パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

グランパス、フロンターレとの2連戦の戦い方は

2021年05月05日 17時29分18秒 | サッカー

チームの完成度と個々の能力差、それにツキの差もあって数日前に0−4と
フロンターレに完敗したグランパス
2連戦の興味はグランパスがどのような戦い方をするかに絞られた
勝負は時の運というものの、前回の印象からはそこまで行ける可能性は少ない感じだったので
プロとして現実的にどう戦うか、つまりどう考えたかが、自分だったらどうするか?
と想像しながらネットの試合をみた

先発は先の試合の後半のように、長澤、稲垣、米本を中盤に置く守り主体のシステム
その分どうやって点を取るのかは難しそうだが、これは仕方ない

U24のアルゼンチン戦のように、前の試合で相手のスピードとか攻撃パターンの体感ができて、
少しは対応ができるかもしれないと期待したが現実は甘くはなかった
それでもゲームの始めは勇気のある戦いをした
先の試合よりもボール奪取にトライして、球際の個々の戦いは面白かった

いい試合というのは両チームが気合が入ってこそ完成する
実力差があるものの、フロンターレは前回も今回もこの試合が優勝を左右する戦いと全員が自覚した
一方グランパスは如何に失点を防ぐかといった視点でしかなかったような気がする

いい戦いをしていたが、前半の終わり近くのコーナーキックからのヘッドで失点
これはキッカーの質の高い技術が褒められるべきで、こうした質の高いプレーは
より緊張した大事な試合にこそ見られる
後半はじめの2点目も緊張感のある試合だからこそ生まれた得点で
個々の選手の質がひかるものだった

確かにチームの完成度とか個々の質に差はあったが、あれだけ活躍した三苫が
U24のアルゼンチン戦では彼のプレイも想定範囲内といた感じで読まれていて
あまり活躍できなかったのを思うと、グランパスもチーム全体の体感として
フロンターレのスピード、攻めから守りの切り替えの速さ、パス交換のリズム、ボールの置所
そういったものを直に経験して身につくまでにはなっていなかったと思われる
(結果は2−3)

ところで、こうなるとフロンターレを破るのはどのチームか?
と注目はそちらに向かう
プロの勝負の世界は厳しくて、少しでも手を緩めるとそれが元でリズムを崩してしまうことがある
この意味でフロンターレの後半、活躍した選手を休ませるのはいいとしても
少しばかり流れを悪くしたような気がいないでもない

リズムを崩すかもしれないのはグランパスも同じ
毎試合緊張感を持って戦うのは人として難しいが
それらを含めてチーム力と言える
一番いいのは勝ち癖をつけることだが、グランパスは気を取り直すことができるか

ところでいつも頑張っているキャプテンの丸山が、あのゴールへのパスのようなオウンゴール
彼に責任はないとは言えないが、これで個人としてリズムを崩さないで欲しい
いい意味で、こんな日もあるさ!と開き直るのもプロには必要かもしれない

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ブラジルにいる彼らとzoomで勉強(様子の確認?)

2021年05月05日 09時44分43秒 | 子どもたちのこと

頭ではわかっているつもりでも、実際に行ってみると改めて凄い時代になっていることに驚く
今朝、ブラジルに帰ったAくんとMちゃんとZoomを使っての勉強をした
ブラジルとの時差は12時間、日本では子どもの日の朝だが、ブラジルはその前日の4日の夜
寝る時刻を確認して負担の無いようにした

何よりも気になったのは元気で変わりないか?ということ
ディスプレイに写った姿は相変わらずのように見える
(彼はルービック・キューブが完成したのを自慢気に見せる)
近くで親御さんの声も聞こえる

ブラジルではコロナが広がっているので勉強はリモートで行っているそうだ
日本語も少しは使う機会があるようで、忘れてしまわないか不安だったが少しホッとする
(お姉ちゃんには彼女の日本語は自分の外国語よりずっと上なので
 忘れてしまうのは勿体ないといつも言い続けている)

とりあえず以前やっていたものの続きを行う
簡単な文章を読んでもらうのだが、改めて日本語は難しい言語だと再確認
音読み、訓読みがあって覚えることが多い
でもこれは慣れるしかない

勉強の始めにこどもの日の柏餅の話をしてみた
Aくんは柏餅は記憶になかったようだが、お姉ちゃんは覚えていた
「先生(先生じゃないが彼らはそう言ってくる)、なんで葉っぱに包まれているのですか?」
チコちゃんの問ではないが、改めて聞かれると答えに詰まる
「ごめん、今度までに調べておくね」

そんなこんなで、久しぶりのZoomの勉強はまずまず
少し驚いたのは音の遅れがあまりなかったこと
テレビでは遠方と音やり取りに音声のズレがあるが、今回は気になることはなかった

うまくいった!
と言うよりも久しぶりに元気な顔が見られたことが何よりも良かった
「どうする、これからも続ける?」
試しに行ったこの勉強、彼らは嫌がっていないようで、とりあえず次も行うことにした
それにしても、、凄い時代だ
そして、その時代は彼らの時代だ

 

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