始の合図なんだろう。
謎の息子を仕立て上げてまで、権力を逃したくない執着心が大きなトラブルの影にあるのだ。欲望の大きさが悲劇を生んでいるドラマ。



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