私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 第7,8話

2022-07-27 21:33:32 | ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 韓国ドラマ

村の中心を通る大きな幹線道路の建設に揺れるソウル郊外の小さな村。
「なぜ、わざわざ村を二分するような中心に道路を通すのか?」と疑問を持つ村長たちは、ヨンウの勤務するハンバダに相談を持ち込むのだ。
建設関係の案件に明るくないチーム長とチーム員達の反応が悪い事を見て取った村長は「ここから車で一時間程ですから」とフットワーク軽く、半ば強制的にその足で彼らを自らの村に招待するのだ。村の真ん中には大きな榎の木があり(私には懐かしの♪この木何の木気になる木♪名前も知らない木ですからというBGMが聞こえてくる)村人たちは非常にフランクだ。すっかり村と村人に魅了されて下調べが厳しい案件を受けてしまう彼ら。

事務所の代表からは「ロマンに流されずに、政治的にも考えるように」と諭されるのだが、実際の裁判が始まるとその政治的という意味が実感するものとなる。

地方自治体側の弁護団はハンバダの永遠のライバルともいえる同じ大手のテサン。更に法務長官の就任の噂もある前代表テ・スミが全面に立って弁護を行うのだ。

村と村人の魅力に掛けて裁判に臨むヨンウたちと、地方自治体の建設計画の意図するところをしっかり汲み取り抗弁するテサン。ヨンウの抗弁に弁護士として感銘を受けている様子のテ・スミだが、仕事は仕事。出来る元代表は抜かりない。立ち退き問題もある工事につき物なのは、補償金だ。「もしかしたら補償金が増える可能性もある」というややざっくりした内容の書面を持ち、住民たちの心を揺さぶるテサン。

問題はそれだけではない。テサンの弁護士テ・スミの弁護ぶりにすっかり魅了されたウヨンの様子を見た父親は驚き、彼女が父親から独立しようとするのを止める為に、テ・スミが彼女を捨てて出て行った母親であることを打ち明けるのだ。

ショックを受けたヨンウに、ローファームの代表の娘だった彼女に農家出身の自分と結婚する選択肢は元からなかった・・・世の中の政治的判断を知らなかった自分が未熟だったんだ(なんと彼女と会う事を避けるために司法試験の受験までも諦めていた父親。政治的案件の解決はなんと人に痛みを残すものなのか・・・)・・・という父親の言葉に、「この案件は政治的解決を目指すべき」とひらめくヨンウ・・・

*****

自分でも知らずに実の母親に憧れるヨンウだが、彼女的な政治的判断で自分の進むべき道を選ぶ彼女。

今回は肝心な所でクジラが見えるのではなく、イルカが空を泳いでいたようだ。ストーリーに関連してとは芸が細かい・・あのCGにかなり費用がかかっているようだ。費用はかかっても、あの空飛ぶクジラにすっきりとした思いを感じている人は多いだろう。



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