私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

不可殺(プルガサル) 第7,8話

2022-01-13 21:16:02 | 不可殺(韓国ドラマ)

亡くなったサンミンの双子の姉は前世の記憶を持っていたのに、サンミンは何も前世の事を覚えておらず、胸に傷もない。彼女に前世の記憶を思い出させる為に、一番最近の前世である50年前に住んでいた村を訪れる事にする二人。

火事で両親が亡くなった前世の彼女。彼女の家に間借りしていた家族も亡くなったのに、彼女は一人火事から逃げ無事だったのだ。両親を置き去りに自分だけ逃げた事にショックを受けるサンミンだが、村では今も放火と思われる火事が続いていることが分かる。50年前の火事も現在の火事もファルが邪鬼退治を行った際に彼に恨みを持った邪鬼の仕業だったのだ。(サンミンを狙っているのは不可殺(プルガサル)だけではないのがややこしい)その邪鬼から、火事から逃れる事が出来ても結局自分が胸に黒い穴を持つウルテに殺された事を聞くサンミン。しかし、ウルテは彼女を殺した後、自分も同じように苦しんでいたと聞かされる。

確かにウルテは今もサンミンが苦しむ度に自分も同じように苦しんでいる。こうなると「俺の方が先だ」と言い張るウルテの話もどこまで信じた方がいいのか怪しいものだ。たった一人の兄を助ける対価としてドユンをファルの監視に送り込むウルテと「魂を取る」と言いながらも、彼女を見張るようにしながらも結局彼女を保護しているファル。

こんな風になってしまうと、結局サンミンがどちらを信じているか?という事が重要になってくる。サンミンはファルに優しさを感じ心を許している風だが、ファルの元にはウルテに情報を流すドユンもいれば、50年前の火事でファルに助けられた前世が巫女の女性は、突然「記憶を失った者が全てを思い出せば、周りの者は全て死ぬ」と過去の出来事の再来を預言したりする。50年前の火事で生き残った妹から、「ファルの家族を殺したのは胸に黒い穴の開いた不可殺(プルガサル)だったのに、それをサンミンのせいにした」と話を聞いても、それをファルにどう信じて貰えばいいかも分からないサンミン。

サンミンを悪者にしてファルと手を組みたいウルテ、サンミンに情が移りだして心が揺れるファル、ファルを信じたいサンミン、そしてファルとの悪縁の為に彼の周りに集まってくる邪鬼と600年前の因縁に因って集まってくる輪廻転生した人々。

恨みと因縁の大洪水で、邪鬼も人間も不可殺(プルガサル)もその運命に翻弄されっぱなしだ。

 



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